「人の話を鵜呑みにしていた」
うのみ・・・?
どういう意味なのでしょうか?
語源も気になります。
今回は、「鵜呑み」の
- 意味
- 語源
- 漢字について
- 類語
- 使い方
などをお伝えします!
「鵜呑みとは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「鵜呑み」ってどんな意味?
「鵜呑み」の意味はこちらになります。
出典:チャレンジ小学国語辞典・現代標準国語辞典
鵜呑み(うのみ)
- 鳥の「う」が魚を飲みこむように、食べ物をかまないでのみこむこと
- 本に書いてあることや人の言うことを、よく考えないでそのまま受け入れること
- 内容をよく理解しないで、そのまま受け入れること
参考:チャレンジ小学国語辞典・現代標準国語辞典
「食べ物をかまないでのみこむ」「本に書いてることや人の言うことを、よく考えないでそのまま受け入れる」「内容をよく理解しないで、そのまま受け入れる」のが「鵜呑み」です。
どうして「鵜呑み」なのでしょうか?
語源を見てみましょう。
「鵜呑み」の語源は?
「鵜呑み」の語源は二通りあります。
鵜呑みの語源
- 「鵜(う)」が丸のみするようすから
- 「うんのみ(にする)」という言葉が変化したもの
一つ目は、水鳥の「鵜(う)」は、魚を丸のみにする習性があり、そのようすをたとえたとする説です。
二つ目は、「うんのみ」という言葉が変化したとされる説で、なんでも「うんうん」と肯定して聞いてしまうことが語源だとも言われています。
また、「うんのみ」のほうが古く、あとから「鵜が丸のみする」の解釈がつけられたという説も。
辞書を見ると、「鵜が魚を丸のみ」の説のほうが有力のような気がします(*''▽'')
「鵜呑み」の漢字について
漢字辞典で「呑」を見てみます。
呑 ドン・の-む
出典:チャレンジ小学漢字辞典
- のむ・のみこむ・まるのみにする
- とりこむ・滅ぼす
参考:チャレンジ小学漢字辞典
「飲む」じゃなくて「呑む」と書くのは、「まるのみする」という意味があるからなんですね(*''▽'')
「鵜呑み」の類語は?
- 丸呑み(まるのみ:よく理解しないで、受け入れること)
- 受け入れる(相手の言うことや、考えをみとめてとりいれる)
- 受容(じゅよう:受け入れること)
- 応じる(働きかけに応える)
- 盲信(もうしん:良し悪しを考えずに、ただひたすら信じること)
- 妄信(理屈ぬきで、むやみに信じこむこと)
「受け入れる」「物事の真偽や内容を疑わないこと」などの意味を持つことばが「鵜呑み」の類語です。
「鵜呑み」の使い方は?
- ネットの噂を鵜呑みにしてしまった
- 人の話を鵜呑みにしないで、自分でよく考えたほうがいい
- 知り合って間もない人の話は、鵜呑みにせず警戒すべきだ
- 流行を鵜呑みにしないで、自分が似合うものを着ればいい
- 一部の人の話を鵜呑みにして、間違った判断をした
「よく考えもしないで、人の話などをそのまま受け入れること」を表すときに「鵜呑み」を使いましょう!
まとめ:鵜について
今回は、「鵜呑み」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
鵜呑み(うのみ)
意味
- 鳥の「う」が魚をのみこむように、食べ物をかまないでのみこむこと
- 本に書いてあることや人の言うことを、よく考えないでそのまま受け入れること
- 内容をよく理解しないで、そのまま受け入れること
語源
- 「鵜(う)」が丸のみするようすから
- 「うんのみ(にする)」という言葉が変化したもの
「鵜(う)」とはどんな鳥なのか気になったので調べてみました。
鵜(う)
出典:チャレンジ小学国語辞典
- 川・湖・海にすむ大きな黒い水鳥
- 首が長くくちばしの先が曲がっていて、水中で魚をとらえる
- 多くの種類があり、海うは鵜飼いにつかう
参考:チャレンジ小学国語辞典
鵜飼いの「鵜」ですね。
鵜飼い(うかい)
出典:チャレンジ小学国語辞典
- 鳥の「う」を飼いならして、鮎などの川魚をとらえさせること
- それを仕事にしている人
参考:岐阜県の長良川の鵜飼いが有名
参考:チャレンジ小学国語辞典
とにかく、「鵜呑み」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆