「気が置けない人」
「気が置けない友人」
安心できる人のこと?
遠慮しなくちゃいけない人?
誤用が多いと言われている「気が置けない」。
意味や使い方が気になります。
今回は、「気が置けない」の
- 意味
- 注意点
- 「気が置けない」「気の置けない」どっち?
- 例文
などをお伝えします!
「気が置けないとは」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
「気が置けない」ってどんな意味?
出典:現代標準国語辞典
気が置けない
- うちとけて気軽に接することができる
- 遠慮がいらなくて、安心して気軽につきあえる
- きがね/えんりょしなくていい
参考:ベネッセ新修国語辞典・現代標準国語辞典・三省堂国語辞典
うちとけてきがねや遠慮をしなくていい、安心して気軽につきあえるのが「気が置けない」です。
「気が置けない人」は、「きがねや遠慮をしなくていい心許せる人」という意味になります。
「気が置けない」の注意点は?
誤用が多いと言われている「気が置けない」。
以下のように間違えてるかたが多いようです。
出典:ベネッセ新修国語辞典
「油断できない、気を許せない、気配りや遠慮をしなくてはならない」という意味で使うのは間違いです。
「・・・ない」という否定表現になっているので誤用されがちとのこと。
平成14、18、24年に行われた文化庁の「国語に関する世論調査」では、正しい使い方をしている人は約42%だったんですって。
若者だけでなく各世代で誤用が多かったようです。
「気が置けない」は「安心して気軽につきあえる」こと。
間違えないようにしましょう(*'▽')
「気が置けない」「気の置けない」どっち?
出典:ベネッセ新修国語辞典
「気の置けない人」のようにもいう、とありますね。
どちらを使っても大丈夫そうです。
「気が置けない」の例文は?
- あなたは私にとって、何でも話せる気が置けない友達よ
- この店は気が置けなくていいね
- 彼女は気が置けない人だ
「安心して気軽につきあえる」を表すときに「気が置けない」を使いましょう!
「気が置けない」のまとめ
「気が置けない」をまとめます。
気が置けない
意味
- うちとけてきがねや遠慮をしなくていい、安心して気軽につきあえる
注意点
- 「油断できない、気を許せない」の意味で使うのは間違い
「気が置けない人」っていい意味なのか悪い意味なのか迷ってしまいますよね。
ポジティブな意味と覚えておけば間違えることはなさそうです。
「気が置けない」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆