「回復」と「快復」の違いは?
使い分けに迷う時がありますよね。
先日、知人が入院してお見舞いのメールを送る機会がありました。
「一日も早いごかいふくをお祈りしています」
ごかいふく・・・。
「回復」と「快復」どっちだっけ?
違いがわかりません(・_・;)
天気が「かいふく」する。
景気が「かいふく」する。
などなど、いろいろな場面で使われる「かいふく」。
意味や使い分けが気になります。
今回は、
- 回復と快復の違いや意味は?
- 使い分けを見てみよう!
など、「回復」と「快復」の違いについてお伝えします!
「どっちを使うんだっけ?」って迷ってる方の参考にしていただけると嬉しいです^ ^
スポンサーリンク
回復と快復の違いは?意味を見てみよう!
「回復」と「快復」の違いはこちらになります。
- 回復・・・病気や景気などいろいろな「かいふく」に使える
- 快復・・・病気や怪我の「かいふく」に使う
「回復」は、病気を含めたいろいろな「かいふく」に使えるから迷いがちだったんですね!
「回復」と「快復」の意味を辞書で調べてみました。
■「回復」の意味
悪い状態になったものが、もとのよい状態にもどること。
一度失った信用などをとりもどすこと。
例文:けがの回復が早い・景気が回復した・名誉を回復する
■「快復」の意味
病気や怪我がすっかりよくなること。
参考:チャレンジ小学国語辞典
「回復」はいろいろな「かいふく」に使えますが、「快復」は病気や怪我の「かいふく」の時だけに使いましょう^ ^
「回復」と「快復」の使い分けは?
漢字辞典に「かいふく」の使い分けが載っていました。
■「かいふく」の使い分け
どちらももとのようになるという意味だが、「回復」は広い意味で使われるのに対し、「快復」は病気の場合に限って使われる。
- 回復・・・なおってもとどおりになる
- 快復・・・病気がすっかり治る
参考:チャレンジ小学漢字辞典
「回復」は「もとどおり」で、「快復」は「病気や怪我がすっかり治る」という使い分けができますね。
天気が「かいふく」するのはもとどおりになるから「回復」。
信頼の「かいふく」も失ったものがもとどおりになるから「回復」。
お見舞いメールなどは、「もと通りになる」のか「すっかり治る」のかを考慮して「回復」と「快復」を使い分けてもいいと思います^ ^
まとめ
今回は、「回復」と「快復」の違いをお伝えしました。
以下がまとめになります。
■「回復」と「快復」の違い
- 回復・・・広い意味で使われる(病気、天気、信頼、景気など)
- 快復・・・病気や怪我の場合に限って使われる
回復と快復の違いは、「”快復”は病気や怪我だけ」って覚えておきましょう!
回復は「なおってもとどおり」、快復は「すっかり治る」というのも頭に入れておくと完璧です^ ^
知人に送るお見舞いメール、「回復」と「快復」の違いを調べた後なのにどちらを使うかすごく迷いました。
失礼のないようにって考えたらこんがらがってきたんです(・・;
迷ったあげく、すっかり治るという願いをこめて「快復」を使いました。
お見舞いメールでどっちを使おうか迷ったら、「一日も早いご全快をお祈りいたします」もおすすめですよ。
電報例文にありました♪
あなたは漢字を書くのは得意ですか?
私は、PCやスマホで文字を打つようになってから、読むことはできても書けない漢字が増えてきました。
小学生と中学生の我が子に負けてしまう漢字力。
ちょっと勉強し直さないといけないなーと思っているところです(・_・;)
1番勉強を頑張っていた頃の脳まで”回復”できるかな?
なにもしないと年々退化していく一方です(T_T)
とりあえずこれ以上退化しないよう娘の漢字ドリルを勉強しようっと…。
あなたとご家族が、これからも笑顔の日々を過ごせますように☆