「電車のホームから落ちたらどこに避難する?」
電車通勤や通学をしている人は気になりますよね。
息子が電車通学をするようになりました。
押されて転落した事故のニュースなどを耳にすると不安です。
今回は、
- 電車のホームから落ちたらどうすべきか
- 線路に伏せるのはどうなの?
- 電車のホームで気をつけること
など、電車を利用する時に気になることをお伝えします。
「電車のホームから落ちたらどうしよう・・・」って思ってる方は、一緒に考えてみませんか?
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電卓のホームから落ちたら?
周りに知らせる
周りに知らせて、すぐに電車を停めましょう。
ホーム上に緊急停止ボタンがあります。
大きな声で周りの人に知らせて、ボタンを押してもらってください。
避難する
■ホーム下スペースに避難
ホーム下避難スペースは、黄色やオレンジの線で目立つようにしてあることが多いです。
避難スペースは駅によって違いますから、ご利用のホームで確認してみてください。
■ホームの上に避難
電車が来てないようなら、ホーム下ステップを使ってホーム上に上がることもできます。
「ステップを使わないとホームに上がることはできないの?」
線路からホームまでの高さは110cm前後です。
110cmくらいの高さに手を置いてみてください。
なんの足がかりもなく登れそうですか?
私は無理です(T_T)
背が高く、運動神経のいい人じゃないと難しいと思います。
■隣の線路に避難
電車が近づいている場合は、緊急停止が間に合わない可能性もあります。
隣の線路に電車が来ていないなら、すぐに移動してください。
「もしも電車のホームから落ちたら線路に伏せるといいって聞いたけど?」
2013年、名古屋でホームから落ちた女性が線路に伏せて助かった事例がありました。
本当にその方法は効果的なのでしょうか?
線路に伏せるのはどうなの?
電車のホームに落ちた場合、線路に伏せるのはおすすめできません。
線路から電車までの隙間は、枕木のことを考えると約20cmです(線路によって違います)。
小柄な人しか無理ですよね。
20cmってどのくらいかなーと思ってヤカンを測ってみました。
ヤカンの取手部分の蓋までが20cmでしたよ。
そんなに高さがありませんね。
20cmあればまだマシですが、電車の下が機械などで出っ張っている場合もあります。
助かった人はまさに「奇跡的」だったと言えるでしょう。
「ホームから落ちないように気をつけることは?」
落ちないように気をつけることも必要ですよね。
ホームで気をつけることは何があるのでしょうか?
電車のホームで気をつけること
電車のホームから落ちないように気をつけることは以下になります。
- 歩きスマホをしない
- イヤホンを外す
- 白線や黄色線の内側を歩く
- 小さい子供は手をつなぐ
- 電車に乗る時のホームの隙間に気を配る
歩きスマホや、イヤホンで音楽を聞いていると注意が散漫になります。
歩きスマホが原因の転落事故も実際に起こっていますよね。
白線や黄色線の内側を歩くのは基本的なことですが、守っていない人も・・・。
故意に押されて転落した事故もあります。
もしも押されても転落しない距離で待機して、自分を守りましょう。
※黄色線は、目の不自由な人が安全に移動できるように設置されているものでもあります。
遮らないようにしてください。
「電車に乗る時にホームの隙間に落ちるとか、いくらなんでもないんじゃない?」
そう思われるかもしれませんが、探してみたら結構ありました。
そんなに珍しいことでもないみたいですよ。
小さいお子さんは、電車に乗る時にもしっかり手を繋いであげてくださいね。
まとめ
今回は、電車のホームから落ちたらどうするのかなどをお伝えしました。
以下がまとめになります。
- 周りに知らせて緊急停止ボタンを押してもらう
- ホーム下避難スペースに避難する
- ホーム下ステップを使って上に上がる
- 線路に伏せるのは一か八かすぎる
- ホームでは常に気をつける(歩きスマホをしない、白線の後ろに下がるなど)
「押してくる人はいくらでもいるから、電車の近くに立たないように」
長年電車通勤をしている主人が息子に話していました。
「どんな人が押してくるの?」
「特に、おっさんが押したりぶつかったりしてくるんだよねー」
自分もおっさんの主人。
特に押してくるのはおっさんだそうです(・_・;)
また、貧血等で倒れてホームに落ちる可能性もあります。
そういったこともふまえて、できる限り内側に寄って待機したほうが安全ですよ。
避難訓練と同じで、緊急時にどのように行動するのか想定しておいてください。
イメージしておいたほうが、万が一の時にとっさの行動に移すことができます。
まずは、あなたが利用する電車のホームの避難場所を確認してみてくださいね。
これからも、笑顔の毎日を過ごせますように☆