マダニに噛まれた人が「ダニ媒介脳炎」で亡くなられたニュースはご存じですか?
またマダニに噛まれて亡くなった人がいるんだ・・・と、とても怖くりました。
「子供が犬の散歩をするからマダニ予防スプレーを買ったのよ」
近所の人がスプレーを見せてくれたんです。
犬の散歩中にマダニをくっつけて帰ったことがあると言っていました。
マダニは普通のダニのように家に生息しているわけではありません。
草むらなどが危険です。
子供がいる家庭では、山や公園、川遊び、キャンプなど色々なアウトドア体験をする機会がありますよね。
マダニに噛まれたら怖いと思っていたけれど、うちはこれといった対策はしていませんでした。
山などに行かなければ大丈夫、というわけでもないんですよ。
庭で家庭菜園をしている時に噛まれた事例もあります。
マダニに噛まれて怖いのは感染症にかかることです。
最悪の場合、命の危険もあるのが怖いですよね。
今回は、
- おすすめのマダニ予防スプレー(人間用)
- マダニに噛まれてかかる怖い感染症
- マダニに噛まれないための予防法
- マダニに噛まれた時の対処法
- マダニの被害が増えた原因
など、子供をマダニから守るために気になることをお伝えします!
家族で自然に触れる機会が多い方はチェックしていってくださいね♪
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目次
マダニ予防で持っておきたい予防スプレー(人間用)
サラテクト マダニ・トコジラミ用
【沖縄、離島発送不可】アース製薬 虫よけスプレー サラテクト マダニ トコジラミ... |
こちらの商品は、ただの虫よけスプレーじゃなくてマダニ・トコジラミ用です。
蚊だけに効果的な虫よけスプレーはマダニ対策にはなりませんよね。
サラテクト「マダニ・トコジラミ用」は、
- マダニ
- トコジラミ
- 蚊
- ブヨ
- アブ
- ノミ
- イエダニ
- サシバエ
これらの虫を避けるのに効果的なんですよ♪
パウダー配合で、スプレーした後のお肌がサラサラ、無香料、皮膚アレルギーテスト済みなので安心して使うことができます。
子供に使用する場合に気をつけることは以下です。
- 顔には使用しない
- 6ヶ月未満の乳児には使用しない
- 6ヶ月以上2歳未満は1日1回
- 2歳以上12歳未満は1日1~3回
- 同じ皮膚面に続けて3秒以上スプレーしない
- 保護者などの指導監視のもとで使用する
- 蚊やブヨが多い戸外など、必要な場合にのみ使用する
子供に使用する時には、使用回数を守るようにしなければなりません。
このように使用回数が制限されているのは、虫よけスプレーに含まれているディートという成分が関係しています。
ディート(化学名:ジエチルトルアミド)は、世界中で虫よけスプレーなどに使用されている成分です。
国民生活センターは、
ディートは一般的には毒性が低いとされているが、まれに体への影響があると報告されている
ディートについてこのように言っています。
厚生労働省は、
・ディートを含有する医薬品等は、我が国において40年以上も前から使用してきているにもかかわらず、現在まで薬事法に基づく副作用報告はない
・米国、カナダ、英国などにおいて、販売停止などの措置を講じている国はない
このような見解を示し、
ディートの使用は問題はないけれど、国内で流通している製品には使用法等の記載に不明確なものが多いことから、使用回数などを記載することになっています。
副作用の報告もなく、毒性は低いとされている成分です。
もしも子供がマダニに噛まれてしまったら大変なことになりかねません。
ディートなどの成分を恐れて虫よけスプレーの使用をやめるよりも、用法を守って虫よけスプレーを使用し、マダニから子供を守るほうが適切ではないでしょうか。
国立感染症研究所「マダニ対策、今できること」には、ディートの使用でマダニの付着数を防ぐことができると記載されています。
画像引用:国立感染症研究所HP「マダニ対策、今できること」
▼マダニ対策について
国立感染症研究所「マダニ対策、今できること」
マダニに噛まれると怖いのは、最悪の場合死亡してしまうこともある感染症にかかる可能性があることです。
次は、マダニに噛まれるとどういった感染症にかかる可能性があるのか見ていきましょう。
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マダニに噛まれると怖い感染症
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
SFTSは、2011年に中国の研究者によって発見された新しいウイルスによるダニ媒介性感染症です。
潜伏期間は6日~2週間で、
- 発熱
- 食欲低下
- 嘔気
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 頭痛
- 筋肉痛
- 意識障害
- 失語
- リンパ節の腫れ
- 皮下出血
- 下血
などの症状が現れます。
検査では、白血球の減少、血小板の減少、血清逸脱酵素の上昇が認められ、致死率は6.3~30%です。
有効なワクチンや薬剤がないため、治療は症状を和らげたりする対症療法となります。
国立感染症研究所HP「SFTS症例の概要(2016年7月27日現在)」によると、報告数合計203人のうち、死亡例は48人でした。
年齢層の多くは、60代54人、70代60人、80代62人となっています。
※画像引用:国立感染症研究所「感染症発生動向調査で届けられたSFTS症例の概要」
発症時期は5月から8月が最も多く、冬は少ない傾向にあります。
SFTS症例の届け出地域(2016年7月27日現在)は以下です。
※画像引用:国立感染症研究所HP「SFTS症例の届け出地域」
- 石川県・・・2
- 三重県・・・3
- 京都府・・・3
- 兵庫県・・・2
- 和歌山県・・・8
- 島根県・・・4
- 岡山県・・・5
- 広島県・・・17
- 山口県・・・15
- 徳島県・・・18
- 香川県・・・1
- 愛媛県・・・21
- 高知県・・・21
- 福岡県・・・7
- 佐賀県・・・3
- 長崎県・・・11
- 熊本県・・・6
- 大分県・・・8
- 宮崎県・・・32
- 鹿児島県・・・16
西日本に多いのは、マダニが発生しやすい温暖な気候が関係しているかもしれませんね。
全国的に増えていくのも時間の問題なのではと言われています。
ダニ媒介性脳炎
ダニ媒介性脳炎は、日本脳炎と同じフラビウイルス属のウイルスによってひきおこされます。
先日、ダニ媒介性脳炎で初めての死者というニュースがありました。
日本では聞き慣れない病気ですが、世界では決してまれな病気ではないんですよ。
ダニ媒介性脳炎にはいくつかの種類があり、
- ロシア春夏脳炎
- 中央ヨーロッパ型脳炎
が主になります。
ウイルスを持ったマダニに噛まれて感染したり、感染した山羊や羊などの未殺菌の乳を飲んで感染することもあるそうです。
人から人への直接感染はありません。
潜伏期間は7~14日です。
中央ヨーロッパ型脳炎の症状は、
- 発熱
- 筋肉痛
などが2~4日間続き、そのうちの3分の1が髄膜脳炎になります。
髄膜脳炎になると、
- 痙攣
- 目眩
- 知覚症状
などが現れます。
ロシア春夏脳炎の症状は、
- 高度の頭痛
- 発熱
- 悪心(おしん:吐き気のこと)
などの後に、髄膜脳炎になることがあります。
発症した場合の致死率は、中央ヨーロッパ型脳炎が1~2%で、ロシア春夏脳炎が20%です。
回復しても数割の人が神経学的後遺症が見られます。
中央ヨーロッパ型脳炎はインフルエンザのような症状です。
冬になると、脳炎が怖くてインフルエンザ予防にとても気を使いませんか?
マダニにも脳炎があるなんて心配ですよね。
日本紅斑熱
日本紅斑熱は、リケッチアジャポニカと呼ばれる病原体を持ったマダニに噛まれることでおこる感染症です。
人から人への感染はありません。
潜伏期間は2~8日間で、
- 頭痛
- 発熱
- 急激な高熱(38度~40度)
- 高熱後、全身に米粒大から小豆大の紅斑
などの症状が現れます。
悪化すると臓器障害や意識障害を引き起こすことがあるので早めの受診が必要です。
Q熱
Q熱は、コクシエラ菌による感染症です。
Q熱の感染源は主に家畜や愛玩動物ですが、多くの動物やダニが保菌しています。
急性と慢性に分けられ、急性型の潜伏期間は2~3週間です。
- 発熱
- 頭痛
- 筋肉痛
- 全身倦怠感
- 呼吸器症状
など、インフルエンザのような症状が現れます。
自然治癒する傾向が強く、ほとんどが14日以内に解熱します。
しかし、慢性型に移行すると致死率が高くなるので適切な治療が必要です。
ライム病
ライム病は、スピロヘータという細菌による感染症です。
ネズミやシカ、野鳥などを保菌動物としてマダニを媒介し感染します。
症状はstage1、stage2、stage3の3つにわけられます。
▼感染初期(stage1)の症状
- 遊走性紅斑(噛まれた部位が赤く盛り上がった紅斑で始まり、遠心上に拡大)
- 筋肉痛
- 関節痛
- 頭痛
- 発熱
- 悪寒
- 全身倦怠感
など、インフルエンザのような症状だと言われています。
▼播種期(はしゅき・stage2)の症状
- 皮膚症状(小さな紅斑の多発など)
- 神経症状(顔面神経麻痺など)
- 心疾患
- 眼症状
- 関節炎
- 筋肉炎
- 倦怠感
播種期になると、病原体が血液の循環とともに全身に拡散され、さまざまな臓器の症状も現れます。
※播種期とは、ウイルスが生体内で最初に感染または発生した場所から離れ、体液の流れによって体全体に広がったり他の臓器に転移したりすることです。
▼慢性期(stage3)の症状
慢性期(stage3)は、播種期の症状に以下の症状が加わります。
- 重度の皮膚症状
- 慢性関節炎
- 慢性脳脊髄膜炎
- 慢性角膜炎
感染から慢性期までは、数ヶ月から数年かかると言われています。
野兎病
野兎病(やとびょう)は野兎病菌による急性熱性疾患です。
野兎の剥皮作業や調理の際に感染することが多いのですが、リス、ムササビ、猫、ニワトリとの接触、マダニやアブに噛まれたことによる感染も報告されています。
人から人への感染はありません。
3~7日の潜伏期間の後、
- 発熱(38度~40度)
- 悪寒
- 戦慄
- 頭痛
- 筋肉痛
- 関節痛
- リンパ節の腫脹(しゅちょう・炎症などによって腫れ上がること)
などの症状が現れます。
感染力はとても強く、目などの粘膜部分や皮膚の傷はもちろん、健康な皮膚からも侵入できる怖い病原体です。
野兎病の治療は抗菌薬が有効なので、早めに受診しましょう。
キャサヌル森林病
キャサヌル森林病ウイルスによる感染症です。
マダニとげっ歯類(ネズミ、ビーバー、リスなど)の間で感染がめぐり、マダニを介して人に感染します。
人から人へは感染しません。
潜伏期間は3日~12日間で、症状は以下です。
- 突然の発熱
- 頭痛
- 筋肉痛
- 咳
- 脱水
- 低血圧
- 出血
- 消化器症状
約40%に出血性肺水腫がみられ、時には腎不全になることも。
15~50%の患者は、1~3週間寛解(かんかい・症状が治まっておだやかなこと)が続いた後、再度発熱がみられ、
- 髄膜炎
- 脳炎
- 精神障害
- めまい
- 振戦(しんせん・体の一部が勝手にふるえること)
などの症状が現れます。
治療は対症療法となり、致死率は3~5%です。
クリミア・コンゴ出血熱
野生、家畜などの哺乳動物が自然宿主の、クリミア・コンゴ出血熱ウイルスによる急性熱性疾患です。
マダニを介したり感染動物を通して感染し、感染した人の血液や汚物などからも感染します。
2~9日の潜伏期間の後、
- 発熱
- 頭痛
- 筋肉痛
- 腰痛
- 関節痛
- 腹痛
- 嘔吐
- 咽頭痛
- 結膜炎
- 黄疸
- 羞明(しゅうめい・異常にまぶしさを感じること)
- 知覚障害
- 点状出血
- 紫斑
このような症状が現れます。
重症化すると全身出血がおこり、致死率は15~40%です。
こうしてみると、マダニを介して感染する病気はたくさんありますね。
次は、子供がマダニに噛まれないための予防法を見ていきましょう!
子供がマダニに噛まれないための予防法は?
肌の露出を最小限にする
マダニから身を守るためには、マダニがいそうな場所で肌の露出を最小限にしましょう。
- 帽子をかぶる
- 首にタオルを巻くか、ハイネック
- シャツの袖口は軍手や手袋に入れる
- ズボンの裾に靴下をかぶせる
このように、袖口やズボンの裾からの侵入も防ぐようにしてくださいね♪
一般的には長袖長ズボンが良いとされています。
しかし、そうは言っても季節によっては長袖長ズボンは子供には暑い時もありますよね。
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これなら半袖半ズボンの上からサッと羽織ったり出来ますし、ネット生地なので通気性は抜群です!
サイズは95cmからあり、虫が嫌がる繊維用マイクロカプセル型忌避成分を使用、殺虫成分は入っていません。
子供に虫よけスプレーを使用したくない場合でも、安心してレジャーを楽しむことができますよ♪
虫よけスプレーを使用する
虫よけスプレーは用量と用法を守れば安全に使うことが出来ます。
虫よけスプレーを使用した上で、先ほどご紹介した虫よけパーカーなどを羽織ると2重の安心ですね♪
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帰宅後は玄関先で服や髪をチェック
レジャーなどから帰宅した時に、マダニが服にくっついていないかチェックしてから室内に入りましょう。
上着を振り払ったり、服や髪にくっついているマダニがいないかチェックしてあげてくださいね♪
シャワーや湯船でお肌をチェック
帰宅後、まずはお風呂でマダニがくっついていないか全身をチェックしてください。
マダニに噛まれても長時間気づかない事は珍しくありません。
噛まれても痛みやかゆみがないことが多く、10日間も吸血することもあるんですよ。
あなたはもしもお子さんがマダニに噛まれてしまったら、どんな対処をしますか?
マダニに噛まれない事が1番ですが、マダニに噛まれた時の対処法も見ておきましょう!
マダニに噛まれた時の対処法は?
皮膚科に行く
マダニに噛まれた時は、自分で取らずに皮膚科で処置をしてもらうのがベストです。
自分で取った場合、マダニの頭が残ってしまう危険性も。
皮膚科に行くと、ピンセットや麻酔して切開などの方法でマダニを除去してくれます。
その後消毒をして、必要であれば軟膏や抗生物質が処方されるので安心ですよ。
マダニを取ってもらった後、数週間は発熱などに注意するように言われます。
もしも発熱した場合はすぐに内科を受診してくださいね。
病院が時間外の場合
マダニに噛まれた事に気づいたのが病院の時間外の場合は、夜間救急の当番医に電話して指示を仰ぎましょう。
夜間救急に電話した時に、
- 「すぐに来てください」と言われて除去してもらった人
- 「明日皮膚科に行って下さい」と言われた人
など、病院によって対応が違うようです。
近頃はマダニに噛まれて死者も出ていることから、「明日皮膚科に~」なんてのん気な事を言う病院は少ないかもしれませんね(そうであって欲しい)。
自力で取った時にマダニをつぶしてしまうと、マダニの体液が侵入するという話しも聞きました。
時間外で診察してくれる病院もない場合はどうしますか?
我が子にマダニがくっついているのをわかっていて一晩放置なんてできませんよね(・・;)
自力の除去方法の中では、ワセリンでマダニを窒息させて、ピンセットで除去する方法がやりやすそうだと思いましたよ。
自分で除去した場合でもできるだけ早く受診してくださいね!
全てのマダニがウイスルや細菌を持っているわけではないので、自分で取っても何の問題もない場合はもちろんあります。
マダニは昔から普通に生息していました。
感染症などの被害が知れ渡るようになったのは最近ですよね?
私の子供が小さい頃には「マダニに気をつけよう」なんて事はどの育児雑誌にも書いてありませんでしたし、ニュースにもなっていませんでした。
では、どうしてマダニの被害が聞かれるようになったのでしょうか?
マダニの被害が聞かれるようになったのはどうして?
マダニに出会う機会が増えたから
マダニに噛まれる人が増えた要因は、アウトドアやレジャーでマダニに出会う機会が増えたからです。
日本皮膚科学会HPにある「皮膚科Q&A」には、
マダニ類は山野、森林に生息していますのでやはり人間がアウトドアのレジャー、リゾート開発でマダニに出会う機会が増加したことがまず一因です。
このように記載されています。
アウトドアブームで、キャンプや川遊び、登山などする人が年々増加していますよね。
マダニ生息地の増加
農耕地の荒廃(あれはてること)による、マダニ生息地が増加したことも原因としてあげられます。
減反政策、農業従事者の高齢化が引き起こす農耕地の荒廃によるマダニ生息地の増加、マダニ吸血源である野生鳥獣(例えば鹿など)が、狩猟の抑制により逆に増加していることも要因です。
引用:日本皮膚科学会HP「皮膚科Q&A」
減反政策は、「げんたんせいさく」と読みます。
減反の反は「田んぼ」のことで、「米を作る変わりに他の作物を作ってくださいね」という国の政策です。
この政策によって放置される田んぼが増えたり、農業をする人の高齢化などで農耕地が荒れ果ててしまい、マダニの生息地が増えています。
また、マダニは吸血源がいないと増加しませんが、近年はマダニの吸血源である鹿が増加しているんですよ。
農林水産省による「森林における鳥獣被害対策のためのガイド」には、
- 鹿の保護政策や狩猟者の減少
- 森林環境が変わったこと
- 農山村の過疎や高齢化
など様々な要因によってが鹿が増加していると記載されていました。
▼農林水産省「森林における鳥獣被害対策のためのガイド
シカが増えた原因
マダニを知らない都会の人が被害にあう
マダニをよく知っている人はマダニ対策を昔からしています。
マダニの被害が増えたのは、マダニを知らない人が対策をせずにマダニに触れる機会が増えてしまったことも原因です。
さらにマダニを古くから認識している森林労働者と異なり、マダニを知らない都会人の被害が増えていることも一因です。
引用:日本皮膚科学会HP「皮膚科Q&A」
マダニの怖さを知っている森林労働者の方などは、マダニに噛まれないように完全防備をしています。
私は都会人ではないのに最近までマダニの存在さえ知りませんでした。
登山の時は蚊や蛇に注意するくらいで、草むらにもほぼノーガードでガンガン侵入していたんです。
マダニの存在を知らなかった人は怖さも知りません。
今はマダニの怖さは周知されているので、多くの人が対策をしていますね!
マダニ対策をして子供を守ろう!
今回は、おすすめのマダニ予防スプレーや、子供をマダニから守るために知っておきたい事をお伝えしました。
マダニ対策は噛まれないようにする事が最も重要です。
マダニの事を調べてみると、今まで私や我が子はいつマダニに噛まれてもおかしくない状況だったという事がわかりました。
草むらとか入りまくってたんです・・・。
寝転んだり座ったり、半袖半ズボンでなんの対策もせず(・・;)
家の近くにクローバーやシロツメクサがたくさん生えている空き地があって、子供が小さい時は座り込んで冠を作っていました。
もちろん出来上がった冠はかぶらせています。
何十回もしたことがあるので、その冠にマダニがくっついていたこともあったかもしれません(T_T)
マダニに噛まれてもしも感染症になってしまったら大変です。
お子さんにも、マダニに噛まれたら感染症になる可能性があることや、噛まれないようにすることが大切だということを教えてあげてくださいね♪
マダニ予防スプレーや虫よけパーカーなどでマダニを予防して、安心してアウトドアを楽しみましょう!
▼こちらの記事もどうぞ
子供の窓からの転落防止対策!転落の場所や時間帯は?
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