「“同じ轍を踏む”の意味は?」
「轍(てつ)ってなに?」
「鉄じゃないの?」
娘が聞いてきました。
轍ってなんでしょうか?
今回は、
- 「同じ轍を踏む」の意味と由来!「轍(てつ)」って?
- 類語
など、同じ轍を踏むについて気になることをお伝えします!
「轍ってなに~?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです^ ^
スポンサーリンク
「同じ轍を踏む」の意味と由来!「轍(てつ)」って?
国語辞典には「轍を踏む」として載っていました。
■轍を踏む
- 前の人の失敗を同じように繰り返す
■轍(てつ)
- 車の通ったあとに残る、すじ状のくぼみ
- わだち(通った車が道に残した車輪の跡)
参考:学研 現代標準国語辞典
前の車が通った車輪のくぼみの跡を同じように踏むことが、「轍を踏む」の由来です。
「轍」って車が通った跡だったんですね。
私は「鉄」だと思ってました(・・;)
「同じ轍を踏む」で使われることが多いですが、「前車の轍を踏む」ということわざがもとになっているそうですよ。
■前車の轍を踏む
- 前の人と同じ失敗、経験を繰り返すことのたとえ
- 「轍」とは車のわだちのこと。
参考:ポケット版 ことわざ辞典
「轍を踏む」「全車の轍を踏む」どちらも、「前の人と同じ失敗を繰り返す」となっていますね。
自分が同じ失敗を繰り返す時に使うことわざはなんでしょうか…?
類語は?(自分が同じ失敗を繰り返す時のことわざ)
自分が同じ失敗を繰り返す時のことわざはこちらになります。
■火傷火に懲りず(やけどひにこりず)
- 過去の失敗にも懲りず、同じようなことを繰り返すことのたとえ
- 火傷をしたのに懲りずに火にあたっている様子から
- 焼け面(づら)火に懲りずともいう
このことわざ、ご存知でしたか?
私は知りませんでした(・・;)
普通の会話では使いにくい感じですね。
まとめ
今回は、同じ轍を踏むの意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
■同じ轍を踏むの意味
- 前の人と同じ失敗、経験を繰り返すことのたとえ
■轍を踏むの由来
- 前の車が通った時にできたくぼみを同じように踏むことから
■「轍(てつ)」とは?
- 「轍」はわだち(通った車が道に残した車輪の跡)のこと
「同じ轍を踏まないように」
先日、息子に言いました。
夏休みの課題をためこまないよう忠告です(・・;)
去年の夏休み、夏課題はすごく順調に進んでると言っていた息子。
始業式2日前に確認したら、膨大な量の課題が残っていたんですよ(T_T)
なんならほとんどやってないってくらいの量でした。
監視のもと全部すませましたが、お互い地獄でしたよ(-_-;)
あんな思いはお互いしたくないので、「同じ轍を~」の言葉が出たんです(T_T)
けれど、自分の失敗だから「火傷火に懲りず」がよかったのかもしれませんね。
いや、「“火傷火に懲りず”にならないようにね~」って忠告するくらいなら、「今年はちゃんとやってよ~」っていいます。笑
「馬の耳に念仏」かもしれませんが(-_-;)
※馬の耳に念仏・・・有益な忠告などをいくら言って聞かせても、聞き流すだけで効果のないことのたとえ
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆
▼こちらの記事もどうぞ
「早起きは三文の徳」の意味や由来は?三文っていくらなの?
「厚かましい」「図々しい」の違いは?「おこがましい」は何だっけ?