カフェインが子供にどんな影響を与えるのかご存知ですか?
子供にカフェインは悪影響だと知っている人は多くても、どうしてダメなのか知らない人も多いのでは?
我が家は子供用の栄養ドリンクを買うことがあります。
大人用の栄養ドリンクは安売りしているのに、子供用の栄養ドリンクは安売りしていません。
結構高いなと感じています。
大人用栄養ドリンクと子供用栄養ドリンクの大きな違いはカフェインの有無です。
カフェインが子供に与える影響が気になってきました。
今回は、
- カフェインが子供に与える影響
- どれくらいならいいのか?
- カフェインが含まれている食品
- 子供にカフェインはいつから?
など、子供とカフェインについてお伝えします!
「子供のカフェイン摂取が気になるわ」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)
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カフェインが子供に与える影響は?
カフェインが子供に与える影響は以下になります。
■血管拡張作用
カフェインには血管拡張作用があり、血液循環量が増えることで利尿作用や神経伝達物質が増加します。
どういったことが起こるのかというと、
- 気分が高揚する
- 眠気がなくなる
- 基礎代謝の増進
- 心拍数の増加
- 胃酸分泌促進
- カルシウムの排出を促す
などがあげられます。
子供の成長に欠かせないカルシウムの排出を促してしまうのは心配ですね。
■不眠、めまいなどの副作用
眠気や倦怠感などに効果がある反面、不眠やめまい、頭痛、胃酸分泌過剰などの副作用があります。
大人は眠気覚ましにカフェインを摂取することもありますが、子供の眠気覚ましにはカフェインは適していませんね。
「寝る子は育つ」と言われるように、子供の成長において睡眠は大切です♪
子供のカフェインはどれくらいならいいの?
子供のカフェイン最大摂取量(1日)は以下になります。
- 4~6歳児・・・45mg
- 7~9歳児・・・62.5mg
- 10~12歳児・・・85mg
厚生労働省HPに、カナダ保健省が公表した「カフェインの1日推奨最大摂取量」が次のように記載されていました。
- 子供はカフェインに対する感受性が強いため、4歳~6歳の子供は最大45mg/日、7歳~9歳の子供は最大62.5g/日、10歳~12歳の子供は最大85mg/日(350ml入り缶コーラ1~2本に相当)までとする。
- 13歳以上の青少年については、データが不十分なため、確定した勧告は作成しなかったが、1日あたり2.5g/kg体重以上のカフェインを摂取しないこと。
コーラ1缶355mlに36~46mgのカフェインが入っています。
うちの子どもたちはコーラをよく飲むのですが、500mlのペットボトルならすぐに最大推奨量に到達しそうですね(^^;)
カフェインと言えばコーヒーや紅茶くらいしか思い浮かびませんでした。
カフェインはどのような食品に含まれているのでしょう?
カフェインが含まれている食品は?
カフェインは、子供に身近な食品にも含まれています。
以下をご覧ください。
- コーヒー・・・60mg/100ml
- 紅茶・・・30mg/100ml
- せん茶・・・20mg/100ml
- コーラ・・・36~46mg/355ml
- チョコレート・・・61mg/100g
- ココア・・・8~10g/100g
- 緑茶・・・14mg/100g
- ほうじ茶・・・12mg/100g
- 烏龍茶・・・12mg/100g
- ジャスミン茶・・・9mg/100g
- エナジードリンク・・・4~80mg/100g
チョコレートは意外ですよね。
板チョコ1枚(約60g)でだいたい10mgから60mgのカフェイン量になります。
ビターチョコよりもミルクチョコレートの方がカフェインの量は少ないそうです。
子供にカフェインはいつから大丈夫?
子供のカフェイン摂取は、「12歳~15歳以上、体重が50kgくらいの大人並み」が目安になります。
UCCのHPでは、「コーヒーを何歳から飲ませていいのか」という問に次のように答えてありました。
個人差、状況によって違いますが、一つのめどとして次のように言えます。
12歳~15歳以上で大人なみに体重が50kgを超えていたら、大人と同じようにコーヒーを飲んでもかまいません。
10歳以下の子供には基本的に控えた方がよいかと思います。
6歳くらいから上の子でしたら、ミルクで1/4程度に薄めれば大丈夫でしょう。
こちらを参考に考えると中学生くらいからは大丈夫そうですね。
ただし、年齢だけでなく体重も考慮しましょう。
エナジードリンクに気を付けよう!
今回は、カフェインが子供に与える影響などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
■カフェインが子供に与える影響
- 血管拡張作用による気分の高揚、心拍数の増加、カルシウムの排泄など
- 不眠、目眩などの副作用
■コーヒーを飲ませても大丈夫な年齢
- 12歳~15歳以上、体重が約50kgの大人なみが目安
私が小学生の頃、紅茶を毎朝毎夕飲んでました(・・;)
紅茶が大好きだったんです・・・。
息子は、中3頃からエナジードリンクを好むようになりました。
レッドブルは250ml缶1本で、80mlのカフェインが含まれています。
モンスターエナジーは355mlで142mgです。
たまにしか飲まないけれど、飲んだらなかなか眠れません。
飲みすぎないよう気を付けなければいけないと思っています。
「すべてのものは毒であり、毒でないものなど存在しない。その服用量こそが毒であるか、そうでないかを決めるのだ」
スイスの医師、パラケルススの有名な言葉です。
カフェインはいろいろな食品に含まれていますから、あまり過敏に考えると疲れます(^^;)
とは言え、過剰摂取にならないよう気を付けてあげたいですよね^ ^
これからも笑顔の毎日が過ごせますように☆
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