「丁度」と「調度」の違い。
違いがわかりにくいですよね。
「丁度」と「調度」は、スマホやPCで変換する時に一瞬戸惑ってしまうこともある言葉です。
先日、小学生の子供に違いを聞かれて答えられませんでした(・・;)
今回は、「丁度」と「調度」の違いについてお伝えします。
「丁度と調度がややこしいよ~って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)
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丁度と調度の違いは?
「丁度」と「調度」の違いを知るために、それぞれの意味を見てみましょう!
丁度
- ほどよく。都合よく。
- 不足や余りのないこと。
- まるで。あたかも。
調度
- 家の中で普段使う、身の回りの家具や道具。
こうして見ると明らかに違いが分かりますね^ ^
「丁度」は副詞で「調度」は名詞です。
「ちょうど」を使う時によく出てくる「ちょうど良い」は、「良い」という形容詞を修飾する副詞が「丁度」になります。
では、違いが分かったところで例文を見ていきましょう!
「丁度」と「調度」の例文は?
「丁度」と「調度」の例文はこちらになります。
■丁度
- 食事をするのに丁度良い時間です。
- 丁度1000円を使った。
- 丁度、雪の降るように花びらが散った。
1番の例文は、先ほどお伝えした意味の「ほどよく。都合よく」の例文です。
2番の例文は「不足や余りのないこと」。
3番の例文は「まるで。あたかも」の意味として使われています。
■調度
- 展示会ですばらしい調度品を見た。
- 新居にふさわしい調度をそろえる。
調度は名詞なので、例文がなくても混乱することはありませんね^ ^
まとめ
今回は、「丁度」と「調度」の違いについてお伝えしました。
以下がまとめになります。
- 「丁度」の意味は、「ほどよく」「余りなく」「あたかも」
- 「調度」の意味は、「身の回りの家具や道具」
- 「調度」は名詞で「丁度」は副詞
- 「ちょうど良い」は「丁度」
「ちょうど着いたところだよ!」
「丁度着いたところだよ!」
これらを比べてみると、ひらがなの方がやわらかい印象を受けませんか?
「ちょうど」のように、ひらがなで使われることが多い副詞に「さっそく」があります。
「さっそく」は、漢字にすると「早速」で、「ただちに」「すぐに」という意味ですね。
「さっそくいただきます!」
「早速いただきます!」
やっぱりひらがなの方がやわらかいと感じます。
個人の好みがあるので一概には言えませんが、親しい間柄では漢字に変換しない方が読みやすい言葉も結構あるんですよ。
テスト等はともかく、普段使う時にはひらがなのままにしてみるのもいいかもしれませんね♪