「あなたと私は一蓮托生です」
「夫婦は一蓮托生ですから」
いちれんたくしょう・・・?
どういう意味なのでしょうか?
語源も気になります。
今回は、
- 「一蓮托生」の意味
- 語源
- 類語
- 使い方
などをお伝えします!
「一蓮托生とは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)
スポンサーリンク
「一蓮托生」の意味は?
一蓮托生の意味はこちらになります。
出典:現代標準国語辞典
一蓮托生(いちれんたくしょう)
- 結果がどうであろうとも、他の人と行動や運命をともにすること
参考:現代標準国語辞典
「結果がどうであろうとも、ほかの人と行動や運命をともにする」のが『一蓮托生』です。
結果がどうであろうとも・・・。
献身的な言葉ですね(*^^)
どうしてそのような意味になったのでしょうか?
語源を見てみましょう!
「一蓮托生」の語源は?
一蓮托生の語源はこちらになります。
一蓮托生・語源
仏教で、死後、極楽で同じハスの花に生まれることから
参考:現代標準国語辞典
一蓮托生は、仏教で「死後に同じ蓮の花の上に生まれる」ことを指しています。
蓮の花はお釈迦様の台座になっている神聖な花、托生は「よりどころとして生きる」こと。
本来は、同じ心で結ばれている人たちが極楽浄土で来世も一緒にと願う、希望に満ちた言葉です。
この言葉が、いつしか「どうなろうと運命を共にする」という意味で使われるようになりました。
「一蓮托生」の類語は?
一蓮托生の類語はこちらになります。
- 運命共同体(関係が非常に深くて、生き残るか滅びるかなどの運命が互いに共通している集団)
- 一心同体(何人かのひとが、心も体も一つであるかのように、しっかりと結びつくこと)
- 死なば諸共(しなばもろとも:死ぬときは一緒だ、運命を共にしよう)
死なば諸共は、「共に力を合わせて頑張ろう」という意味と「切羽詰まって相手を道連れにしよう」という意味、どちらにも用いることができます。
出典:現代標準国語辞典
「心がしっかりと結びつき、運命がどうなろうと共に」などの意味を持つ言葉が『一蓮托生』の類語です。
「一蓮托生」の使い方は?
一蓮托生の使い方はこちらになります。
- 夫婦は一蓮托生なので、どんなことがあっても一緒にいます。
- ここまで苦楽を共にしてきた仲間なんだから、一蓮托生でこれからも助け合おう。
- あなたと私は一蓮托生。だから困難も一緒に乗り越えましょう。
「何があっても一緒」
「どんな結末でも同じ道を歩む」
どのような結果になろうとも、運命を共にする気持ちの時に「一蓮托生」を使いましょう!
まとめ
今回は、「一蓮托生」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
一蓮托生(いちれんたくしょう)
意味
- 結果がどうであろうとも、他の人と行動や運命をともにすること
語源
- 仏教で、死後、極楽で同じハスの花に生まれることから
「一蓮托生」、夫婦でもなかなかいないんじゃないかと思います。
子どものことを考えた上で離婚することもありますし・・・。
そういえば、私の姉は「夫と同じ墓には絶対に入りたくない!」と言ってました( ̄▽ ̄;)
「どんな結果でも一緒に運命を共に!」
一蓮托生だと思える人や仲間と出会えたら、それ自体が幸せなことですよね♪
とにかく、一蓮托生の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆