「三々五々集まって食事をして帰っただけ」
さんさんごご・・・?
どういう意味なのでしょうか?
今回は、
- 「三三五五」の意味
- 語源
- 類語
- 使い方
などをお伝えします!
「三三五五とは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)
スポンサーリンク
「三三五五」ってどんな意味?
三三五五の意味はこちらになります。
出典:ベネッセ新修国語辞典
三三五五(さんさんごご)
- 人があちらに三人、こちらに五人というように、思い思いに連れ立って行く、または散らばっているようす
参考:ベネッセ新修国語辞典
思い思いに連れ立って行く、または散らばっているようすが「三三五五」です。
大人数でまとまっているわけではなく、それぞれ思い思いに少人数で行く、散らばっているようすになります。
三三五五の語源は?
三三五五の語源はこちらになります。
三三五五・語源
- 李白(りはく)の採蓮曲(さいれんきょく)
※李白:中国の詩人
採蓮曲には、「女性たちが水辺で蓮を摘んでおり、それを見ている男性たちが、三人、五人としだれ柳の葉陰に見え隠れしている」のような一節があり、これが「三三五五」の語源だと言われています。
蓮としだれ柳、艶っぽく美しい情景が浮かびますね(*^^)
「三三五五」の類語は?
三三五五の類語はこちらになります。
- 三三両両(さんさんりょうりょう:三三五五と同じ意味)
- ちらほら(あちこちに少しずつあるようす)
- ぽつぽつ(少しずつ)
- 思い思い(めいめいが自分の思うとおりに)
「まとまらず、あちこしに少しずつあるようす」などの意味を持つ言葉が『三三五五』の類語です。
三三五五の使い方は?
三三五五の使い方はこちらになります。
- 近くで花火が上がると聞いて、近所の人達が三三五五見物に出かけていた
- 三三五五集まってきて、しまいには大人数になった
- それぞれの用事が終わり次第、三三五五集まりました
- 飲み会の後は、二次会組と帰宅組に分かれて三三五五帰っていきます
思い思いに連れ立って行く、散らばっている時に「三三五五」を使いましょう!
まとめ
今回は、「三三五五」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
三三五五(さんさんごご)
意味
- 人があちらに三人、こちらに五人というように、思い思いに連れ立って行く、または散らばっているようす
語源
- 李白(りはく)の採蓮曲(さいれんきょく)
三人、五人と、思い思いに連れ立って行く、または散らばっているようすが「三三五五」ということがわかりました。
「思い思いに」というのがポイントですね(*^^)
三三五五に響きが似ている言葉に「三々九度」があります。
出典:現代標準国語辞典
- 結婚式で、新郎と新婦が三つ組みのさかずきで三度ずつ、合計九度飲みあうこと
婚礼の儀式ですね♪
響きが似ているだけで、三三五五の意味とはまったく関係ありません( ̄▽ ̄;)
とにかく、三三五五の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆