「ジレンマに陥ってしまって・・・」
「ジレンマ・・・!?」
ジレンマとはどういう意味なのでしょうか?
辞書を調べたら、わかりやすく載っていました。
今回は、
- 「ジレンマ」の意味
- 語源
- 類語
- 使い方(例文)
- 「トリレンマ」とは
をお伝えします!
「ジレンマとは?」って思ってるかたの参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)
スポンサーリンク
「ジレンマ」の意味は?
「ジレンマ」の意味はこちらになります。
出典:ベネッセ新修国語辞典
ジレンマ(dilemma)
- 二つの事柄のうち、どちらに決めればよいのか決心がつかず、なやみ迷うこと
- 対立する二つのことがらのうち、どちらにしてよいか迷って決められない状態・板ばさみ
- 二者択一を迫られて、どちらにすることもできない状態にあること・板ばさみ
参考:ベネッセ新修国語辞典・チャレンジ小学国語辞典・三省堂国語辞典
「二つの事柄のどちらにすればいいのか、迷って決めらず悩むこと」が「ジレンマ」です。
簡単にいうと「板ばさみ」ですね(*^^)
「ジレンマ」の語源は?
「ジレンマ」の語源はこちらになります。
ジレンマの語源
- 「dilemma」はギリシャ語で「二重の問題」
- 「di」は「2つ」を意味し、「lemma」は「仮説」「前提」を意味する
ジレンマは英語ですが、語源はギリシャ語の「dilemma」です。
「di=2つ」&「lemma=仮説・前提」で「二重の問題」、それが「二つの事柄で葛藤する」という意味の「ジレンマ」になっています。
「ジレンマ」の類語は?
「ジレンマ」の類語はこちらになります。
- 板ばさみ・・・(対立する二つのものの間に立って、どちらにつくこともできないこと)
- 葛藤・・・(かっとう:二つ以上の欲求が同時にあって、どちらを選ぶか迷う状態)
「どちらを選ぶか迷う状態・どちらにつくこともできないこと」という意味を持つ言葉が「ジレンマ」の類語になります。
ちなみに、「葛藤(かっとう)」の語源は、「葛(かつら)」や「藤(ふじ)」のつるがからみ合ったり、もつれたりする意味からなんですって(*^^)v
参考:ベネッセ新修国語辞典
「ジレンマ」の使い方(例文)は?
「ジレンマ」の例文はこちらになります。
- 夫と同じ部屋で寝たいけど、いびきがうるさいから寝たくないというジレンマに陥る
- 想いを伝えたいのに、ふられたら関係が崩れるかもしれないというジレンマを抱えています
- 息子の選択を尊重してやりたいが、その選択は違うと言いたいジレンマに陥った
「どちらにすればいいのか迷って決められず、悩むとき」に「ジレンマ」を使いましょう!
ふたつの事柄で葛藤する「ジレンマ」。
実は、ふたつ以上の葛藤を抱える「トリレンマ」という言葉もあるんですよ♪
「トリレンマ」ってなんのこと?
「トリレンマ」の意味はこちらになります。
出典:三省堂国語辞典
トリレンマ(trilemma)
- どれも好ましくない三つのうちから、一つを選ばなければいけない、という三者択一の窮地・三者択一を迫られて悩むこと
- 三つの好ましくない状態・三重苦
参考:goo国語辞書・三省堂国語辞典
「どれも好ましくない三択の中から、どれかを選ばないといけないくて悩むこと・三つの好ましくない状態」が「トリレンマ」です。
「ジレンマ」が「二択」、「トリレンマ」が「三択」で・・・
そうなんです!
「ジレンマ」の「di」は「二つ」という意味でしたよね!
「レンマ」の前が変わると、「〇択」も変わります(*^^)v
ジレンマの次がトリレンマで、4択になると「テトラレンマ(tetralemma)、5択は「ペンタレンマ(pentalemma)」なんですって!
そんな葛藤したくないですね( ̄▽ ̄;)
まとめ
今回は、「ジレンマ」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
ジレンマ
意味
- 二つの事柄のうち、どちらに決めればうよいのか決心がつかず、なやみ迷うこと
語源
- 「dilemma」はギリシャ語で「二重の問題」
- 「di」は「2つ」を意味し、「lemma」は「仮説」「前提」を意味する
ジレンマに陥った時、どんなふうに解決してますか?
私は色々な人の意見を聞いたりしています。
客観的な意見も聞いてから決めたいんですよね・・・。
自分の考えだけだと、どうしても偏りがちなので( ̄▽ ̄;)
または、決めずに放置するというものぐさ極まりない場合もあります((+_+))
ジレンマに陥らず、パッと決断できる人は憧れです。
とにかく、「ジレンマ」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆