「あの人の言うことは、ダブルスタンダードだよね」
ダブルスタンダード?
どういう意味なのでしょうか?
類語や使い方も気になります。
今回は、
- 「ダブルスタンダード」の意味
- 「ダブルスタンダード」の類語
- 「ダブルスタンダード」の使い方
などをお伝えします!
「ダブルスタンダードとは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「ダブルスタンダード」ってどんな意味?
「ダブルスタンダード」の意味はこちらになります。
出典:現代標準国語辞典
ダブルスタンダード
- 対象や場所によって適用する基準を変えること・二重基準
- 対象によって、適用する基準を(不公平に)変えること
参考:現代標準国語辞典・三省堂国語辞典
本来なら同一基準であるはずが、対象によって不公平に基準を変えること。
仲間内と部外者、気に入っている人とそうでない人など、対象によって、適用する基準を不公平に変えることが『ダブルスタンダード』です。
「ダブスタ」と略されることもあります。
「ダブルスタンダード」の類語は?
「ダブルスタンダード」の類語はこちらになります。
- 二重基準
- 二重規範
- 二転三転(ものごとのようすが何度もかわること)
- 一貫性がない(方針や考えがコロコロ変わる)
- 筋が通らない(道理に合わない・矛盾している)
- コロコロ変わる
「異なる方針が併存」「事態や方針がすぐに変わる」などの意味を持つことばが『ダブルスタンダード』の類語です。
「ダブルスタンダード」の使い方は?
「ダブルスタンダード」の使い方はこちらになります。
「AさんとBさん、Aさんのほうが会社に貢献しているのにBさんが出世したね」
「人事のCさんが、Bさんと同じ大学だったからって噂だよ」
「なにそれ、思いっきりダブルスタンダードじゃん」
本来は、会社に貢献している人が出世するのが一般的な基準です。
ですが、この例では、人事のCさんと同じ派閥というだけでBさんが出世しています。
判断基準を対象によって変えるダブルスタンダードです。
その他の例は、
- 夫は飲みに出かけるのに、妻が飲みに出かけると怒る
- 同じ失敗をしても、お気にいりのAは叱られないのにBは叱責された
- 芸人Aの不倫はスルーだったのに、俳優Bが不倫したらワイドショーがこぞって取り上げた
- 母親は、兄である自分には厳しいのに弟には甘い
などがあります。
「同一基準であるはずが、対象によって不公平に基準を変えること」を表すときに『ダブルスタンダード』を使いましょう!
まとめ
今回は、「ダブルスタンダード」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
ダブルスタンダード
- 対象や場所によって適用する基準を変えること・二重基準
- 対象によって、適用する基準を(不公平に)変えること
- 本来なら同一基準であるはずが、対象によって不公平に基準を変えること
ダブルスタンダードは、探してみると身近に多くあります。
感情的なものが優先されると、ダブルスタンダードになりがちです。
ワイドショーの不祥事の取り上げ方など、芸能人によって違いますよね。
スルーされる人とそうでない人。
何事もなかったかのように復帰できる人と、何年も復帰できない人。
好感度の差なのか、もともとのイメージの差なのか・・・。
本来なら同じ基準で判断するべきなのでしょうが、感情的なものが入ると基準があいまいに。
公平な判断というのは、難しいものなのかもしれません。
とにかく、「ダブルスタンダード」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆