「母の日はどうしてカーネーションなの?」
「花言葉の意味は?」
「白いカーネーションは亡くなったお母さんに贈るって本当?」
母の日にカーネーションを贈るのはなぜなのか・・・。
白いカーネーションのことも気になります。
今回は、
- 母の日にカーネーションを贈るのはなぜ?白は亡くなったお母さん?
- カーネーションの花言葉の意味は?
- 贈るのは何本がいいの?
など、母の日のカーネーションについてお伝えします!
「母の日はなぜカーネーション?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです^ ^
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母の日にカーネーションを贈るのはなぜ?白は亡くなったお母さん?
母の日にカーネーションを贈るようになったのは、アンナ・ジャービスが教会で亡き母に白いカーネーションを贈ったからだと言われています。
アンナの母アン・ジャービスは、行動力があって心優しい女性でした。
アメリカの南北戦争の時に敵味方関係なく負傷兵のケアを行っていたそうです。
母アンは、1905年の5月に亡くなりました。
2年後、アンナは母が日曜学校をしていた教会で追悼会を開いています。
その際に、祭壇にアンが好きだった白いカーネーションをたむけ、参列者にも配ったことが「母の日のカーネーション」のきっかけです。
「亡くなったお母さんには白いカーネーション」
このように言われるようになったのもアンナの行動が由来ですね。
当初は母親を亡くした人は白いカーネーション、母親が健在な人は赤いカーネーションでした。
しかし、母親がいない子どもへの配慮として区別することなく赤いカーネーションが一般的になっています。
赤いカーネーションは「母性の象徴」の花です。
キリストが処刑される時に聖母マリアが落とした涙から咲いた花だと言われているんですよ。
最近はいろいろな色のカーネーションが出回っていますよね。
「毎年赤いカーネーションだけど今年は他の色にしてみようかな」
「色によって花言葉が違うよね?」
色によっては母の日にふさわしくない花言葉もあるんですよ。
次は、カーネーションの花言葉を色別にご紹介します。
カーネーションの花言葉の意味を色別に!母の日におすすめの色は?
カーネーションの色別の花言葉はこちらになります。
- 赤・・・母の愛、母への愛
- ピンク・・・感謝の心、熱愛
- 白・・・私の愛情は生きている
- オレンジ・・・熱烈な心
- 黄・・・軽蔑、嫉妬
- 青・・・永遠の幸福
花言葉の意味から考えると、母の日におすすめの色は「赤」「ピンク」「白」「青」です。
「私の愛情は生きている」
白いカーネーションの花言葉にグッときました…。
お母さんを亡くしても、お互いの愛は変わりませんね。
黄色いカーネーションの「嫉妬、軽蔑」って(・・;
見た目は綺麗だけどプレゼントには不向きですね。
最近はいろいろなカーネーションが出回っていますが、赤いカーネーションが1番しっくりくるなーと思いました^ ^
「母の日にはカーネーションをプレゼントするね」
「ありがとう。1本でいいからね」
娘と私の会話です。
小学生なのでそんなにお金を持っていません。
気持ちの問題ですから1本のカーネーションでじゅうぶんです。
「1本?少なくない?普通は何本とかあるんじゃないの?」
「贈る本数に普通とかないでしょ~、気持ちの問題なんだし」
「でもさ、薔薇は1本が一目惚れで3本は告白って意味があるじゃん?カーネーションの本数にも意味があるんじゃないの?」
薔薇の本数に意味があったんだ・・・。
最近の小学生はいろいろ知ってるなぁ(・・;
男の子は大変だ(T_T)
母の日に贈るカーネーション、何本とかあるのでしょうか?
贈るのは何本がいいの?
母の日のカーネーションの本数に決まりはありません。
1本でも100本でも好きなようにしてください^ ^
「◯◯円で母の日用の花束を作って下さい」
こんなふうに花屋さんに伝えたら綺麗な花束を準備してくれます。
2000円もあれば立派な花束ができますよ。
何本でもいいけれど、年配の人で「4」と「9」の数字を気にされる方はけっこういらっしゃいます。
私の母は、卵焼きの数とか「4」を避けて父のお弁当を作っていました。
「4」は「死」、「9」は「苦」を連想させるとか。
私は、「4」は幸せの「し」って言ってます(・・;
あなたは豪華な花束が好きですか?
私はゴージャスな花束よりも、1輪が好きです。
一輪挿しは可憐で綺麗ですよね。
以前、私は母に鉢植えのカーネーションを贈っていました。
「贈っていました」という過去形なのは、ここ数年はカーネーション以外のものを贈っているからです^ ^
数年前に贈ったアジサイやカーネーションの鉢植えは、いまでも庭で毎年咲いています。
庭がカーネーションだらけになっても・・・と思って、使えそうなものをプレゼントするようになりました♪
けれども、やっぱり母の日のカーネーションってなんかいいですね・・・。
母への愛が1番ストレートに伝わる気がします。
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まとめ
今回は、「なぜ母の日はカーネーションなのか」などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
- 母の日にカーネーションを贈るようになったのは、アンナ・ジャービスが亡き母に白いカーネーションを贈ったから
- 亡き母には白いカーネーション、健在の母には赤いカーネーションとされていた
- カーネーションを贈る本数は特に決まりはない
どんどん商業的になっていく「母の日」が納得できなくて、アンナ・ジャービスは母の日を廃止しようとしたそうです。
高価なプレゼントなんて必要ない、母に感謝の気持ちを伝えることが大事だと思っていたんでしょう。
母の日は、「何を贈るか」よりも「感謝の気持ちを伝えること」が大切ですね。
母の日のカーネーションについて調べる中で、素敵な本に出会いました。
いとうみくさん作の「カーネーション」です。
長女を愛せない母と愛されたい長女。
次女は溺愛されているのにどうして…。
溺愛される妹を見ながら、それでも愛されたいと思う気持ちがひしひしと伝わって胸が痛くなります。
とても重いお話ですが、読んだ後は我が子を抱きしめたくなりました。
この本を読み終えたら、我が子に笑いかけたりできる普通の日常に感謝することができます。
よかったら読んでみてください(*'▽')
普段はお母さんに感謝の気持ちをなかなか伝えられませんよね。
照れくさいしわざわざ伝えなくても・・・なんて思ってしまいがちです。
なかなか言えない感謝の気持ち。
母の日にめいっぱい伝えましょう^ ^
あなたの母の日が、笑顔あふれる一日になりますように☆