「ひときわ異彩を放つ存在」
「異彩を放つ実力派」
いさい・・・?
どういう意味なのでしょうか?
今回は、「異彩を放つ」の
- 意味
- 異彩とは
- 類語
- 例文
などをお伝えします!
「異彩を放つとは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
「異彩を放つ」ってどんな意味?
「異彩を放つ」の意味はこちらになります。
出典:ベネッセ新修国語辞典・現代標準国語辞典
異彩を放つ(いさいをはなつ)
- とくにすぐれてりっぱに見える・きわだつ
- ほかとちがって、きわだつ特色をあらわす
- いちだんとすぐれている
- きわだつ(ほかとちがっていて、はっきりと目立つ)
参考:ベネッセ新修国語辞典・現代標準国語辞典・チャレンジ小学国語辞典・三省堂国語辞典
「いちだんとすぐれている」「ほかとちがって、きわだつ特色をあらわす」のが「異彩を放つ」です。
「異彩」とは?
出典:現代標準国語辞典・ベネッセ新修国語辞典
異彩(いさい)
- ほかとちがっていて特に目だつ色どり
- きわだった色・趣(おもむき)
- ほかとちがって、とくに目立つようす・きわだった特色
参考:現代標準国語辞典・三省堂国語辞典・ベネッセ新修国語辞典
異彩は「ほかとちがっていて特に目立つ色どり」「ほかとちがってとくに目立つようす・きわだった特色」という意味があります。
放つ(はなつ)
出典:三省堂国語辞典
- 放す
- とばす
- 外に出す
- あらわす・しめす
- (送り)出す
- (火を)つける
- 追放する
参考:三省堂国語辞典
異彩を放つの「放つ」は、4の「あらわす・しめす」です。
「異彩を放つ」の類語は?
- 目立つ(特に目につく・きわだって見える)
- 際立つ(ほかとちがっていて、はっきり目だつ)
- 目を引く(人目につく)
- 並外れた(性質・能力などが、ふつうとはひじょうにちがう)
- 型破りの(かたやぶり:決まったやり方からはずれていること)
- 異色の(いしょく:他とくらべて、特に目立つ特色をもっていること)
- 桁外れの(けたはずれ:ふつうとはくらべものにならないほど、ちがうこと)
- 特色ある(とくしょく:ほかのものと特にちがっているところ・また、特にすぐれているところ)
- ずば抜ける(ふつう程度をはるかにこえる)
- 非凡な(ひぼん:人並でなく、特にすぐれていること)
- 秀でる(ひいでる:特にすぐれる・ぬきんでる)
- 枠におさまらない
- 非常に優れた
「周囲に比べて特に目立つ」「従来の認識や形式を破るような性質を持っている」「とても優れている」などの意味を持つことばが「異彩を放つ」の類語です。
「異彩を放つ」の使い方は?
- 美術館でひときわ異彩を放つ絵
- 独自の世界観で異彩を放つ
- 彼は、俳優業だけでなく音楽業界でも異彩を放つ
「とくにすぐれてりっぱに見える・きわだつ」を表すときに「異彩を放つ」を使いましょう!
まとめ:異彩を放つの漢字について
今回は、「異彩を放つ」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
異彩を放つ(いさいをはなつ)
意味
- とくにすぐれてりっぱに見える・きわだつ
- ほかとちがって、きわだつ特色をあらわす
- いちだんとすぐれている
- きわだつ(ほかとちがっていて、はっきりと目立つ)
異彩とは
- ほかとちがっていて特に目だつ色どり
- きわだった色・趣(おもむき)
- ほかとちがって、とくに目立つようす・きわだった特色
漢字辞典で「異」「彩」「放」を見てみます。
異 イ・こと
出典:チャレンジ小学漢字辞典
なりたち
- 人が仮面をかぶっている姿をえがいて、つくった字
- 仮面をかぶって別人のようになることから、「ことなる」という意味を表す
意味
- ことなる・ちがっている・同じでない(例:異常・異存・差異)
- めずらしい・すぐれた・あやしい(例:異彩・異変・驚異)
- 正当でない(例:異端)
参考:チャレンジ小学漢字辞典
人が仮面をかぶっている姿をえがいて、仮面をかぶって別人のようになることから、「ことなる」という意味を表したのがなりたちです。
「めずらしい・すぐれた」という意味が、「異彩」の意味につながっています。
彩 サイ・いろど(る)
出典:チャレンジ小学漢字辞典
なりたち
- 「かざる」と「色がまじりあっている」を合わせた字
- いろいろな色でかざる、「いろどる」という意味を表す
意味
- いろどる・色をつけてうつくしくする・いろどり・つや(例:彩色・光彩・色彩)
- ようす・かたち(例:異彩)
参考:チャレンジ小学漢字辞典
「かざる」と「色がまじりあっている」で、いろいろな色でかざる「いろどり」という意味を表したのがなりたちです。
放 ホウ・はな(す)・はな(つ)・はな(れる)・ほう(る)
出典:チャレンジ小学漢字辞典
なりたち
- 「むちでうつ」と「とおくへおいやる」を合わせた字
- むちでたたいて「おいはらう」という意味を表す
意味
- はなす・おいはらう・とおくへいかせる(例:放射・放流・追放)
- ゆるす・自由にする(例:解放・釈放)
- つける(例:放火)
- なげる・すてる(例:放棄・粗放)
- かまわずにほうっておく・気ままにする(例:放任・放漫・奔放)
参考:チャレンジ小学漢字辞典
「むちでうつ」と「とおくへおいやる」で、むちでたたいて「おいはらう」という意味を表したのがなりたちです。
とにかく、「異彩を放つ」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆