「中学受験の勉強時間の平均は?」
「みんなどのらくらい勉強してるの?」
気になりますよね。
うちの息子は小6の受験生です。
5年の終わりの春期講習は、毎日朝9時から夕方4時半までありました。
帰宅してからも勉強していたので1日10時間くらい勉強していたことになります。
小6になってからは、GW、夏休み、冬休みはほぼ毎日1日中塾で過ごします。
旅行に行けるような休みは全くありません。
平日も土日も通塾の日々ですから、友達と遊べないどころかテレビすら満足に見ることができない日常です。
「中学受験をするみんなはどれくらい勉強しているんだろう・・・」
「こんなに勉強しなくても・・・」
親としては中学受験の勉強時間が気になります。
まだ小学生なのにここまで勉強しないといけないのが中学受験なのか・・・。
心と体が心配でたまりません。
「この勉強時間で足りるのか?」
こんなふうに思う場合もあると思います。
今回は、中学受験の勉強時間の平均を調べてみました!
「中学受験ってどれくらい勉強するのかな?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです♪
【追記】最後に、中学受験を終えてどうだったのか、当時の心境などあるのでよかったら見てください(*^^)v
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中学受験の勉強時間の平均ってどのくらい?
平日の勉強時間
中学受験生の平日の勉強時間の平均は2時間~5時間です。
学年が上がるにつれて勉強時間は長くなります。
中堅校は3時間前後、上位校は5時間前後です。
学校から帰宅して寝るまでの時間のほとんどを勉強に費やすようになりますね。
休日の勉強時間
休日の勉強時間は5時間~10時間です。
近所に偏差値70以上の難関校に合格した子がいるのですが、休日は最低8時間は勉強していたと言っていました。
こちらも学年が上がるにつれて長くなります。
休日にこんなに長時間勉強するなんて、私が小学生の頃には考えられません。
今でも無理かも(T_T)
あなたのお子さんの勉強時間と比べてみてどうですか?
私は息子が長時間勉強しているのを心配していましたが、結構みんな勉強しているんですね!
受験校のレベルによるとは言え、中学受験はなんて過酷なんだろう(・・;)
勉強時間は長ければいいというものでもありませんよね。
うちの息子は塾で30分で終わる勉強を、自宅では1時間かけてダラダラすることはしょっしゅうあります・・・。
中学受験の勉強をできるだけ効率的にしていきたいので、経験者や塾の先生に相談しました。
中学受験の勉強を効率的にするには?
メリハリをつける
「学力=勉強時間+勉強の質」
受験勉強においてとても大事なことです。
小学生の集中力は最大90分と言われています。
小学校の授業が45分であることを考えると、長時間は集中できないことがわかりますよね。
ひたすら机に向かっていても効率的ではありません。
勉強の質を高めるために、60分ごとに10分の休憩を入れたりしながら、質の高い勉強をしていきましょう!
勉強時間を徐々に増やす
気力がなくなって挫折してしまう子の多くは、いきなり勉強時間を長くしたパターンだそうです。
中学受験は、子供の学年に合った勉強時間にしていく必要があります。
- 小学4年生・・・1~1.5時間
- 小学5年生・・・3時間
- 小学6年生・・・5時間
学年が上がるに連れて徐々に増やしていくようにしましょう(*^^)v
息子が通う塾では、春期講習で数人が辞めていきました。
「地獄の春期講習」と呼ばれているほど過酷だったので、長時間の勉強についていけなくてもなんら不思議はありません。
なにしろ、まだ小学生なのですから。
私が小学生の頃は、石垣を登ったり山道に入ったりしながら「忍者ごっこ」に熱中していました。
おまけに空を飛ぶ練習で、ほうきにまたがってジャンプまでしていたんですよ(・・;)
中学受験なんてもってのほか、のんきな小学校生活でした。
小学生が受験勉強をする時に1番苦労するのは、モチベーションを保つことではないでしょうか?
モチベーションを保つためにできること
机の周りに名言集を貼って気分を上げる!
机の周りや目につくところに、目標に向かって努力するために必要なことが書かれた名言集を貼ってみましょう!
▼うちはガッツリはりました( ̄▽ ̄;)
受験勉強におすすめの名言はこちらです。
- 「できない理由を探すな。できるようになる理由を探せ」
- 「夏を制するものが受験を制す」
- 「現状維持では成長していない」
- 「今頑張れないやつは一生頑張れない」
- 「Succsess is doing ,not wishing(成功とは行動を起こすことであって、願うことではない」
「受験生気分に浸れるねー♪」
などと言いながら楽しんで貼りました(楽しんだのは私だけ)。
形から入る感じで気分が上がります!
息子はGWの課題を早く終わらせるために、自分で決めたタスクを壁に貼っていました!
そして、ちっとも達成されませんでした(・・;)
貼ったからと言って達成されるわけではありません(T_T)
文房具にこだわってみる
あなたのお子さんは、長時間の勉強で手や手首が痛いと言ってませんか?
シャーペンによっては手が疲れにくいものもあるんですよ♪
お子さんが自分で選んだこだわりの文房具で勉強すると気合いが入ります!
ちょっとしたご褒美をあげる
大人でも仕事ざんまいは疲れますよね。
なにかしら、自分へのご褒美で疲れをとったりしていませんか?
子供だって同じことですよね♪
我が家のご褒美はふたつあります。
一つ目は、模試でいい結果の時にシャーペンを買ってあげることです。
「ご褒美をもらえないと頑張れない子になるかも?」
こういったことを考えたこともありましたが、ちょっとしたご褒美なら問題ないと思います。
二つ目のご褒美は褒めることです。
「毎日頑張ってるね。えらいよ」
寝る前にこの言葉をかけるようにしていますよ♪
中学受験生はまだまだ子供、は親のサポートが不可欠です。
中学受験をするために、親としてどんなふうにサポートしていけばいいのでしょうか?
親はどんなふうにサポートする?
一緒に頑張る姿を見せる
親がテレビを見ながら「勉強を頑張りなさい!」と言ったところで説得力はありませんよね( ̄▽ ̄;)
一緒に頑張る姿は子供の支えになります。
「子供が勉強している時は読書をしているよ」
「私も資格試験の勉強を頑張ってる!」
私の周りのママたちは、こんな感じで一緒に頑張ってるそうです。
私は、息子が自宅で勉強している時は隣で仕事をするか、本を読んだりしています。
そんな気になれない時は、お菓子を作ったりして息子の息抜きタイムに出していますよ♪
親子で一緒に乗り越える中学受験にしたいですよね^ ^
ストレスがたまらないように工夫する
まだまだ遊びたい年齢の中学受験生。
毎日机に向かっているとストレスがたまります。
ストレスがたまらないように、ちょっとした息抜きを日々の生活に取り入れてみてください。
私は、息子と夜の散歩がてら近くのコンビニに行ったりしています。
散歩でもいい気分転換になりますよ(*^^)v
ゆっくり会話することもできるのでおすすめです♪
「塾が休みの日には遠出にでも連れて行ってやりたい!」
こういった気分転換もアリだと思います。
けれども、我が家の場合、6年生になってからのお出かけは逆効果でした。
また明日から頑張ろうと思えるお子さんには効果的だと思います。
うちの息子の場合は勉強する気が失せる感じでした(T_T)
中学受験を親子一緒に乗り越えていこう!
今回は中学受験の勉強時間の平均についてお伝えしました。
まだ小学生なのになんて過酷な道のりなんでしょう!
親として、心の負担を取り除いてあげられるようにサポートしていきたいですね♪
中学受験のために頑張った日々は、もしも結果が理想とするものでなかったとしても決して無駄にはなりません。
- 忍耐力
- 目標に向かって努力する気持ち
- 学力
これらは確実に身についています!
受験が終わったら笑顔でいられるように、一緒に頑張っていきましょう♪
追記:中学受験を終えて
中学受験を終えて、我が家が経験したことを追記したいと思います。
「中学受験生を持つ親御さんと気持ちを共有したい」
私はずっとこのように思っていました。
中学受験は、経験した子供や親でないと気持ちはわからないと思います。
「中学受験は親の見栄」
そんなことをメディア等で言われる始末。
実際は全然そんなことないのに、どうしてこういうことを言われているのだろう・・・。
子供が自らすすんで高い志を持つことがそんなに批判されるとは。
もどかしい気持ちでいっぱいでした。
「勉強ばかりでかわいそう」
友達のお母さんにこんなふうに言われたこともあります。
思うことはいろいろあったけど、反論はしてません。
当事者にしかわからないことがありますから。
なにより、反論する時間があったら我が子のサポートに全力を尽くしたかったんです。
「中学受験生の勉強時間はどれくらいなのか」
「子供の心と体が心配でたまらない」
「中学受験直前の親の心境がきつすぎる・・・」
「私がイライラしてしまって上手にサポートしてやれない」
色々な不安や葛藤。
通塾しはじめた頃は、勉強時間の長さに驚きました。
「こんなことを続けられるのだろうか」
「小学生にこんなに勉強をさせていいのかしら」
中学受験の体験記などを読んだりして自分を落ち着かせていたものです。
私のように、不安な気持ちをかかえている中学受験生の親御さんに少しでも寄り添えたらと思い、中学受験を終えて感じたことを書かせていただきます。
息子は合格をいただくことができました。
受験校は例年倍率5倍を超える学校でしたが、厳しいことを覚悟で1校受験しています。
息子が中学受験をしたいと言い出したのは小学5年生の秋です。
小3~4の頃に、近くの公立中学に行くか中学受験をするか2つの選択肢があることを教えました。
近くの公立中学と受験校のメリットとデメリットを話しています。
どちらかを親がすすめるのではなくて、こういう選択肢があることは伝えておきたいと思っていました。
「知ってたら受験したのに」
「親がすすめたから仕方なく中学受験した」
こんなふうに思うことがないように、自分で決めさせるのが我が家の方針でした。
小4の間は「まだ決められない」と言っていた息子。
「間に合わないといけないから小5までに決めてね」
小5になった時に中学受験をしないという決断をしています。
「友達と離れたくない」
息子の決断で、中学受験のことは私の頭から完全になくなりました。
ところが、5年の秋にその決断はあっさり覆ります。
「中学受験することにした」
「どうして急に?」
「将来の夢を叶えるためにレベルの高いところで勉強してみたい」
学校の勉強は4教科とも得意でした。
けれども、学校の勉強ができるというレベルで太刀打ちできるほど、中学受験は簡単ではありませんよね。
「中学受験は学校の勉強とは比べ物にならないくらい難しいからね」
幼稚園から続けていた英語教室とスイミングはやめることにして、急いで入塾の手続きしています。
こんな時期から間に合うのかと思いながらも、小5の11月から通塾の日々が始まりました。
小6の6月からは受験が終わるまで週7日、ほぼ毎日通塾しています。
平日は夕方4時半から5時の間に塾に到着し、21時半から22時まで。
土日は朝8時から9時に到着で19時から21時半まで塾にいました。
夏休みなどの長期休みもほぼ毎日通塾しています。
帰宅後はゆっくりお風呂につかって、その後すぐに課題にとりかかる。
就寝時間は23時から24時で、起床時間は6時45分です。
「7時間は睡眠を確保する」
小学生には短いけれど、課題をこなしていたらどうしてもこんな時間になっていました。
課題の提出期限が近づいた時は深夜2時になったこともあります。
自宅での勉強に付き合っていた私はヘトヘトです(・・;)
「子供が頑張っているんだから親がサポートするのは当然でしょう」
普通の親御さんはそう思われるかもしれませんが、私は疲れまくっていました。
一緒に中学受験を乗り越えてやりたいという気持ち&息子の希望で勉強を監視していたものの、何度もブチ切れています。
「塾の先生から最近集中できてないって連絡あったよ!」
「大変申し訳ございませんって週に何回言ってると思ってるのー!!!」
中学受験生は塾が好きな子が多いそうですね。
息子も同じで、毎日の通塾は全然苦痛じゃないと言っていました。
塾が好きだからと言っても、塾で毎日集中していたわけではありません。
息子にガミガミ言うのが当たり前の日々に、家庭が崩壊しそうだと思ったこともあります。
息子本人は、私のガミガミに全くこたえていませんでした(T_T)
「ガミガミ言いすぎて寿命が10年は縮まってる(-_-)」
「ママの白髪が増えてきたのはどういうことかわかるよね?(ーー;)」
「ストレスで歯が欠けたわ。なんのストレスかしら??」
「うちはみんなのところみたいにお金持ちじゃないのよ。あなたが頑張らないなら塾を辞めてそのぶん美味しいものを食べたいわ」
私の嫌味&ガミガミにも息子は笑っていました。
「ガミガミする時もできるだけ笑顔で」
家庭の空気がピリピリしないように、「できるだけ明るくガミガミ」がモットーだったんです(・・;)
中学受験は親も辛い!ストレスをためないようにするにはどうする?
中学受験生がいらしゃるご家庭は、受験生を支える以外にもたくさんすべきことがありますよね。
息子をサポートするだけならまだマシだったのですが、うちには娘もいます。
小4なのにまだ寝かしつけがないと眠れません。
「もうすぐお兄ちゃんを迎えに行く時間だから早く寝て」
急かしながらの寝かしつけ。
涙を我慢している娘を置いて息子を迎えに行ったこともあります。
今までは幸せな寝かしつけタイムだったはずなのに、通塾するようになったら余裕がありませんでした。
息子のサポートも娘のケアもちゃんとしてやりたいのに・・・。
自分の不甲斐なさに情けなくなる事はしょちゅうありました。
そんな中でも心がけていたことがあります。
「中学受験をとにかく楽しむ」
「合否よりもそれまでの過程が大切」
「本気で頑張ったことは必ず今後の糧になる」
もしも理想とする結果にならなくても、本気で頑張っていたら後悔することはないと思っていました。
とは言え、合格しなかったら本人も親もしばらく落ち込むでしょう。
受験前は不合格だった場合にかける言葉を悩みました。
中学受験に落ちたら励ましの言葉はどうする?親ができることって?
私が1番しんどいと感じたのは秋頃です。
受験校の入試説明会が始まった頃から、提出書類などの手続きに追われました。
やることがいっぱいで精神的にきつかったのは秋冬だったと思います。
家庭が張り詰めた空気にならないよう、縁起担ぎのお菓子などを集めたりもしました^ ^
塾でみんなで交換したりしながら、お互い励まし合っていたようです。
入試2週間前まではなんとか楽しめていた中学受験ですが、直前になってとんでもない不安に襲われています。
「入試当日にきちんと連れて行かなくては」
「持ち物は大丈夫か」
「受験番号をちゃんと書いてくれるかしら」
受験番号については普通のお子さんは心配いらないでしょうが、息子はありえないことをしでかします。
模試で名前をかかなかったり、余白に解答をに書いたこともありました(-_-;)
「〇〇くんは受験番号を忘れずに書くのと、ちゃんと解答欄に書いてくれるのか心配です」
塾の先生にも言わています。
ランドセルを忘れて帰宅したこともあるほどトンチンカンな息子です。
受験前になると私の不安はつのりました(T_T)
「受験前は縁起が悪いから絶対転んだり滑ったりしないでね」
12月くらいからこのように言っていたのに、1月に入ってバナナの皮で足を滑らせています。
バナナの皮で滑る人は漫画だけではありません(T_T)
受験数日前には娘がこんなことを言いました。
「お兄ちゃんが受験番号を書かずに落ちて、ママがびっくりする夢を見たよ」
ゲゲゲ!!!
全力を出し切っての不合格なら納得できるけど、受験番号書かないとかそんなの嫌だ。
「明日が楽しみだなー!」
親の不安を知ってか知らずか、息子は入試前日の夜もいつも通りでした。
ちなみに、受験後何か月か経ってから「明日が楽しみって言ってたけど、自信があったの?」って聞いたことがあります。
「いや、明日でやっと解放される!終わる!って心境だった」
とのことでした。
入試当日の朝、塾の先生の指示もあり、頭と手を動かすために早朝に起きて問題を解いています。
「今日は手がよく動くわー!」
なんだか調子が良さそうな息子。
「合格城にいざ出陣ー!」
私のテンションに息子は苦笑いで元気に明るく出発しました。
到着すると、中学受験生を応援するたくさんの塾の旗がありました。
「THE・中学受験だわ」
私は中学受験を思いっきり満喫しながら息子を見送っています。
「受験番号は絶対に書いてね」
この一言は忘れずに言いましたよ(・・;)
後日、塾で仮の採点が行われました。
「確実に合格しています」
塾の先生はこのように言ってくださいました。
「これで落ちてたら受験番号を書いていないんでしょう」
ゲゲゲ!!!
頼むよ息子。
「受験番号も書いたし、解答用紙にも書いてるよ」
息子の言葉が全然信用できません。
今まで散々トンチンカンなことをしてきた実績がありますから。
受験が終わって合格発表まではあまり何も考えずに、ただただ開放感にひたりました。
「監視地獄からの脱出ー!!!」
「〇〇ちゃんの寝かしつけもゆっくりできるよー♪」
監視をしないですむ喜びが大爆発です。
開放感もつかの間、合格発表の日の朝がきました。
息子は、いつもと変わらない様子で学校に行っています。
「クラッカーを買ってなかった」
発表前なのに合格する気でいるノンキすぎる夫。
「どうなるかわかんないのにクラッカーとかやめてくれる?」
ノンキな夫にモーレツにイライラしました(-_-;)
「最後くらい父親らしいことしてやらなきゃと思って」
父親らしいことがクラッカーって・・・。
アホすぎる・・・。
たしかに夫はほとんど息子の受験に関わってなかったけど(仕事の帰宅時間が遅い)、最後の最後までのんきでした(T_T)
ネットで息子の受験番号を見つけた時、私は絶叫してしまいました。
「ちょと、落ち着いて運転してよ」
夫とすぐに受験校に手続きに向かっています。
発表直後にも関わらず、手続きをする保護者がチラホラ見えました。
「もうすぐ帰ってくる」
クラッカーを持つ手に力が入ります(結局買いました)。
パパーン!!!
「おめでとー!」
「あ、合格したんだ」
ガッツポーズとか、よっしゃーみたいな喜ぶ姿ではなく、なんだかいつも通りの息子でした(T_T)
我が家の中学受験はこうして終わりました。
中学受験を終えて思うことがあります。
「中学受験は過酷すぎる」
「色々な覚悟をして挑むべし」
中学受験は本当に過酷だと感じました。
小学生にはありえない勉強時間もそうですし、親の労力や心労も計り知れません。
1校受験をすると気軽に考えていたものの、直前になって私が焦っています。
「やっぱりすべり止めも受験しておけば良かった・・・」
友達とも遊ばず、テレビも録画しておいたものを朝食の時に早送りをしながら見るだけ。
1年間をほとんど勉強に費やしてきた息子に、本命校でなくても合格したことを味あわせてやりたい。
直前になって今更ながらに後悔しました。
中学受験をする目的は人それぞれです。
「もっと高いレベルで勉強してみたい」
「中高一貫校がいい」
「やりたい部活がある」
「設備の整った学校がいい」
以前見かけた塾のHPで、中学受験の受験校数の平均は3校から5校と記載されていました。
1校受験をするなら、「他の学校には未練はない」という強い決意が必要だと思います。
私のように受験前にゆらぐようでは、子供にも良くないと痛感しました。
何校受けるにしても中学受験はとても過酷です。
「理想とする結果にならなかった時の覚悟」
「小学生なのに遊ばせてやれない覚悟」
中学受験はいろいろな覚悟が必要だと思いました。
まだ小学生の子供だからこそ、体力面や精神面でたくさんのサポートも必要です。
長時間の勉強は小学生に大きな負担がかかりますよね。
中学受験生をかかえる親御さんは、子供の心や体が壊れないか心配でたまらないと思います。
我が家では、息子の就寝前に頭や肩、手のマッサージをしていました。
「脳が疲れる」
「肩が痛い」
小学生なのにこんな苦痛があるなんて・・・。
「毎日頑張ってるね。エライよ」
「無理しないでね」
「勉強よりも、体が1番大事だからね」
マッサージしながら毎日同じ言葉をかけていました。
色々な覚悟が必要な中学受験。
苦しいこともたくさんあるけれど、親子でひとつの目標に向かっていけることは貴重な経験です。
親子一緒に泣いたり笑ったりの日々が、合否の結果よりも大きなものをもたらしてくれました。
「中学受験を楽しむ」
ガミガミ言いながらも、日々の笑いをなくさないようにしてくださいね(*^^*)
あなたとお子さんが、中学受験生活を楽しむことができますように。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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