健康

ペットボトルの菌にはこんな症状が!あなたは大丈夫!?


飲みかけのペットボトルはとりわけ珍しいものではありません。

どこの家庭にもあるものです。

 

先日、娘が私に言いました。

「ママ、飲みかけのペットボトルって、すごいたくさんの菌があるんだって!」

「え?菌!?」
 

「そうだよ。〇〇ちゃんのママが言ってたもん。しかもそれを飲むとお腹が痛くなったりするって言ってたよ」

「菌ねぇ…」
 

「〇〇ちゃんは、ペットボトルの菌のせいでいろんな症状が出たことがあるんだって」

「症状!?」

 

ペットボトルに菌がある?そして症状まで?

そんなことを言われても今朝買ったばかりだし。

 

まだ数時間しか経っていないんだけど・・・。

別に大丈夫だろうと思ったけれど、どうしても気になったので調べてみました。

 

今回は、ペットボトルの菌にはどんな症状があるのか、菌を増やさないためにできることをまとめてみました。

「飲みかけのペットボトルって大丈夫?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)

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ペットボトルの菌はどんな症状がある?

女の子お腹痛い

食中毒から肌荒れまで

 
ペットボトルの菌の症状は以下になります。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 発熱
  • 肌荒れ
  • ニキビ
  • 口内炎
  • 口角炎

下痢、発熱、嘔吐に関しては食中毒によるものです。

肌荒れやニキビまで引き起こすことがあるなんて驚きました。

 

我が家は、夫と息子が主にペットボトルを使っています。

そういえば夫と息子はしょっちゅうお腹を壊しているような・・・。

 

飲みかけのペットボトルに入っているのはこんな菌です。

  • 大腸菌
  • カンジタ菌
  • 黄色ブドウ球菌

これらの菌は食中毒でおなじみの菌ですね。

肌荒れやニキビを引き起こすのは黄色ブドウ球菌。

口内炎や口角炎を引き起こすのはカンジタ球菌です。

 

飲みかけのペットボトルは見た目は菌が入っているようには見えません。

もちろん開封前は無菌です。

では、どうして菌が発生してしまうのでしょうか?

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菌が発生する原因は?

ウイルス

口の中の菌がペットボトルに入り込む

 
飲みかけのペットボトルに菌が発生する原因は私たちの口の中の菌が入り込んでしまうからです。

飲みかけのペットボトルは、菌の増殖に適した「水、温度、栄養」という条件が整っているのであっという間に増殖します。

 

自分の体から出た菌だったなんて(・_・;)

これが人の飲みかけのペットボトルだったらもっと気持ち悪いですね・・・。

 

空になると軽くなるペットボトルはとっても便利です。

通勤や通学時にバッグに入れている人も多いでしょう。

けれども、時間が経ったペットボトルはに口から入った菌が増殖してそれを飲んでいると思うと気持ち悪いですね。

ペットボトルに口をつける度に、菌を入れたり出したりしているということになります(ーー;)

 

水、麦茶、緑茶、オレンジジュース、コーヒーの中で1番多く菌が発生するのはどれだと思いますか?

とある実験では、7日間、約20度の条件で放置すると、

オレンジジュース>麦茶>コーヒー>緑茶>水

このような順番で菌が多いという結果になっていました。

オレンジジュースは2日目まではほとんど菌の増殖は見られなかったのに、2日以降になるとグーンと伸びていたんですよ。

 

水はほとんど菌が増えません。

菌にとって栄養となるものがないんでしょうね。

お茶って菌が増えるイメージはないんですが、麦茶は菌が増えていました。

緑茶は除菌効果があると言われているだけにそんなに増えていません。

では、どれくらい放置していると菌は繁殖してしまうのでしょうか?
 

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菌は何時間くらいで繁殖するの?

時計

口をつけて2時間後から

 
ペットボトルの菌は口をつけて2時間後から徐々に増えていきます。

麦茶のペットボトルを使った実験では、以下のように菌が増えていました。

  • 開始直後・・・0
  • 2時間後・・・870
  • 4時間後・・・10000
  • 6時間後・・・18000
  • 8時間後・・・33000
  • 10時間後・・・64000
  • 24時間後・・・230000

24時間経った時には恐ろしいくらいに増えていますね!

ペットボトルを1日中持ち歩いて飲むのは避けたほうが良さそうです。

そうは言ってもペットボトルって便利ですよね。

ペットボトルをよく購入する人は次の方法を試してみましょう!
 

菌の繁殖を防ぐ方法

ペットボトル女の子

冷蔵庫で保管する

 
5度以下で保管すると菌の増殖を防ぐことができます。

できるだけ冷蔵庫に保管するか、温度が上がらないように保冷グッズを活用しましょう。
 

甘い飲み物を避ける

 
菌の増殖は、菌にとって栄養になるものが多ければ多いほど活発になります。

甘い飲み物は糖分が菌の栄養になるので、水や緑茶がおすすめですよ。
 

短時間で飲み切る

 
菌の増殖時間から考えると、口をつけてから4、5時間以内に飲み切るようにしましょう。

簡単に飲み切ることができそうな350mlの小さいペットボトルがいいですね!
 

コップにうつして飲む

 
ペットボトルの菌を増やさない1番の方法は、「口をつけない」です。

ペットボトルの飲み物をコップに入れて飲むようにすれば菌の繁殖を防ぐことができます。
 

保冷機能付きのペットボトルカバーを使う

 
自宅ではコップに入れて飲むことができても、出先ではなかなかできそうにありません。

そもそもペットボトルって外出先で使用することが多いと思います。

出先で冷蔵庫にしまえる環境ならいいのですが、そうでない場合もありますよね。

そういった場合は、保冷機能付きのペットボトルカバーがおすすめですよ。

 

最近は世の中のエコに対する意識が高く、ペットボトルを飲みきった後に洗って再利用する方も増えてきました(ケチなんかじゃない!)。

飲み終わった後のペットボトルを再利用するのは問題ないのでしょうか?
 

飲み終わった後のペットボトルを再利用する場合、菌は大丈夫?

はてな

洗っても菌が落ちない可能性も

 
いったん口をつけたペットボトルを再利用するのはおすすめできません。

そもそもペットボトルは口がせまいので中を洗うのは難しいですよね。

水でシャカシャカゆすいだくらいでは菌をやっつけることはできないんですよ。

調べてみたところ、中には「除菌漂白剤で消毒してから使ってます!」っていう強者もいました。

 

しかし、よく考えてみてください。

洗うことも難しいペットボトルの中は、ゆすぐことも難しいんです。

除菌はできたけど漂白剤の成分を体内に取り込んでしまう可能性も多いにありますよね。

ですから、いったん口をつけたペットボトルはいくらエコでも再利用しないほうがいいと思います^ ^
 

ペットボトルを上手に利用して菌の繁殖を防ごう!

親子

今回は、ペットボトルの菌の症状についてお伝えしました。

ペットボトルの菌の症状は、ちょっとした体調不良でもなってしまうものなので「ペットボトルの菌のせいだ!」と断言するの難しいかもしれませんね。

 

我が家は夫のペットボトルは思いっきり再利用してました(・・;)

色々調べてさすがに気持ち悪くなったので再利用はやめておきます。

 

むやみに恐れる必要はありませんが、「口をつけたら2時間後から菌が繁殖し始めるよ!」「5時間くらいで飲みきってね」などを頭の片隅にでも覚えておいてくださいね♪

心も体も健康で、笑顔の毎日を過ごせますように☆

 

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