「付け焼き刃の勉強」
「付け焼き刃の知識」
つけやきば・・・?
どういう意味なのでしょうか?
語源も気になります。
今回は、「付け焼き刃」の
- 意味
- 語源
- 類語
- 使い方
- 付け焼刃のことわざ
などをお伝えします!
「付け焼き刃とは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「付け焼き刃」ってどんな意味?
付け焼き刃の意味はこちらになります。
出典:現代標準国語辞典
付け焼刃(つけやきば)
- その場をしのぐために、知識や技能を間に合わせて身につけようとすること・また、そうして身につけた知識・技能
- その場に間に合わせるため、知識ややり方などを急いで覚えこもうとすること
- その時だけの間に合わせで覚えた事がらや知識
参考:現代標準国語辞典・チャレンジ小学国語辞典・ベネッセ新修国語辞典
その場に間に合わせるために、知識や技能などを急いで覚えこもうとすること・その時だけの間に合わせで覚えた事がらや知識が「付け焼き刃」です。
どうして「付け焼き刃」なのでしょうか?
「付け焼き刃」の語源は?
付け焼き刃の語源はこちらになります。
出典:ベネッセ新修国語辞典
付け焼刃・語源
- よく切れない刀に鋼(はがね)の焼き刃をつけても、見た目だけで、すぐだめになることから
参考:ベネッセ新修国語辞典
長持ちする刀は、何度も地金を打って作られます。
時間も労力もかかりますよね。
一方、鋼の焼き刃をつけたしただけの刀は、見た目だけですぐにだめになってしまいます。
このことが、その場しのぎに間に合わせた知識や技能という意味につながりました。
「付け焼き刃」の類語は?
- 一夜漬け(勉強や仕事を、短時間だけ急いでして間に合わせること)
- 急ごしらえ(間に合わせに急いでつくること)
- にわか仕込み(間に合わせに、短期間に芸や知識を覚えること)
- 間に合わせ(その場だけの用が足りるようにすること)
- その場しのぎ(あとのことは考えないで、そのときだけをなんとか切り抜けること)
間に合わせに急いで覚える、その場だけ間に合わせるなどの意味を持つことばが、『付け焼き刃』の類語です。
「付け焼き刃」の使い方は?
- 付け焼き刃の勉強は身につかない
- 付け焼き刃でどうにかなる仕事じゃないよ
- 付け焼き刃の知識は通用しない
その場をしのぐために身につけた知識や技能を表す時に、「付け焼き刃」を使いましょう!
「付け焼き刃」のことわざ
「付け焼き刃」を使ったことわざもあります。
出典:ポケット版ことわざ辞典
付け焼刃はなまり易い(つけやきばはなまりやすい)
- 本来身についていない一時しのぎは、すぐにぼろが出てしまうというたとえ
参考:ポケット版ことわざ辞典
「付け焼き刃はなまり易い」は、身についていない一時しのぎは、すぐにぼろが出るということをたとえたことわざです。
その場しのぎで急いですることは、たいてい身につきませんよね。
テスト勉強など、まさにそれだと思います((+_+))
まとめ
今回は、「付け焼き刃」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
付け焼き刃(つけやきば)
意味
- その場をしのぐために、知識や技能を間に合わせて身につけようとすること・また、そうして身につけた知識・技能
- その場に間に合わせるため、知識ややり方などを急いで覚えこもうとすること
- その時だけの間に合わせで覚えた事がらや知識
語源
- よく切れない刀に鋼(はがね)の焼き刃をつけても、見た目だけで、すぐだめになることから
「付け焼き刃」は、その場しのぎでは身につかないという教訓にもなりますね。
最近のテストは、付け焼き刃の勉強では点が取れないだろうなと感じます。
歴史とか、どうしてこうなったのかその背景などを問う記述問題が増えていますよね。
一夜漬けの勉強では難しいです(+_+)
とにかく、「付け焼き刃」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆