「アルミホイルに裏表はあるの?」
「片方ピカピカで光沢があるのはなぜ?」
「くっつきにくいのはどっち?」
ホイル焼きなどで大活躍するアルミホイル。
どっちが表なんでしょうか?
おにぎりを包む時、どっちがくっつくとかも気になります。
今回は、
- アルミホイルに裏表はあるのか(なぜ片方光沢が?)
- くっつきにくいのは?
- 電子レンジで使ってはいけない理由
- アルミホイルを落とし蓋で使う時の注意点
など、アルミホイルを使う時に気になることをお伝えします。
「アルミホイルの裏表は?」って思ってるかたの参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)
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アルミホイルの裏表は?片方に光沢があるのはなぜ?
アルミホイルに裏表はありませんし、ピカピカの光沢面とそうでない面の機能は同じです。
「え!?ないの?」
「だったらなんで片方ピカピカなの?」
片方だけ光沢があるのは、製造の時にローラーに当たるからです。
Q アルミホイルに裏表はあるのですか?
A 裏表はありません。
アルミホイルは、厚いアルミ箔を二枚重ねにしてローラーとローラーで挟んで伸ばして薄く仕上げる(圧延)ことによって製造されます。
その工程上でローラーに当たっていた面はピカピカ面となり、アルミとアルミが重なっていた面はつやの無い(マット面)状態となります。
見た目が違うだけで材質も機能も全く変わりませんので、裏も表もありません。
なんと!
見た目が違うだけで材質も機能も同じだったとは(@_@)
片方ピカピカなのはローラーが当たっていたからだったんですね。
ちょっと拍子抜けしたけど、裏表なく機能も同じだとわかって安心しました♪
「裏表はなくても、どっちがくっつきにくいとかあるんじゃないの?」
どうなんでしょう?
おにぎりを包んでためしてみます。
くっつきにくいのはどっち?
左はピカピカ面、右はツヤ消し面を内側(おにぎり側)にしました。
広げてみます。
どちらのアルミホイルにもご飯粒がくっつきました。
大差はありませんが、ツヤ消し面をおにぎり側にしたほうがアルミホイルをはがしにくかったです。
結果、
くっつきにくいのはピカピカ面(大差はない)
ということがわかりました。
凹凸の関係で、ツヤ消し面はくっつきやすいんだとか。
はがしやすさを考えたら、おにぎりを包む時はピカピカ面を内側にするのがおすすめですよ(*^^)v
電子レンジで使ってはいけない理由は?
アルミホイルを電子レンジの「温め機能」で使ってはいけない理由は、火花が出るからです。
アルミホイルに限らず、金属を使った食器なども同じです。
「どうして火花が出るの?」
電子レンジは、マイクロ波という電磁波が食品の中の水分を激しく振動させて食品を温めます。
電磁波は水分だけでなく、金属表面に存在する「電子」も刺激します。
アルミホイルは金属です。
電磁波を浴びたアルミホイルの電子が活発に動き回り、外に飛び出たものが火花になります。
■電子レンジでアルミホイルを使ったら火花が出るしくみ
- 電子レンジの温め機能を使う時に出る電磁波が、アルミホイルの電子を刺激
- アルミホイルの電子が活発に動き回り外に出る(火花になる)
私は、金属が含まれたお皿を使って火花を出したことがあります。
「パチッ!!!」と音がして慌てて止めました( ̄▽ ̄;)
すぐ子供に「このお皿で電子レンジを使わないで」と伝えています。
アルミホイルを電子レンジで使ったらいけないということも。
「ラップがないからアルミホイル使っちゃお~」なんてこともありえそうなので((+_+))
「オーブン機能はアルミホイル使えるよね?」
オーブン機能は、電磁波じゃなくてヒーターで加熱するのでアルミホイルを使っても大丈夫です♪
落とし蓋で使う時の注意点
アルミホイルを落とし蓋として使うのは可能ですが、以下の注意点もあります。
調理が終わったらアルミホイルを取り除く
「なんで取り除かないといけないの?」
アルミを水や塩分、酸などに長時間さらすと、腐食という現象がおきて溶けて穴が空くことがあるからです。
「溶けたらその料理は食べられない?」
人体に害はないし、すべて排除されるそうですよ。
参考:東洋アルミエコープロダクツ株式会社 お問い合わせ「アルミホイルは落とし蓋で使えますか?」
でも、アルミが溶けた料理を食べるのはいい気持ちはしませんね( ̄▽ ̄;)
アルミホイルを落とし蓋に使う時は、調理が終わったらすぐに取り除くようにしましょう!
まとめ
今回は、「アルミホイルの裏表」などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
■アルミホイルに裏表はある?
- 裏表はないし、ピカピカ面とツヤ消し面の機能は同じ
■アルミホイルの片方がピカピカなのはなぜ?
- 製造工程でローラーに当たるから
■くっつきにくいのはどっち?
- 大差はないが、どちらかというとピカピカ面のほうがくっつきにくい
■電子レンジ(温め機能)で使えない理由は?
- 電磁波がアルミホイルの電子を刺激して火花が出るから
■落とし蓋として使う時の注意点
- 調理が終わったらアルミホイルを取り除く(長時間おくとアルミが溶ける)
アルミホイルに裏表はない、ピカピカ面もツヤ消し面も機能は同じということがわかりました。
「どっちが表かな?」とモヤモヤしなくても大丈夫です!
どちらでも好きなほうを使ってください♪
アルミホイルはほんっと便利ですよね。
ホイル焼きは簡単調理な上においしいし、グリルの網にアルミホイルをのせると後片付けがかなり楽(*^^)v
私は、魚を焼く以外にも、ハンバーグ、お肉、なにかとグリルで焼きます。
フライパンで焼き加減を見ながら焼くのがどうも苦手で・・・( ̄▽ ̄;)
はっ!もうそろそろアルミホイル切らしそうです(◎_◎;)
早めに買っておかなくては!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆