「夜もすがら」
「道すがら」
すがら・・・?
どういう意味なのでしょうか?
古語も気になります。
今回は、「すがら」の
- 意味
- 夜もすがら・道すがらとは
- 古語
- 使い方
などをお伝えします!
「すがらとは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
「すがら」ってどんな意味?
「すがら」の意味はこちらになります。
出典:現代標準国語辞典
すがら
- 「・・・の終わりまでずっと」「・・・じゅう」
- 「・・・するついでに」「・・・の途中」
参考:現代標準国語辞典
「・・・の終わりまでずっと」「・・・じゅう」「・・・するついでに」「・・・の途中」が「すがら」です。
「夜もすがら」「道すがら」とは?
夜もすがら
出典:現代標準国語辞典
- 夜どおし
- 一晩じゅう
- よすがら
用法:文学的
参考:現代標準国語辞典
「夜もすがら」は「一晩中」のことです。
道すがら
出典:ベネッセ新修国語辞典
- 道を歩きながら
- 行く道のとちゅうで
参考:ベネッセ新修国語辞典
「道すがら」は、「道を歩きながら」「道のとちゅうで」のことを言います。
古語の「すがら」は?
出典:旺文社古語辞典
すがら・古語
- 初めから終わりまで・ずっと・通して
- 何かする途中・ついで
- ただそれだけで・そのまま
参考:旺文社古語辞典
3の「ただそれだけで」「そのまま」は、現代の「すがら」にはない意味ですね。
「すがら」の使い方は?
「・・・じゅう」のすがら
- 夜もすがら語りあかす
- 夜もすがら看病する
「・・・の途中で」のすがら
- 道すがら話す
- 帰りの道すがら、ばったり友人に会った
- 道すがら歌を口ずさむ
「・・・の終わりまでずっと」「・・・じゅう」「・・・するついでに」「・・・の途中」を表すときに、「すがら」を使いましょう!
すがら:まとめ
今回は、「すがら」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
すがら
意味
- 「・・・の終わりまでずっと」「・・・じゅう」
- 「・・・するついでに」「・・・の途中」
古語
- 初めから終わりまで・ずっと・通して
- 何かする途中・ついで
- ただそれだけで・そのまま
夜もすがら
- 夜どおし
- 一晩じゅう
道すがら
- 道を歩きながら
- 行く道のとちゅうで
「夜もすがら」の対義語として辞書にのっていたのは、「ひねもす」です。
ひねもす
出典:現代標準国語辞典
- 朝から晩まで
- 一日中
- 終日
用法:やや古い言い方
参考:現代標準国語辞典
古語の「ひねもす」も見てみます。
ひねもす・古語
出典:旺文社古語辞典
現代の「ひねもす」と同じですね。
とにかく、「すがら」の意味が分かってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆