「津々浦々に知れわたる」
つつうらうら?
どういう意味なのでしょうか?
語源も気になります。
今回は、「津々浦々」の
- 意味
- 語源
- 類語
- 例文
をお伝えします!
「津々浦々とは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「津々浦々」ってどんな意味?
津々浦々の意味はこちらになります。
出典:ベネッセ新修国語辞典・チャレンジ小学国語辞典
津々浦々(つつうらうら)
- いたるところ・あらゆるところ
- 全国のいたるところ・国じゅう
参考:ベネッセ新修国語辞典・チャレンジ小学国語辞典
読み方は「つつうらうら」または「つづうらうら」。
「いたるところ・あらゆるところ」「全国のいたるところ」が『津々浦々』です。
「津々浦々」の語源は?
出典:現代標準国語辞典
津々浦々の語源
- 津は「港」、浦は「入り江・浜辺・海辺」
- すべての港や海岸の意味から
「津」が港、「浦」は「入り江・海辺」を表しています。
津 シン・つ
出典:チャレンジ小学漢字辞典
なりたち
- 「みず」と「すすむ」を合わせた字
- 水辺にある、人が渡って進む場所
- 「わたしば」という意味を表す
意味
- つ・みなと・わたし場・ふなつき場(例・津々浦々)
- あふれでる(例:津津・津波)
参考:チャレンジ小学漢字辞典
浦 ホ・うら
出典:チャレンジ小学漢字辞典
なりたち
- 「みず」と「かたわら」を合わせた字
- 水のかたわら、「うら」という意味を表す
意味
- うら・水辺・海や湖が陸地に入り込んだところ(例:津々浦々)
すべての港や海岸の意味から、「全国いたるところ」という意味になっています。
「津々浦々」の類語は?
- 全国
- 国中
- 全国各地
- 北から南
- 各方面
- いたるところ
- あらゆるところ
- 四方八方(あらゆる方角、方面)
「全国のいたるところ」「あらゆるところ」などを表すことばが『津々浦々』の類語です。
「津々浦々」の例文は?
- 事実が津々浦々に知れわたる
- 噂が津々浦々に広がる
- 津々浦々の優秀な生徒が集まった学校だ
- 全国津々浦々、のんびり旅をしています
- 全国津々浦々の名産品を食べ歩きたい
- 全国津々浦々の強豪校が集まった大会です
全国のいたるところ・あらゆるところ・いたるところを表すときに「津々浦々」を使いましょう!
まとめ
今回は、「津々浦々」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
津々浦々(つつうらうら)
意味
- いたるところ・あらゆるところ
- 全国のいたるところ・国じゅう
語源
- 津は「港」、浦は「入り江・浜辺・海辺」
- すべての港や海岸の意味から
浦を「入り江・海辺」と表すのは、やや古いことばなんですって。
出典:現代標準国語辞典
旅番組で「津々浦々」と聞くと、なんだか風情を感じます(*''▽'')
とにかく、「津々浦々」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆