子供の白髪の原因はどういったことがあるのでしょうか?
白髪と言えば、老化やストレスのイメージがありますよね。
子供の白髪を見つけると、親としてはとっても驚いていまいます。
息子は9歳頃から白髪が生えてくるようになりました。
染めなければならないほどではありませんが、1本や2本ではありません。
10本から20本はあります。
12歳になる現在も同じ状態です。
「ストレスじゃない?」
周りの人からこんなふうに言われることも・・・。
「あなたの子供はストレスがたくさんあるんじゃないの?」
と言われているようでちょっと凹みます(・・;)
息子は尋常性白斑という皮膚病の治療をしています。
尋常性白斑は、白髪ができる原因のひとつではあるのですが、息子の白髪はちょっと違う原因のようです。
今回は、
- 子供の白髪の原因
- 子供の白髪を見つけた時は抜いていいのか?
- 子供の白髪対策
など、子供の白髪について気になることをまとめてみました!
「子供の白髪の原因は?」って思ってる方は一緒に考えてみませんか?
スポンサーリンク
子供の白髪の原因で考えられるのは?
遺伝
白髪の原因で最も高いのが遺伝だと言われています。
はっきりと解明されたわけではありませんが、白髪の多い家系の場合は白髪が多くなる傾向にあるというデータもあるんですよ。
あなたのお子さんの場合はどうですか?
祖父母や両親だけじゃなくて、親戚も含めて思い当たるふしはありませんか?
うちは夫のお父さんが真っ白です。
そして、夫のいとこが小学生の頃から若白髪がありました。
息子よりもっと多かったと聞いています。
あなたの親族にも白髪の人がいらっしゃるようでしたら、遺伝の可能性も考えてみてくださいね。
ストレス
髪の色はもともと白く、色素を作り出すメラノサイトが黒くしています。
メラノサイトの機能がストレスで働かなくなると、髪を黒くする色素が作られなくなるそうです。
しかし、子供に白髪ができるほどストレスがたまっている場合、ほとんどの親は気が付きますよね。
- 話しかけても元気がない
- チック症状が出る
- イライラしている
上記が子供がストレスをためている時にでやすい行動です。
ストレスが原因の白髪はこめかみにできやすいと言われています。
お子さんの白髪がどんな場所にできているのかもチェックしてみてくださいね。
栄養不足
白髪の原因は色々と言われていますが、「髪を黒くするメラニン色素が作られない」ということははっきりしています。
メラニン色素を作るために必要な栄養はこちらです。
- カルシウム
- ヨード
- チロシン
- 銅
- 亜鉛
メラニン色素は、メラノサイトという色素形成細胞で作られます。
メラノサイトを活性化させるのがカルシウムとヨードで、メラニン色素の原料になるのがチロシンです。
チロシンは、チロシナーゼという酵素の働きでメラニン色素を作ります。
チロシナーゼはもともと体にあるものですが、合成するには銅と亜鉛が必要です。
メラノサイトを活性化させ、メラニン色素が作られるために必要な栄養素をバランス良く摂取するようにしましょう!
どの食品に含まれるのかは後ほどお伝えしますね。
病気の可能性
白髪になる可能性のある病気はこちらです。
- 尋常性白斑
- 甲状腺疾患
- 先天性代謝異常症
尋常性白斑は、なんらかの原因でメラノサイトが消失してしまう病気です。
皮膚が部分的に白くなっている人を見かけたことはありませんか?
尋常性白斑で白髪になる場合は、一部分だけ集中して白髪になります。
その部分のメラノサイトが消失しているからです。
息子は幼児期に腕に白斑が現れて、ずっと皮膚科に通院しています。
白髪との関係を病院で聞いてみたところ、
「全体的にパラパラとある白髪なので、息子さんの場合は尋常性白斑による白髪ではないと思う」
と言われました。
一部分だけに集中して白髪がある場合や、急激に増えた場合は病気の可能性もあるので、念の為に受診してみてくださいね。
子供の白髪が1本や2本など、少ない本数の場合は気にすることはありません。
なんらかのきっかけで、たまたまその髪はメラニン色素が作られなかっただけでしょう。
あなたは子供の白髪を見つけた時にどういう対処をしていますか?
次は、白髪を見つけたらどうすればいいのか見ていきましょう!
スポンサーリンク
子供の白髪を見つけた時の対処法!抜いてもいい?
白髪は抜かずに根元からハサミで切りましょう!
抜いたら毛根が傷みます(T_T)
「子供なんだから少々抜いてもハゲないだろう」
その程度に考えて最近まで白髪を抜いていました。
「白髪を抜くと増える」
聞いたことがありますよね?
これは全くのデタラメだそうですよ。
白髪は抜いても増えませんが、毛根にダメージを与えます。
毛根にダメージを与えると、頭皮のトラブルや髪が生えてこないなどの原因になるのでやめておきましょう!
「白髪の量が多いから切っても追いつかないのよね」
「切るのは無理があるくらい白髪が生えてきた」
こういう場合もあると思います。
そうなったら染めることを考えると思いますが、子供に白髪染めを使うのは抵抗がありますよね。
大人が使う市販の白髪染めは子供には適していません。
子供には「ヘアカラートリートメント」を使うのをおすすめします。
あなたのお子さんはどのくらい白髪がありますか?
息子はパッと見はわかりませんが、近くで見ると分かるくらいあります。
「なんで白髪があるの?」
学校で聞かれたことがあると言っていました。
「遺伝」
と、答えたらそれ以降は聞かれなくなったそうです。
「染める?」と聞いたら「もっと増えたら考える」と言っていました。
とりあえずは白髪対策をしていこうと思っています。
子供の白髪対策はどんなことをする?
食事に気をつかう
先ほどお伝えした「メラニン色素」を作るために必要な栄養を摂取していきましょう。
それぞれの栄養素がどの食品に含まれているのか、以下を参考にしてみてくださいね。
■カルシウム
カルシウムが多く含まれる食品はこちらになります。
- 牛乳
- チーズ
- ヨーグルト
- 小松菜
- ししゃも
牛乳やチーズなら、毎朝の朝食に出せそうですね♪
■ヨード
ヨードが多く含まれる食品はこちらになります。
- ワカメ
- 昆布
- ひじき
- 海苔
- イワシ
- サバ
- カツオ
海藻類が髪にいいというのを聞いた事がある方も多いのでは?
■チロシン
チロシンが多く含まれる食品はこちらになります。
- かつおぶし
- プロセスチーズ
- きな粉
- 高野豆腐
- 大豆
- ピーナッツ
チーズは、白髪対策に必要なカルシウムとチロシンが一度に摂取できます。
毎日の食卓に取り入れて行きたいですね♪
■銅
銅が多く含まれる食品はこちらになります。
- レバー
- ココア
- イカ
- タコ
- ごま
- アーモンド
- 大豆
- 牡蠣
レバーが苦手なお子さんは多いかもしれませんが、ココアなら毎日飲めそうです!
■亜鉛
亜鉛が多く含まれる食品はこちらになります。
- 牡蠣
- 煮干し
- ゴマ
- ビーフジャーキー
- 豚レバー
- カシューナッツ
- 高野豆腐
牡蠣は亜鉛と銅が含まれているので、白髪対策に効果的な食品です。
けれども、毎日の食卓に牡蠣を出すのは無理があります(・・;)
手軽に亜鉛を摂取できるサプリメントもおすすめですよ♪
私がおすすめするのは、「にこにこカルシウムタブレット」です。
カルシウム、亜鉛、ビタミン、マグネシウムなど、子供の栄養バランスを追求して配合されています!
いちご味のタブレットなのでおやつ感覚で摂取できますよ♪
質のいい睡眠をとる
メラノサイトを活性化するためには、睡眠の質を上げて細胞を上手に生まれ変わらせてあげましょう。
睡眠不足にならないようにすることはもちろん、質のいい睡眠がとれるように寝室を工夫することも必要です。
寝ている時でもまぶたからわずかな灯りを感知しているのはご存知ですか?
寝室を真っ暗にしたり、枕の高さを合ったものにするなど、熟睡できるようにしてあげたいですね(*^^*)
▼小学生の理想の睡眠時間はこちら
小学生の睡眠時間の理想!足りない場合の影響は!?
まとめ
今回は、子供の白髪の原因についてお伝えしました。
「遺伝」「ストレス」「病気」「栄養不足」などいろいろな原因がありますが、病気以外では原因をはっきり特定することは難しいです。
子供に白髪が増えると親は戸惑いますよね。
私も息子の白髪が増えてきた頃はいろいろ調べまくりました。
増えてきたら早めにヘアカラートリートメントをして安心させてあげたほうがいいかもしれません。
「白髪なんてたいした問題じゃないよ」
「染めたらわかんないんだから」
こんな気持ちでサポートしてあげると子供も安心するのではと思います。
息子は無頓着なのであまり気にしてないけれど、娘だったらかなり気にしていたことでしょう。
おおらかな気持ちで、親としてできることをしてあげたいです。
あなたとお子さんが、これからも笑顔の毎日を過ごせますように☆