「塾に通うお友達が増えてきた・・・。うちの子はどうしよう?」
小学生は、学年が上がるにつれて塾に通うお子さんがが増えていきますよね。
「小学生に塾の必要性はあるの?」
「小学生の間はできるだけ遊ばせてあげたいんだけど・・・」
「塾に通わないとみんなの学力についていけなくなるのかしら」
「中学受験をするなら塾は必ず必要?」
「中学受験をしない場合でも塾は必要?」
多くのお父さんお母さんが悩んでいらっしゃるのを耳にします。
小学生に塾の必要性があるのかどうか、一緒に考えてみませんか?
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小学生の塾の必要性について
中学受験をする場合
中学受験をする場合は小学生の塾は必要です。
中学受験をする場合で塾に通うメリットはこちらになります。
- 高いレベルの学力が身につく
- 模試を受けて現時点での実力を知る、入試に慣れる
- 塾生と競争しながらレベルアップする
- 塾の仲間と励まし合うことで頑張れる
中学受験の入試問題は、小学校の授業で習うレベルをはるかに超えています。
中堅以上のレベルの学校を受験するなら塾は必要です。
親御さんが自宅で教えて志望校に合格されたお子さんもいらっしゃいましたが、かなりの労力だったと思われます。
中学受験問題もすんなり解ける親御さんだったからできたのでしょう。
私は中学受験の入試問題はほとんど解けません(T_T)
家で子供が教えてくれと言ってきても無理です。
中学受験生は塾が好きなお子さんが多いです。
息子もそうでした。
あの膨大な勉強量を自宅でする場合は嫌になっていたと思います。
家庭で教える時間と能力のある親御さんであれば、塾に通わず中学受験を目指すことは可能だと思いますが、基本的には中学受験をする場合は塾は必要だと思いますよ^ ^
中学受験をしない場合
中学受験をしない場合、小学生に塾の必要性は感じません。
お子さんを塾に通わせることを悩んでしまう理由は以下のことがあげられます。
- 小学生の間は遊ばせてやりたい
- 学校の勉強は十分にできている
もしかしたら塾に通わせなければならないと悩んでしまう理由もありますね。
- 学校の授業についていけているのか不安
- 家庭で勉強をみてあげられる時間がない
- 塾に通っている子供と自分の子供の学力の差が開くのでは
小学生の間は、思いっきり遊ぶことで学べることがたくさんあります。
お子さんが学校の授業は十分にできているのなら、塾に通わせる必要性はないと考えてもいいのではないでしょうか。
勉強はあとでいくらでもできます。
小学生の間は、小学生にしかできない経験をたくさんするのは大切なことだと思いますよ^ ^
あなたのお子さんは、外でたくさんの発見をしてきませんか?
雲の形や道端の花、珍しい形の石や木の枝などなど・・・。
こういったものは大人になるにつれて見つけにくくなります。
「心のアンテナは大人になると鈍くなるから、子供の時に感じたことや見えていたものが見えなくなってきます。子供の頃からずっとそのアンテナを磨いている人は、大人になってもそのアンテナが鈍くなりません」
私が小学校の時の担任の先生が、このように言っておられました。
あなたの心のアンテナは鈍くなっていませんか?
私はとても鈍くなっていました。
雲を見た娘が「〇〇に見える!」と言った時に、雲さえ見ていない日常だったことに気づいたんです。
例え雲を見たとしても、「ただの雲」としか思えなかったかもしれません。
同じ雲を見て「だたの雲」と認識するよりも、「素敵な雲!」と思える日常は素敵ですよね♪
子供の心で見えるものが、大人になると見えなくなってきます。
大人になって心のアンテナが鈍くならないように、小学生の間に素敵な発見をたくさんしてもらいましょう!
学校の勉強ができているお子さんの場合は、貴重な時間を塾に使う必要はないと思いますよ^ ^
では、学校の授業についていけているのか不安な場合はどうなのでしょうか?
次は、塾の必要性がある子供について考えてみましょう。
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塾の必要性がある子供って?
本人の意志を尊重する場合
お子さん本人が「塾で勉強したい!」と思っているのなら、塾に通わせてあげたほうがいいと思います。
「苦手を克服したい!」
「得意な勉強をもっと伸ばしたい!」
塾に通いたい理由は色々あります。
そのような意欲のあるお子さんなら、きっとどんどん伸びていきますよ。
「塾」というだけで敬遠してしまう親御さんもおられますが、私は習い事と同じだと思っています。
スイミング、サッカー、野球、ピアノなどの習い事と同じで、「上達したいから」「楽しいから」やりたいと思っていることは応援したいですよね。
お子さんが「塾に行きたい!」と思っている気持ちを尊重してあげるのはいいと思いますよ♪
「やっぱり辞める」となった時はいつでも辞めることができますから(*^^*)
学校の勉強に不安がある場合
学校の勉強が理解不十分な場合は、塾を検討する可能性が高くなるでしょう。
学年が上がるにつれて学校の授業の難易度があがります。
小学校4年生あたりからは急に難しくなり、勉強ができる子とできない子の差が開く時期です。
高学年で習うことは中学生で習うことの基礎につながります。
ここでつまずいてしまうと、中学生になってから困ることになると先生が言っておられました。
家庭で教えてあげられたらいいのですが、仕事をしているお母さんは時間を確保するのは難しいかもしれません。
テストの点数や学校の成績表を見て不安に思う場合には、塾の必要性はあると考えられます。
では、塾に通わせる場合にはどういったことを考えながら選べばいいのでしょうか?
塾を選ぶ時のポイント
子供の性格に合った塾を選ぶ
塾には、先生がマンツーマンで指導する個別制と、ある程度の人数を一度に指導するクラス制があります。
マンツーマンのメリットはこちらになります。
- じっくり教えてもらえる
- わからないところなど質問しやすい
- 先生との距離が縮まる
クラス制のメリットはこちらです。
- 仲間と一緒に頑張れる
- 競争しながら学ぶと伸びやすい
- 先生と適度な距離感を保てる
どちらが合うのか、お子さんの性格を考えて選んでくださいね。
自宅からのアクセスはどうか
塾が終わる時間は21時を過ぎることも珍しくありません。
お子さんが安全に通塾できることが大切です。
駐車場が充実している塾は少ないので、車でのお迎えの場合には路駐して待つ渋滞ができることもあります。
車で送迎する場合はどんな感じになるのかチェックしておきましょう。
塾によっては送迎バスが出ているところもありますよ。
子供の意思を尊重しよう!
今回は、小学生の塾の必要性についてお伝えしました。
私個人の考えとしては、中学受験をする場合は必要で、受験しない場合は必要性を感じません。
鬼ごっこをして走り回って転んだり、学校の宿題もそこそこに友達と公園に行ったり。
小学生には小学生の頃にしかできない経験をたくさんさせてあげることは、今後の人生において大切なことだと思います。
小学生が塾に通うことを否定するわけではないんですよ^ ^
うちの息子は小5から通塾しています。
中学受験をすると言い出したので慌てて塾を探しました。
学校から帰宅してほとんどの時間を勉強に費やしているので、心のアンテナ磨きをする時間の確保が難しかったです(T_T)
中学受験をしない予定の娘は塾に通っていません。
塾に通いたいと言うようなことがあれば行かせますが、今は雲を眺めたり石を見つけたり、心のアンテナ磨きを日々頑張っています(*^^*)
「友達がみんな塾に通い始めたけど大丈夫かしら・・・」
こんなふうに焦る必要はないと思いますよ。
塾に通う場合もそうでない場合も、お子さんの気持ちを尊重してあげるようにしてくださいね^ ^