豆苗はサラダにしても炒めても美味しくて栄養価の高い野菜ですね。
あなたは豆苗を再利用していますか?
先日近所のママたちが、
「最近野菜が高いから豆苗を買って再利用してるわー」
と言ってたんです。
「豆苗の再利用?」
後日豆苗を買って食べてみたところ、
「シャキシャキで美味しい!」
豆苗がこんなに美味しい野菜だなんて知りませんでした。
あまり注目されにくい豆苗ですが、実は栄養価がとっても高いんですよ♪
今回は、豆苗の育て方のコツや栄養価をお伝えします!
「最近野菜が高いからちょっとでも節約できないかなー」って思ってる方はチェックしていってくださいね♪
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豆苗の育て方!コツは?
豆苗はとっても簡単に育てることができます。
準備するものは以下の3つです。
- 再利用する豆苗
- 豆苗を入れる容器(牛乳パックでも可)
- ペットボトルのキャップ
豆苗の育て方はこちらになります。
(1)豆苗をカットする
豆苗をカットする時は、豆のすぐ上じゃなくて脇芽の上をカットしてください。。
2つの脇芽を残してその上をカットするのがポイントです。
▼豆苗の脇芽
(2)容器にペットボトルのキャップを入れる
そのまま豆苗を入れてもいいのですが、根を傷めないためにはペットボトルのキャップを4つ入れておきましょう♪
(3)容器に水を入れる
豆が水につかると腐ってしまいます。
根が水に浸るくらいの水を入れてくださいね♪
(4)日当たりの良い窓辺などに置く
豆苗は暑すぎても寒すぎても上手に育ちません。
夏場の直射日光は避けてくださいね。
全く日が当たらない室内で育てるとヒョロヒョロになります。
日当たりの良い窓辺で育てるのがおすすめですが、私は適度に日の光が入るキッチンカウンターに置きました。
▼1日目の豆苗
▼6日目の豆苗
たった6日でこんなに育ってくれました!
豆苗は通常7日~10日で再収穫できます。
(5)水換えをする
水換えは1日に1~2回です。
夏場など室温の高い時は2回するようにしましょう。
ぬめりがあると雑菌が繁殖してカビの原因になるので、水換えの時は容器やペットボトルのキャップを綺麗に洗ってくださいね♪
私は水換えの時に流水を当てて豆苗の根も洗うようにしています。
豆苗の再利用の育て方のコツは、
- 2つの脇芽の上をカットする
- ペットボトルのキャップの上に豆苗をのせる
- 水換えの時に容器や根を綺麗にする
これらのコツをおさえるだけで上手に育ってくれますよ♪
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豆苗は何回再利用できる?
豆苗の再利用は約2回です。
2回目を育てたあたりかからカビが生える場合が多いので、そうなったら処分してくださいね。
ちなみに私は3回目が育ってきましたが、まだカビがはえる気配はないんですよ♪
何度も再利用している人の話では4回目あたりは茎が細くなってしまうとのことでした。
豆に入っていた栄養がなくなってしまうんですね。
「肥料を足せばいいんじゃない?」
エンドレスで育ててみたい願望はありますが、肥料を足すと藻が発生したりカビが生えやすくなるのでおすすめできないそうですよ。
4回目を育てている友達は、
「もう細くなっているけど、カビは生えていないし愛着があるから捨てられない」
と、言ってました。
その気持がとってもよくわかるんです。
カビが生えたらなんのためらいもなく処分しますが、毎日水換えして成長を見ていると茎が細くなったくらいでは処分する気になれないんですよね(・・;)
4回目ともなるともう栄養はなさそうですが、豆苗はもともと栄養価が高い野菜です。
次は、豆苗の栄養を見ていきましょう!
豆苗の栄養は?
豆苗の100gあたりの栄養は以下になります。
- エネルギー・・・24kcal
- たんぱく質・・・3.8g
- 脂質・・・0.4g
- 炭水化物・・・3.2g
- 糖質・・・1.0g
- 食物繊維・・・2.2g
- ナトリウム・・・1mg
- カリウム・・・130mg
- カルシウム・・・7mg
- リン・・・47mg
- ビタミンE・・・1.6mg
- ビタミンK・・・210μg
- ビタミンB1・・・0.17mg
- ビタミンB2・・・0.21mg
- ビタミンB6・・・0.15mg
- ビタミンC・・・43mg
- 葉酸・・・120μg
- βカロテン・・・3000μg
※参考:日本食品標準成分表2015
他の野菜と比べるとどんな感じかというと、
とっても栄養価が高いんですよ♪
豆苗に含まれる主な栄養素の働きは以下です。
- 食物繊維・・・便秘の予防・改善
- カリウム・・・高血圧の予防
- リン・・・骨や歯を作る・糖質の代謝を高める
- ビタミンE・・・抗酸化作用(老化防止)
- ビタミンK・・・出血を止める・骨の健康を保つ
- ビタミンB1・・・疲労回復・神経機能を正常に保つ
- ビタミンB2・・・成長促進・皮膚や粘膜を正常に保つ
- ビタミンB6・・・成長促進・精神状態を保つ・ホルモンバランスを整える
- 葉酸・・・胎児の神経管閉鎖障害予防・貧血予防
- βカロテン・・・抗酸化作用(老化防止)・免疫力アップ
豆苗の1番の魅力は強力な抗酸化作用です。
体や心の健康、美容、免疫力アップなど、毎日食べたくなるくらいの働きがありますね♪
豆苗を再利用して節約と健康維持に役立てよう!
いかがでしたか?
今回は、豆苗の育て方のコツをお伝えしました。
豆苗の育て方のコツは、
- 2つの脇芽の上をカットする
- 根の下にペットボトルのキャップを敷く
- 適度に日が当たる場所に置く
- 水換えは毎日、容器や根も綺麗にする
これらのことを気にするだけでグングン育ってくれますよ♪
「今日はどんだけ伸びたかなー」
って楽しみにしていると、毎日の生活にちょっとした幸せをプラスしてくれます。
節約&健康維持にぴったりな豆苗、上手に育てて再利用してみてくださいネ(*^^*)