「雛人形いつ飾る?いつ片づける?」
「姉妹ならどうする?」
「代々受けついでもいいの?」
「雛人形をしまうのが遅くなるとお嫁にいけないって聞いたけど?」
今回は、
- 雛人形を飾る日と片づける日は?
- 姉妹の場合はどうする!?
- お母さんの雛人形を娘が受け継いでも大丈夫?
- 「雛人形を早く片付けないとお嫁に行き遅れる」の理由は?
など、雛人形について気になることをお伝えします!
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雛人形いつ飾る?片づけるのは?
雛人形を飾る日と片づける日に「いつ」などの決まりはありませんが、「よいと言われる日」は以下になります。
雛人形を飾る日
立春の日
立春は節分の次の日で、「暦の上で春が始まる日」です。
立春
- 2020年 2月4日(火)
- 2021年 2月3日(水)
節分で厄払いをして雛人形を出すという流れですね♪
雨水の日
「雨水」は二十四節気のひとつで、雪が雨に変わって春の兆しが訪れる頃です。
雨水
- 2020年 2月19日(水)から3月5日(木)
- 2021年 2月18日(木)から3月5日(金)
雨水の日に飾ると「良縁に恵まれる」と言われています。
恵みの水が子宝神話と結びついたそうですよ♪
雛人形を片づける日
啓蟄の日
「冬ごもりしていた虫が春の暖かさを感じて出てくる頃」が啓蟄の日です。
啓蟄の「啓」は「ひらく」、「蟄」は「土の中で冬ごもりをしている虫」という意味があります。
啓蟄の日
- 2020年 3月5日(木)から30月20日(金)
- 2021年 3月5日(金)から3月19日(土)
どうしてこの日がいいと言われるのか、理由はさだかではないようです。
二十四節気で「雨水」の次が「啓蟄」ですから、流れ的にそうなったのかもしれませんね♪
ですが、雛人形を片づける日で最も大事なのは、日にちよりも天候です。
雛人形が湿気を含まないよう、お天気のいい日にしまってくださいね(*^^)v
姉妹の場合はどうする!?
姉妹の場合、二つ目はコンパクトな飾りを準備するのが一般的です。
- 親玉飾り(男雛と女雛のセット)
- コンパクトな雛人形
- 立ち雛
- 市松人形
- 羽子板
- 名前旗
- つるし雛
▼つるし雛
▼市松人形
▼羽子板
段飾りの周りにコンパクトな飾りが並んでいる光景は、とっても華やかですね!
お母さんの雛人形を娘が受け継いでも大丈夫?
お母さんの雛人形を娘さんが受け継いでも大丈夫です。
旧家では代々受け継がれることはよくあります。
母親の想いのつまった雛人形、ずっと大事にしたいという気持ちは素敵ですよね。
雛人形も長年大事にされて喜んでくれると思います(*^^)
「厄除けのためなんだから受け継がない」
「代々受け継いていきたい」
色々な考えがあって当然ですから、どちらの考えも間違っていないと思います。
娘さんの幸せを想って選んだ選択に、どちらが正しいなどにとらわれる必要はありませんよね♪
「雛人形を早く片付けないとお嫁に行き遅れる」の理由は?
厄を遠ざけたいから
雛人形は、身代わりになって厄を受けてくれるものです。
雛人形を早めに片づけることで、厄を遠ざけるという考えがあります。
しつけのため
雛人形を片付けるのはけっこう面倒ですよね。
「片付けができないと素敵な女性になれない」という理由で、しつけの意味がこめられています。
結婚の象徴
雛人形は婚礼の様子です。
実際の結婚に結びつけ、「早く片付ける→早くお嫁に片付く」と言われるようになりました。
笑顔のひな祭りを過ごそう!
今回は、雛人形を飾る日と片づける日などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
- 雛人形を飾るのは立春または雨水
- 雛人形を片付けるのは啓蟄
- 姉妹の場合は雛人形とコンパクト飾りを準備するのが主流
- お母さんの雛人形を受け継ぐのはアリ
雛人形を飾る日と片づける日に決まりはありません。
急いで出したりしまったりするより、都合のいい日に落ち着いてするのがいいですね♪
笑顔あふれるひな祭りになりますように☆