「焼けぼっくいに火がついた」
「焼けぼっくいには火が付きやすい」
やけぼっくい?
どういう意味なのでしょうか?
語源も気になります。
今回は、「焼けぼっくいに火がつく」の
- 意味
- 語源・やけぼっくいとは
- 類語
などをお伝えします!
「焼けぼっくいに火がつくとは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
「焼けぼっくいに火がつく」ってどんな意味?
「焼けぼっくいに火がつく」の意味はこちらになります。
出典:三省堂国語辞典
焼けぼっくいに火がつく
- 一度切れた男女の縁がもとにもどる
- いったん別れた男女の関係が、また元にもどることのたとえ
- 別れた男女がまた仲良くなることのたとえ
参考:三省堂国語辞典・ベネッセ新修国語辞典・現代標準国語辞典
「別れた男女がまた仲良くなることのたとえ」が「焼けぼっくいに火がつく」です。
「焼けぼっくい」とはなんのことでしょうか?
語源は?「焼けぼっくい」とは?
出典:現代標準国語辞典・ベネッセ新修国語辞典
焼けぼっくいに火がつくの語源
- 焼けぼっくい:もえさしのくい・一度燃えた木のくい
- 一度燃えた木のくいは、再び火がつきやすいことから
「焼けぼっくい(焼け棒杭)」は「一度燃えた木のくい」のことです。
一度燃えて炭化したくいは火がつきやすいことから、別れた男女がまた仲良くなることにつながっています。
「焼けぼっくいに火がつく」の類語は?
- 復縁する
- 元の関係に戻る
- 仲直りする
- 関係を修復する
- 元の鞘に収まる(もとのさやにおさまる:一度離縁したり仲たがいをしたりした者が、前の関係にもどる)
- よりを戻す(悪くなった関係をもとの状態にもどす・仲直りをする)
「切れていた縁が再びつながる」などの意味を持つことばが、「焼けぼっくいに火がつく」の類語です。
焼けぼっくいに火がつく:まとめ
今回は、「焼けぼっくいに火がつく」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
焼けぼっくいに火がつく
意味
- 一度切れた男女の縁がもとにもどる
- いったん別れた男女の関係が、また元にもどることのたとえ
- 別れた男女がまた仲良くなることのたとえ
語源
- 焼けぼっくい:もえさしのくい・一度燃えた木のくい
- 一度燃えた木のくいは、再び火がつきやすいことから
「焼け木杭には火が付き易い」ということわざもあります。
出典:ポケット版ことわざ辞典
- 以前の関係のあったものは、一度縁を絶ってもまた元の関係に戻りやすいというたとえ
※多く男女の関係についていう
参考:ポケット版ことわざ辞典
「焼けぼっくいに火がつく」は、「もとさや」とも言いますよね。
もとさやで上手くいく場合は、別れたきっかけによるのかもしれません。
とにかく、「焼けぼっくいに火がつく」の意味が分かってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆