健康

牛乳を飲むと腹痛になる原因は?すぐ試したい5つの対処法


「牛乳を飲むと腹痛になる」

こんな人は意外と多いです。

私の父と息子も牛乳を飲むと腹痛になります。

 

息子は牛乳が大好きです。

小学校の給食では、欠席の人のあまった牛乳をじゃんけんで勝った人がゲットできます。

毎回チャレンジして結構な確率でじゃんけんに勝つ息子。

 

「牛乳2本も飲んだからお腹痛い・・・」

帰宅してからトイレにこもります(T_T)

 

「牛乳争奪戦に参加するのをやめたほうがいいんじゃない?」

「だよね」

なんて言ってるのに毎回じゃんけんに参加しています。

 

「今日もまたじゃんけんに買ったよ♪トイレ行ってくる!」

1週間に何度もお腹を壊しているんですよ(・・;)

腹痛がどうでも良くなるくらい牛乳の魅力がすごいのでしょうか・・・。

 

今回は、牛乳を飲むと腹痛になる原因や対処法についてお伝えします!

「牛乳を飲むと腹痛になるのよー」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)

 

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牛乳を飲むと腹痛になる原因は?

 

腹痛,トイレ

 

牛乳を飲んで腹痛になる原因は乳糖不耐症の可能性があります。

 

乳糖不耐症の人は、乳糖(ラクトース)を分解する乳糖分解酵素(ラクターゼ)が少量しか作られません(全く作られない場合もある)。

そのため、消化不良になって腹痛や下痢を引き起こしてしまうんですよ。

 

乳糖は、ガラクトースとブドウ糖(グルコース)が結合した栄養素です。

母乳やミルク、牛乳などに含まれています。

 

牛乳を飲んだ時に摂取された乳糖は、小腸粘膜にある乳糖分解酵素によって小腸粘膜から吸収されます。

分かりやすく説明するとこんな感じです。

 

牛乳を飲む

乳糖が小腸に到着

乳糖分解酵素が乳糖を分解

小腸に吸収

 

乳糖不耐症の人は次のようになります。

 

牛乳を飲む

乳糖が小腸に到着

乳糖が分解されない

腸内に残る

大腸に到着

腸内細菌によって発酵

腸を刺激

未消化の食物によって大腸の浸透圧が上昇

体の中から水分が腸管に移動

腹痛、下痢

 

流れはだいたいわかっていただけたでしょうか?

乳糖不耐症は東洋人に多く白人に少ないと言われています。

人種に限らず、哺乳類は離乳期を過ぎると乳糖を分解する能力は低下していくそうですよ。

 

牛乳を飲まなければ済む話なのですが、学校の給食にでる場合は避けられませんよね。

次は、乳糖不耐症の場合はどういった対処をすればいいのか見ていきましょう!

 

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どんな対処法があるの?

 

子供はてな

 

牛乳を飲んで腹痛になる場合、以下の対処法を試してみてください。

 

■ゆっくり少しずつ飲む

いっきに大量の牛乳を飲むと少ししか作られていない乳糖分解酵素が対応しきれません。

ゆっくり少しずづ飲んで、少量の乳糖分解酵素で対応できるようにしましょう。

少しずつ飲むことを続けているうちに体質が改善されていくこともあります。

 

■温めて飲む

冷たい牛乳は腸を刺激します。

温めたからといって乳糖が分解されるわけではありません。

けれども、分解されない上に刺激も与えるというダブルパンチは避けることができますよ。

 

■ヨーグルトや乳酸菌飲料を摂取する

ヨーグルトや乳酸菌飲料(ヤクルト、カルピス)に含まれる乳酸菌は、乳糖分解酵素を持っているのであらかじめ乳糖の一部が分解されています。

これらのものを毎日摂取することで、腸内環境を改善して乳糖分解酵素を増やしていくようにしましょう。

 

■乳糖が分解してある牛乳を飲む

雪印メグミルクの「アカディ」は、あらかじめ8割の乳糖が分解してあります。

甘めの味で美味しいと評判ですが、おいてあるスーパーが限られるので探すのが大変という声も。

 

■整腸剤を飲む

乳酸菌の入った整腸剤を飲んで腸内環境そのものを改善しましょう。

実は、整腸剤自体に乳糖が含まれています。

 

整腸剤の中でもビオフェルミンは乳糖の含有量が少なめですよ。

.

ミルラクト、ガランターゼなどの乳糖分解酵素剤を病院で処方してもらうという手段もあります。

しかし、軽度の乳糖不耐症の場合はわざわざ処方してもらうのは現実的ではないように思います。

 

乳糖分解酵素剤が処方される場合の多くは、乳糖不耐症のために母乳やミルクが飲めない赤ちゃんです。

赤ちゃんでも軽度の乳糖不耐症の場合は、乳糖不耐症用のミルクで様子を見ることがあります。

 

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体質改善をして大好きな牛乳を飲もう!

 

ƒ牛乳,家族

 

今回は、牛乳で腹痛になる原因についてお伝えしました。

 

「お腹痛くなってもいいから牛乳が飲みたい!」

牛乳が苦手な私には、息子のこういった気持ちが理解できません(・・;)

 

「太ってもいいからデザートが食べたい!」

こんな私の気持ちと似ているのかな・・・(T_T)

 

息子は赤ちゃんの頃ほとんどミルクで育っています。

おむつを外す時期になっても柔らかい便でした。

 

友達のママがうちでおむつ替えをする時に、コロコロの便を見て驚いたのを覚えています。

下痢というほどではなかったので当時はそんなに気にしていませんでしたが、乳糖不耐症で柔らかい便だったのかもしれませんね(T_T)

 

盃一杯ほどの牛乳を毎日飲むことを1年間続けたら、現在はガブガブ飲んでも腹痛にならないという話も耳にしました。

少しずつ体質改善していけたらいいと思っています。

 

あなたとご家族が、これからも健康でいられますように☆

 

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