「敬老の日ってどうやってできたの?」
「由来は?」
敬老の日の意味は、「おじいちゃんおばあちゃんを尊敬して親しみ、長生きをお祝いする」です。
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。
※敬愛・・・尊敬し親しみの心を持つこと
子どもには、「お年寄りを大切にする心」を持って欲しいですよね。
敬老の日の由来を説明してあげることは、そんな気持ちを育むいい機会かもしれませ(*^^)v
今回は、
- 敬老の日の由来
- 子どもに簡単に説明するには?
など、敬老の日について気になることをお伝えします!
「由来はなんだっけ?」って思ってる方の参考にしてただけると嬉しいです^ ^
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敬老の日の由来って?
敬老の日の由来は諸説ありますが、中でも有名なものをご紹介します。
「お年寄りを大切にしよう」と提唱した兵庫県の敬老会
兵庫県多可郡野間谷村の村長と助役が1947年に提唱した「としよりの日」が始まりだという説が最も有力です。
「老人を大切にし、年寄りの知恵をかりて村作りをしよう!」
野間谷村では、このような理由で9月15日を「としよりの日」として敬老会が開かれていました。
野間谷村で始まった敬老会が1950年からは兵庫県全体で行われるようになり、次第に全国へ広がったと言われています。
1966年、国民の祝日として敬老の日が制定されました。
経験に基づいた知恵をたくさん持っておられるお年寄り。
そんなお年寄りを敬い、大切にしていこうという日を最初に作った野間谷村の村長さんたちは素晴らしいですね!
聖徳太子が社会福祉施設「悲田院」を設立した日
593年の9月15日に聖徳太子が大阪の四天王寺に「悲田院」を設立しました。
今は9月の第三月曜日になっている敬老の日ですが、以前は9月15日でしたね。
敬老の日のが9月15日だったのは、悲田院設立の日にちなんだのではないかとも言われているんですよ。
聖徳太子がつくった四箇院(しかいん)をご存知ですか?
四箇院は、
- 悲田院(ひでんいん)
- 敬田院(きょうでんいん)
- 施薬院(せやくいん)
- 療病院(りょうびょういん)
があります。
敬田院は寺院、施薬院と療病院は薬局と病院、悲田院は病気の人や身寄りのないお年寄りのための社会福祉施設です。
「悲田」とは仏教用語で「苦しみ悩んでいる人」のことだそうです。
ずっと昔に社会福祉施設をつくった聖徳太子はすごい人ですね^ ^
敬老の日の由来がわかったところで、子供に簡単に説明する方法を見ていきましょう!
敬老の日の由来を子供に簡単に説明するには?
敬老の日の由来を子供に説明する時は、
- お年寄りは知識が豊富なこと
- お年寄りの頑張りで今の私達がいること
- お年寄りからたくさんの話しを聞いてみると勉強になること
こういったことが伝わるように話してあげてくださいね♪
まとめ
今回は、敬老の日の由来をお伝えしました。
以下がまとめになります。
- 敬老の日の由来は、「野間谷村の敬老会」の説が有力
- 聖徳太子が悲田院(社会福祉施設)を設立した9月15日という説も
- 子供には、お年寄りを敬い大切にする気持ちが伝わるように「敬老の日の由来」を教える
敬老の日は、ハッピーマンデー制度に伴い2003年以降は9月の第3月曜日になりましたね。
私の感覚ではいまだに「敬老の日=9月15日」です。
毎年日にちが変わるのはいまいち慣れません(・・;)
敬老の日の由来を子供に伝えることは、お年寄りの大切さをわかってもらういい機会です。
よかったら、お子さんに話してあげてください♪
私たちがお年寄りになる日が来るのも、きっとあっという間なんでしょうね。
感謝されるようなお年寄りになりたいです!
あなたとご家族が、これからも笑顔あふれる日々でありますように☆
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