子供の窓からの転落防止対策はお済みですか?
いくら子供が小さくても24時間見張っておくのは難しいですよね。
お昼寝をさせている間に自分もウトウト・・・。
私もそうでしたが、ほとんどのママが経験しているのではないでしょうか。
毎年のように起こる子供の窓からの転落事故。
娘が赤ちゃんの時に「ハッ」とした事があります。
ふと気づいた時に、ソファをよじ登って出窓に行こうとしていました。
当時まだ9ヶ月の赤ちゃんです。
娘は5ヶ月にはずりばいを始め、9ヶ月には自由自在にハイハイで自由自在に移動していました。
上の子もいたので、その時すでに転落防止で窓は開かないようにしていたのですが、それでもドキッとしたものです。
子供の窓からの転落事故は対策をしておけば防ぐことができます。
「あの時こうしておけば良かった・・・」
後から後悔しないように、大切な命を守りましょう。
今回は、
- 子供の窓からの転落防止対策
- 窓やベランダからの子供の転落事故の発生件数
- 転落事故の発生場所や時間帯
など、子供の窓からの転落防止についてお伝えします。
大切なお子さんを守るためにできる事を一緒に考えてみませんか?
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子供の窓からの転落防止対策!
窓は補助錠で2重にロックする
窓の鍵を閉めているからと言って安心はできません。
子供は、昨日できなかった事が突然今日できるようになっているものです。
まだ鍵を開けることはできないと思っていても、明日は開けられるようになっている可能性も。
窓に補助錠をつけて、子供が開けることができないようにしておきましょう。
▼補助錠
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▼網戸ロック
我が家は子供が小さい頃、網戸と窓の両方に補助錠をつけていました。
子供が小さい時は特に、色々と心配は尽きませんね(・・;)
網戸を閉めていても窓を全開にしない
子供が網戸にすがり、外れたり突き破って転落してしまう事故も発生しています。
網戸があっても窓を全開にするのは危険です。
窓を開ける時は、子供が通れないくらいの間隔にしておくと安心ですよ。
窓を少し開けた状態で、補助錠でロックしておきましょう。
窓の近くにソファやベッドを置かない
窓の近くにソファやベッドを置かないようにすることも必要です。
赤ちゃんがハイハイでよじ登って窓に行くこともありますし、幼児がベッドでジャンプしたはずみで窓から転落した事例もあります。
「窓から身を出すと危ない」「網戸にすがると危険」と教える
窓からの転落防止をした上で、子供に危険なことを教える事も必要です。
小さい頃から、窓から身を出したり網戸にすがることの危険性を教えていくことが大切になります。
子供の転落事故は小さい時に限ったことではありません。
小学生になっても子供の転落事故は起こっています。
子供が小学生になると、子供だけで留守番をすることだってあるでしょう。
学校の教室の窓だって高い位置にありますよね。
小さい頃から危険なことを教えていくことが子供を守ることに繋がりますよ。
子供の窓からの転落事故が起こると、
「どうして目を離したんだ」
と親を責める声を耳にする事がありますが、とても心が痛みます。
転落防止対策をしておけば防げたかもしれないという思いはあるけれど、自分が気をつけたり、周りに危険を伝えていく事が大切だと思っています。
残念なことに、子供の窓からの転落事故のニュースは後を経ちません。
子供の転落事故の発生件数や発生場所はどうなっているのでしょうか?
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子供の転落事故の発生件数や場所は?
最多は1歳から5歳の幼児、窓からの転落が多い
東京消防庁によると、平成17年4月1日から平成22年7月10日までの間に、窓やベランダ等から転落した子供の人数は277人です。
▼転落事故の子供の年齢と場所
転落事故が最も多いのは1歳から5歳の幼児170人です。
多いのは幼児ですが、6歳から12歳の子供106人というのも少ない数字ではありませんよね。
小学生の子供にも転落防止対策をしましょう。
では、子供の転落事故の発生時間帯はどうなっているのでしょうか?
子供の転落事故の発生時間帯は?
最も多いのは15時から17時、深夜から早朝にも発生
転落事故が発生した時間帯別の人数はこちらになります。
- 0~5時・・・9人
- 6~8時・・・11人
- 9~11時・・・ 41人
- 12~14時・・・ 62人
- 15~17時・・・96人
- 18~20時・・・51人
- 21~23時・・・7人
9時から20時までが多く、15時から17時は96人で最多となっています。
この96人の年齢は、1歳から5歳までの幼児が48人、6歳から12歳の子供が48人です。
幼児はお昼寝から覚めた頃、小学生は学校から帰宅した頃でしょうか。
転落事故は日中だけかと思っていたのですが、夜中から明け方にもありました。
0時から5時の時間帯の年齢は、3歳から5歳の幼児が4人、6歳から12歳の子供が5人です。
では、転落事故があった階層はどうなっているのでしょうか?
子供の転落事故の発生階層は?
最も多いのは2階
子供の転落事故の発生階層はこちらになります。
- 2階・・・170人
- 3階・・・36人
- 4階・・・13人
- 5階・・・12人
- 6~9階・・・9人
- 10階以上・・・1人
- 階層不明・・・36人
最も多かったのは2階です。
高層階の人は、子供の窓からの転落防止に気をつけている人が多いのかもしれませんね。
マンションに比べると、一戸建ての人は転落防止を気にしていない人もいるかもしれませんが、この数字を見る限り、2階も気をつける必要がある事がお分かりいだたけると思います。
ちなみに、2階からの転落で救急で運ばれた時の状況は次のようになっています。
- 重篤(生命の危険が切迫している)1名
- 重症(生命の危険がある)23名
- 中等症(生命の危険はないが入院の必要がある)76名
- 軽症(入院の必要がない)70名
2階からの転落でも、命の危険がある事をお子さんに教えてあげてくださいね。
窓からの転落防止対策で大切な子供の命を守ろう!
今回は、子供の窓からの転落防止対策についてお伝えしました。
起こりやすい状況は、ゴミすてに行っているちょっとの間や子供だけの留守番、ベッドでジャンプしている時などです。
他人事ではありませんよね。
我が子は大きくなりましたが、転落を心配する時があります。
先日、小6の息子が修学旅行に行きました。
「ホテルの窓を開けない」
念を押して送り出しています。
小6にこんなことを言うのは心配性過ぎるのかもと思っていましたが、今回調べた結果を見ると小学生も危険だと思いました。
窓の転落防止対策を徹底して、大切な子供の命を守っていきましょう!
あなたとご家族が、これからもずっと笑顔でいられますように☆
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