「鳴り物入りでプロ野球に入団!」
「鳴り物入りで映画デビュー!」
どんな入団やデビューが「鳴り物入り」なのでしょうか?
今回は、
- 「鳴り物入り」の意味
- 語源
- 類語
- 使い方(例文)
などをお伝えします!
「鳴り物入りとは?」って思ってるかたの参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)
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「鳴り物入り」の意味は?
出典:現代標準国語辞典
鳴り物入り
- 楽器の伴奏を入れて、にぎやかにすること
- おおげさな宣伝をすること
参考:現代標準国語辞典
「鳴り物入りで入団・デビュー」は2の「おおげさな宣伝をすること」という意味になりますね♪
「大げさ」は、「実際よりも大きく言ったり見せかけたりするようす」という意味があります。
出典:現代標準国語辞典
「実際よりも大きく言ったり見せかた宣伝」が「鳴り物入り」です。
「鳴り物入りで入団したにもかかわらず、その後の成績は振るわなかった」
こんなふうに言われることもあったりして、本人が大げさに宣伝したわけでもないのに気の毒だなーと思ったりもします( ̄▽ ̄;)
「鳴り物入り」の語源はなに?
出典:ベネッセ新修国語辞典
「鳴り物入り」の語源
- もとは歌舞伎などで、笛や太鼓でにぎやかにはやしたてること
参考:ベネッセ新修国語辞典
歌舞伎では、笛や太鼓を「鳴り物」と呼び、これらを使って舞台を盛り上げることを「鳴り物入り」と言います。
この、大げさに盛り上げて景気づけをすることから「大げさな宣伝」という意味も使われるようになりました(*^^)v
「鳴り物入り」の類語って?
「鳴り物入り」の類語
- 仰々しい(ぎょうぎょうしい)・・・見かけや表現などが大げさである
- 華々しい(はなばなしい)・・・・はなやかで、人目を引くようす・見事なようす
大げさ、人目を引くという意味が「鳴り物入り」と似ています。
ですが、「鳴り物入り」は「大げさ」と皮肉がこめられているのに対して、華やかで人目を引く「華々しい」は皮肉ではありません。
「鳴り物入り」の使い方(例文)は?
「鳴り物入り」の使い方
- 鳴り物入りで売り出された新商品
- 鳴り物入りで映画界デビューした
- 鳴り物入りで入社したアナウンサー
大げさな宣伝が行われた時に「鳴り物入り」を使いましょう!
ただし、皮肉がこめられているので使う時は注意が必要です。
「鳴り物入り」まとめ
今回は、「鳴り物入り」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
「鳴り物入り」とは
- 楽器の伴奏を入れて、にぎやかにすること
- おおげさな宣伝をすること
- 実際よりも大きく宣伝という意味があるので、使う時は注意が必要
「鳴り物入りでデビュー!」
こんな見出しを見つけると、つい目がいってしまいます。
大げさな宣伝をされた本人は、かなりプレッシャーがかかることでしょう・・・。
「鳴り物入りでデビューしたわりには・・・」
なんて言われたらきついですよね((+_+))
とにかく、「鳴り物入り」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆