「色を付けてもらったよ」
「ちょっと色を付けといた」
いろをつける・・・?
どういう意味なのでしょうか?
由来も気になります。
今回は、
- 「色を付ける」の意味
- 「色を付ける」の由来
- 「色を付ける」の類語
- 「色を付ける」の使い方
などをお伝えします!
「色を付けるとは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「色を付ける」ってどんな意味?
「色を付ける」の意味はこちらになります。
出典:現代標準国語辞典・三省堂国語辞典
色を付ける
- 商売などで、値引きをしたりおまけをつけたりしてサービスをする
- 相手が喜ぶように、お金などを少しよけいに出す
参考:現代標準国語辞典・三省堂国語辞典
「ものを売る時など、値引きや景品をつけるなどのサービスをする」「相手が喜ぶように、お金などを少しよけいに出す」のが『色を付ける』です。
「少しよけいに出す」の「すこし」がポイントですね♪
たくさんではなく、そっと気持ちをそえる感じです(*''▽'')
「色を付ける」の由来は?
「色を付ける」の由来はこちらになります。
色を付ける・由来
- 色:思いやりの心・情などの意味
- 思いやりの心をそえることから
- 「色」はもともと血縁関係の「いろ」を表していた
むかし、「いろ」は血縁関係を表すことばとして使われていたそうです。
それが関係してるのかわかりませんが、「色を付ける」の「色」は「思いやり」や「情」などの意味で使われています。
思いやりの心(色)をそえることから、「色を付ける」と言われるようになりました(*''▽'')
ちなみに、漢字辞典には「色」はこのように載っています。
色 ショク・シキ・いろ
出典:チャレンジ小学漢字辞典
なりたち
- 「ひと」と「まじわる」を合わせた字
- 男女がたがいに思う気持ちという意味を表す
- のちに「いろどり」という意味にも使う
意味
- いろ・いろどり(例:色紙・色彩・原色)
- 顔色・顔だち・顔つき(例:喜色・憂色・容色)
- もののありさま・ようす・かたち(例:脚色・景色・特色)
- 男と女がたがいに思う気持ち・欲情(例:好色)
参考:チャレンジ小学漢字辞典
「ひと」と「まじわる」が合わせてできた漢字です。
色彩の意味の「色」が、あとから使われるようになったのは意外ですよね(*''▽'')
「色を付ける」の類語は?
「色を付ける」の類語はこちらになります。
- おまけする(お負け:値引き・景品として、主としたものになるものに付け加えること・景品)
- サービスする(サービス:客をもてなすこと・値引きすること)
サービス
出典:ベネッセ新修国語辞典
- それに対して代金をとらないこと・無料・また、値引きすること・おまけ
- 人に尽くすこと・とくに、客をもてなすこと
英語には1の意味はないとのことなので、気を付けてください(*''▽'')
「色を付ける」の使い方は?
「色を付ける」の使い方はこちらになります。
- 色を付けてもらったのでお得な気分になった
- いつもたくさん買ってくれるから、少し色を付けとくよ
- 今月のお小遣いは色を付けておいたからね
相手が喜ぶようにおまけしたり、お金を少し多く出すときに「色を付ける」を使いましょう!
まとめ
今回は、「色を付ける」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
色を付ける
意味
- 商売などで、値引きをしたりおまけをつけたりしてサービスをする
- 相手が喜ぶように、お金などを少しよけいに出す
由来
- 色:思いやりの心・情などの意味
- 思いやりの心をそえることから
- 「色」はもともと血縁関係の「いろ」を表していた
「色を付けといたよ」
子どもたちにお小遣いを渡すときに言いました。
期末の成績があがっていたからです。
中学生の娘は意味がわからなかったのか無言で、高校生の息子は「色付けすぎじゃね?」と言って受け取っていました。
成果報酬型の育児はどうなのかと思ったりもしますが、わたし自身なんらかの報酬がないと頑張れないのでそうしています。
そもそも我が家のお小遣い自体が少ないので、たいした額にはなりません( ̄▽ ̄;)
とにかく、「色を付ける」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆