「人の噂も七十五日って言うけど、もっと早く忘れそうね」
「なんで七十五日なの?」
そういえば、なんで七十五日なんでしょう?
根拠が気になります。
今回は、
- 「人の噂も七十五日」の意味
- 「人の噂も七十五日」の根拠は?
- 「人の噂も七十五日」の類語
- 「人の噂も七十五日」の例文
などをお伝えします。
「なんで七十五日なの?」って思ってるかたの参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)
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「人の噂も七十五日」の意味は?
人の噂も七十五日(ひとのうわさもしちじゅうごにち)
- 世間の噂がどんなにやかましくても、せいぜい七十五日もすれば自然とおさまり、忘れられるということ
- よい噂でも悪い噂でもそう長く続くものではないということ
- 「世の取沙汰も七十五日(よのとりざたもしちじゅうごにち)」ともいう
参考:ポケット版ことわざ辞典
読み方は「しちじゅうごにち」。
私は「ななじゅうごにち」って言ってました((+_+))
同じ人はいないかな?
いませんよね( ̄▽ ̄;)
「よい噂でも悪い噂でもそう長くは続かない」
悪い噂だけでなく、よい噂もふくまれています。
たしかに、どちらの噂もそう長くは続きません。
人のことより自分のことで忙しい人のほうが多いかと思います。
七十五日経っても「あの人さ・・・」なんて言ってたら、「まだ言ってんのか!」ってなりそうです( ̄▽ ̄;)
そもそも、なぜ七十五日なんでしょう?
七十五日の根拠は?
「人の噂も七十五日」、75日の根拠は?
「七十五日」に根拠はありません。
出典:ポケット版ことわざ辞典
七十五日の根拠
- 七十五日はべつに根拠はなく、ある程度の日数という意味
参考:ポケット版ことわざ辞典
なんと!根拠はなかったとは・・・!
とは言え、ネット上には諸説ありました。
- ひとつの季節が約75日だから(季節が変わる頃には噂も忘れられる)
- 農作物の種まきから収穫が約75日だから(種をまいて収穫するほどの日数が経てば忘れられる)
また、「七十五日(しちじゅうごにち)」の語呂がいいからというのもありましたよ♪
江戸時代に書かれた「春色辰巳園(しゅんしょくたつみのその)」に、「人の噂も七十五日、すぎた昔は兎も角も」という記述があるそうです。
ずいぶん昔から「人の噂も七十五日」って使っていたんですね♪
「人の噂も七十五日」の類語は?
「人の噂も七十五日」の類語はこちらになります。
- 人の上は百日
- 善きも悪しきも七十五日
- 世の取沙汰も七十五日
- It will be a nine days' wonder.(人の驚きは九日間)
英語は期間が短いですね(◎_◎;)
実際はそんなものかもしれません!
「良いことも悪いことも驚きも、人はわりとすぐ忘れる」という意味を持つ言葉が類語になります。
ちなみに、「人の噂も四十九日」というのをたまに見かけますが、それは間違いです。
「人の噂も七十五日」の例文
「人の噂も七十五日」の例文はこちらになります。
- 人の噂も七十五日っていうし、みんなすぐに忘れるから気にすることないよ
- 人の噂も七十五日と言うけれど、最近はゴシップだらけでもっと早く忘れられそうだね
- インターネット社会の現代は、人の噂も七十五日どころか永遠に残ってしまう
「噂が広がるんじゃないか」って落ち込んでる人がいたら、「人の噂も七十五日だから気にすんな!すぐ忘れるよ」って声をかけてあげてください(*^^)v
「人の噂も七十五日」まとめ
今回は、「人の噂も七十五日」の根拠などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
人の噂も七十五日
- よい噂でも悪い噂でもそう長く続くものではないということ
- 七十五日に根拠はない(ひとつの季節の期間・農作物ができるまでの期間などの諸説あり)
75日・・・2か月半という期間をどう思いますか?
「長い」「短い」、実際はどっちなのでしょう?
「現代は情報量が多いから2週間もすれば忘れる」
「日々忙しいのですぐに忘れる」
「大事件などはネット上に残り、色々なタイミングで掘り返されるから永遠」
「噂にもよる、インパクトありすぎる内容だと顔を見たら思い出す」
七十五日で忘れられるかは、噂の内容によるかもしれません。
噂はあくまでも噂と思っていても、その人の顔を見たらよぎったりも(^^;)
ネガティブな噂話に時間を費やすより、ポジティブな時間を過ごしたいですよね♪
とにかく、七十五日に根拠はないってわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆