コーラはなぜ黒いのでしょう?
黒い着色料?
コーラが何からできているのか気になります。
今回は、
- コーラが黒い理由は?
- コーラの成分は?
- コーラは体に悪い?(骨が溶ける説、糖分やカフェインの量)
- カロリーは?
などをお伝えします!
「コーラが黒い理由は?」って思ってるかたの参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)
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コーラが黒いのはなぜ?
コーラが黒いのは「カラメル」の色で、体に悪いものではありません。
プリンを作る時、砂糖と水を熱して作るあのカラメルです。
「コカ・コーラ」や「コカ・コーラ ゼロ」の独特の色はカラメルの色です。カラメルは糖類に水を加えて熱したもので、プリン、ソース、クッキー、清涼飲料、アルコール飲料、乳飲料などに広く使用されています。
出典:日本コカ・コーラ株式会社「よくあるご質問・「コカ・コーラ」や「コカ・コーラ ゼロ」は黒い色をしていますが、あの色は何から作り出すのですか?」
ほかの清涼飲料にも使われてるんだーと思って、たまたまうちにあったカナダドライのジンジャーエールを見たら「カラメル色素」とありました。
気にしてないだけで、意外といろいろなものに入っていたんですね。
「食べ物や飲み物にカラメルが使われる理由は?」
飲食物などにカラメルが使われる理由は、着色や風味付けだそうですよ♪
コーラの成分は?
コーラの成分はこちらになります。
- 果糖ブドウ糖液糖
- 砂糖
- 炭酸
- カラメル色素
- 酸味料
- 香料
- カフェイン
「糖ブドウ糖液糖って?」
トウモロコシ、さつまいも、じゃがいも等のでんぷんから作られた糖類で、甘味は砂糖に極めて近く、すっきりした甘さが特徴です。
糖ブドウ糖液糖は、清涼飲料やパン、缶詰や乳製品など多くの食品で使われています。
低温で甘味が増し、砂糖よりも甘味が口に残りにくく、砂糖よりも安いんですって♪
コーラは体に悪い?骨が溶ける?糖分が多い?カフェインは?
コーラ自体は体に悪いものではありません。
「コーラが体に悪い」という人は、
- 骨が溶ける
- 糖分が多い
このように思ってる人が多いようです。
骨が溶ける?
コーラを飲んで骨が溶けることはありません。
コカ・コーラに限らず一般的に清涼飲料には酸味料が含まれています。
そして、歯や骨の成分であるカルシウムやマグネシウムは、酸に溶ける性質を持っています。
よって、清涼飲料、果汁などの酸を含む液体に、抜けた歯や魚の骨を長い間つけておくと、含まれるカルシウムやマグネシウムが溶けます。
しかし、飲みものですので人間の骨に直接ふれたり、歯に長い間くっついていることはありません。安心してお飲みください。
息子が小学生の頃、「○○さんはコーラ禁止なんだって、骨が溶けるから」と言ってました。
私が子供時代ならともかく、平成のこの時代にまだそんなことを言ってる人がいるなんて!と、驚きましたよ( ̄▽ ̄;)
糖分はどのくらい?
コーラの糖分は、100mlあたり11.3gです。
500mlペットボトルで56.5gになります。
角砂糖にすると約14個分なんだそう(500mlの場合)。
たしかに糖分は多いですね( ̄▽ ̄;)
ですが、これはコーラに限ったことではありません。
三ツ矢サイダーも同じくらいの糖分でした。
体に良さそうなイメージの「なっちゃんオレンジ」も、100mlあたり10.7gの糖分があります。
どの清涼飲料水もそれなりに糖分は多いですから、飲みすぎないようにしましょう♪
カフェインの量は?
コーラに含まれるカフェインは、100mlあたり約10mlです。
これは、一般的なコーヒーの約1/6、紅茶の約1/3、煎茶の約1/2のカフェイン含有量になります。
コーラ500mlペットボトルのカフェイン量は約50mlです。
この量が多いのか少ないのか、いまいちわかりせんよね( ̄▽ ̄;)
実は、1日あたりのカフェイン摂取許容量は設定されていないんですよ。
健康に悪影響が生じないと推定される一日当たりの摂取許容量(ADI:Acceptable Daily Intake)については、個人差が大きいことなどから、日本においても、国際的にも設定されていません。
たしかに個人差大きいですよね。
カナダ保健省による、カフェインの注意喚起を参考に見てみましょう。
- 健康な成人・・・1日最大400ml(コーヒーマグカップ3杯まで)
- 妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性・・・1日最大300 mg(マグカップで約2杯まで)
- 4歳~6歳の子供・・・1日最大45mgまで
- 7歳~9歳の子供・・・1日最大62.5mgまで
- 10歳~12歳の子供・・・1日最大85mg(355ml入り缶コーラ1~2本に相当)まで
これを参考にすると、健康な大人は1日のカフェインは最大400ml、コーラ500mlで考えると8本分・・・!
1日でそんなに飲むことはふつうないので、コーラのカフェインは神経質にならなくてもいいんじゃないかと思います。
コーラのカロリーは?白米やおやつ等と比較
コーラのカロリーは、100mlあたり45kcalです。
500mlだと225kcalになります。
コーラコップ1杯200ml(90kcal)のカロリーを、白米やおやつのカロリーと比較してみましょう♪
- 白米(茶碗普通盛り1杯)・・・235kcal
- 午後の紅茶ミルクティー(コップ1杯200ml)・・・74kcal
- 板チョコ(ガーナミルク1枚)・・・279kcal
- マックポテト(Мサイズ)・・・410kcal
- ショートケーキ・・・344kcal
- シュークリーム・・・245kcal
- カルビーポテトチップスうすしお(60g)・・・336kcal
- きのこの山(1箱)・・・423kcal
- カントリーマーム(5枚)・・・240kcal
コーラとポテトって合いますよね!
あの清涼感がポテトの油っこさを消してくれます♪
板チョコ1枚よりもマックのポテトMのほうがカロリー多いとは・・・!
きのこの山のカロリーが意外と多いのもびっくりです( ̄▽ ̄;)
コーラ500mlのカロリーは白米ふつう盛り1杯と同じくらいです。
飲みすぎるとカロリーとりすぎになってしまいます。
清涼感からついグビグビ飲んでしまいますが、糖分やカロリーを気にしつつほどほどに(*^^)v
まとめ:コーラに限らず、なんでもほどほどに♪
今回は、コーラが黒い理由などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
コーラについて
- コーラの黒色はカラメル
- コーラの成分は、糖類、炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン
- コーラの糖分は100mlあたり11.3g
- コーラを飲んでも骨は溶けないし、糖分はほかのジュースも多い
- カフェインは、100mlあたり10g(コーヒーの約1/6)
- カロリーは、コップ1杯(200ml)で90kcal
- コーラ自体は体に悪くないが、糖分を考えると飲みすぎはよくない
コーラの色が黒いのがカラメル色素だとわかってスッキリしました♪
体に悪い着色料じゃなくてよかったです!
ほかの清涼飲料水も糖分多いのに、「コーラは体に悪い」と言われがちなのは、あの色のせいかもしれませんね( ̄▽ ̄;)
でも、コーラはやっぱりあの色でこそ「コカ・コーラ」です!
コーラに限らず食べすぎ飲みすぎに気を付けて、健康な日々を過ごしましょう(*^^)v
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆