「反骨精神を持つ」
「反骨心が芽生えた」
「反骨の人」
はんこつ・・・?
どういう意味なのでしょうか?
類語も気になります。
今回は、「反骨」の
- 意味
- 類語
- 使い方
- 漢字について
などをお伝えします!
「反骨とは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
「反骨」ってどんな意味?
「反骨」の意味はこちらになります。
出典:現代標準国語辞典・ベネッセ新修国語辞典
反骨(はんこつ)
- 信念にもどついて行動し、権力や世間のやり方にどこまでも抵抗する気持ち
- 権力や世の動きに流されないで、抵抗し、自分の意思をつらぬこうとする姿勢
- むやみにその時の政治や権力などにしたがわない、しっかりした心
- 人々を従わせようとする権力や世の中の仕組みに従わないで、自分の考えをつらぬこうとする強い気持ち
参考:現代標準国語辞典・ベネッセ新修国語辞典・三省堂国語辞典・チャレンジ小学漢字辞典
「人々を従わせようとする権力や世の中の仕組みに従わないで、自分の考えをつらぬこうとする強い気持ち」が「反骨」です。
「骨」という漢字に、「人がら・性格・気だて」という意味があります。
「反骨」の類語は?
- 気概(きがい:困難や苦しみにあってもくじけない心)
- 胆力(たんりょく:物事におどろいたり、おそれたりしない、強い精神力)
- 根性(こんじょう:物事をやり遂げようとする強い心)
- 肝っ玉(きもったま:しっかりした気力)
「物事に屈しないという強い心」などの意味を持つことばが「反骨」の類語です。
「反骨」の使い方は?
- 彼は反骨の人だ
- 反骨精神にあふれた人
- 反骨心が力になった
「政治や権力などの強い力にしたがわない、世間の動きなどに流されない、自分の意思をつらぬこうとする姿勢」を表すときに「反骨」を使いましょう!
まとめ:反骨の漢字について
今回は、「反骨」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
反骨(はんこつ)
- 信念にもどついて行動し、権力や世間のやり方にどこまでも抵抗する気持ち
- 権力や世の動きに流されないで、抵抗し、自分の意思をつらぬこうとする姿勢
- むやみにその時の政治や権力などにしたがわない、しっかりした心
- 人々を従わせようとする権力や世の中の仕組みに従わないで、自分の考えをつらぬこうとする強い気持ち
漢字辞典で「反」「骨」を見てみます。
反 ハン・ホン・タン・そ(る)・そ(らす)
出典:チャレンジ小学漢字辞典
なりたち
- 「手」と「ひっくりかえす」を合わせた字
- 手のひらをかえすことから、「ひっくりかえる」という意味を表す
意味
- かえる・ひっくりかえる・もとにもどる(例:反響・反射・反動)
- かえりみる(例:反省)
- くりかえす(例:反復)
- そむく・さからう(例:反感・反発・離反)
- あべこべ・ぎゃく(例:反対・反比例)
- たん・むかしの土地の広さをはかる単位
- たん・布の長さをはかる単位
参考:チャレンジ小学漢字辞典
「手」と「ひっくりかえす」で、「ひっくりかえる」という意味を表したのがなりたちです。
骨 コツ・ほね
出典:チャレンジ小学漢字辞典
なりたち
- 「ずがいこつ」と「にく」を合わせた字
- 「ほね」という意味を表す
意味
- ほね・からだをささえているもの(例:骨格・筋骨・白骨)
- ものごとの中心となってささえるもの(例:骨子・鉄骨)
- からだ(例:老骨)
- 人がら・性格・気だて(例:気骨・反骨)
参考:チャレンジ小学漢字辞典
「すがいこつ」と「にく」で、「ほね」という意味を表したのがなりたちです。
4の「人がら・性格・気だて」が、「反骨」の意味につながっています。
とにかく、「反骨」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆