花火の時の掛け声と言えば「たまや~!」ですよね♪
「なんで“たまや”なの?」
娘に聞かれました。
そういえば、なぜ「たまや」なのでしょう?
由来が気になります。
今回は、
- 花火の時の掛け声「たまや」の由来
- 最初に花火を見た人は?
などをお伝えします!
「花火の時になんで“たまや”って言うの?」って思ってるかたの参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)
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花火の時の掛け声「たまや」の意味や由来
意味は店名のようなもの
花火の時の掛け声「た~まや~」は、花火師の屋号です。
掛け声には「たまや」と「かぎや」がありますよね。
「玉屋」と「鍵屋」は、江戸時代に有名だった花火師の屋号です。
「屋号って?」
商業上の名や歌舞伎役者の家の称号(成田屋など)みたいなあれです(*^^)v
もとは「鍵屋」のみだったのですが、八代目鍵屋で番頭をつとめた腕のいい花火師がのれん分けをされてできたのが「玉屋」です。
よかったほうの花火の屋号を叫んだのが由来
「たまや~」「かぎや~」の掛け声は、両方の花火が上がった時によかったほうの屋号を叫んだのが由来だと言われています。
隅田川花火大会の原型の「両国川開き花火」で、上流を「玉屋」下流を「鍵屋」が担当してたんですって。
どちらかというと「た~まや~!」の掛け声のほうが有名ですよね?
技術と語呂の良さから、「たまや~」という掛け声のほうが言われるようになったそうですよ(*^^)v
ですが、天保14年(1843年)、玉屋は大火事を起こしてしまい追放され廃業しました。
わずか一代の玉屋、それなのに今も掛け声が残っているのはすごいですね!
鍵屋は現在も続いています。
世界一美しいと言われる日本の花火、その歴史を今も継承してくださってるなんて♪
これから花火を見る時は、ぜひ「か~ぎや~」も大声で叫びましょう(*^^)v
最初に花火を見た人は?
日本で最初に花火を見た人は「徳川家康」か「伊達政宗」だと言われています。
日本で初めて花火を見た人は、江戸幕府(えどばくふ)を開いた徳川家康(とくがわいえやす)だといわれているよ。徳川家康が見た花火はイギリス国王から贈られたもので、筒(つつ)の中につめた火薬が火柱のように上がる「手筒花火(てづつはなび)」だったんだ。
1613年、英国王が献上した花火を見た徳川家康が最初だという説がある一方、
ところが、1972年に出版された『仙台藩資料大成』に収録の『伊達家治家記録』に、1589年には米沢城で伊達政宗が唐人による花火を楽しんだとの記述が見つかった事により、伊達政宗説が急浮上。
出典:国際おもちゃ花火協同組合「初めて花火を見た日本人は誰なんでしょうか?」
伊達政宗が最初だという説も。
どちらが最初かわかりませんが、日本で最初に鉛筆を使ったのが徳川家康だと言われているので、花火もそうなのかな?と思ってしまいます( ̄▽ ̄;)
まとめ
今回は、花火の掛け声「たまや」の意味や由来などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
花火の掛け声「たまや」の意味と由来
- 「たまや」は花火師の屋号
- 「鍵屋」と「玉屋」の二大花火師が有名だった
- よかったほうの花火の屋号を叫んだのが掛け声の由来
- 現在も「鍵屋」は存続している
うちの近所の花火大会は、毎年夏休み終盤に行われます。
「夏休みが終わる~」ってさみしい気持ちになるんですよ( ̄▽ ̄;)
花火は儚い美しさがありますよね♪
DAOKO×米津玄師の「打ち上げ花火」、フジファブリックの「若者のすべて」など、花火に関する名曲は切ないものが多いような?
花火を見ることができる幸せを感じながら、また、次の年も見れることを願って花火を見たいと思います。
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆