「師走並の気温です」
「もう師走になりましたね」
「師走(しわす)」とは、いつからいつまでのことを言うのしょうか?
意味や由来も気になります。
今回は、
- 「師走」の意味・いつからいつまで
- 由来
- 使い方
- 「年の瀬」との違い
などをお伝えします!
「師走とは?」って思ってるかたの参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)
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「師走」とは!意味は?いつからいつまで?
「師走」は昔のこよみで12月のことなので、期間は、12月1日から31日です。
辞書を見てみましょう。
出典:現代標準国語辞典
師走(しわす)
- 12月の古いよび名
- 昔のこよみで12月のこと
- 「しはす」ともいう
参考:現代標準国語辞典・チャレンジ小学国語辞典
昔のこよみ
- 1月・・・睦月(むつき)
- 2月・・・如月(きさらぎ)
- 3月・・・弥生(やよい)
- 4月・・・卯月(うづき)
- 5月・・・皐月(さつき)
- 6月・・・水無月(みなづき)
- 7月・・・文月(ふみづき)
- 8月・・・葉月(はづき)
- 9月・・・長月(ながつき)
- 10月・・・神無月(かんなづき)
- 11月・・・霜月(しもつき)
- 12月・・・師走(しわす)
昔のこよみのよび名って素敵ですね!
1月生まれで「睦月ちゃん」、3月生まれで「弥生ちゃん」とか、名づけにもよさそうです(*^^)v
「師走」の由来は?
「師走」の由来はこちらになります。
出典:チャレンジ小学国語辞典
師走の由来
- 年の暮れに、お坊さん(師)がお経をあげるために走り回ることからきたことばともいわれる
「師(おぼうさん)」が「走(はしる」」で「師走」。
ふだんは落ち着いているお坊さんが、走り周るほど忙しいことが由来だそうですよ♪
師走になるとみんな忙しいって言いますよね♪
クリスマス、忘年会、年末年始の準備や仕事の調整、年賀状の準備などなど・・・。
なにかとバタバタする時期です。
ですが、最近は年賀状をやめる人も多くなったので、そのぶん負担が減ったかもしれません(*^^)
「師走」の使い方(例文)は?
「師走」の使い方(例文)はこちらになります。
- 人が慌ただしく動くようになり、師走を感じる
- 師走の候、皆様におかれましては、ますますご清栄のことと心よりお喜び申し上げます
- 師走を迎え、クリスマスや忘年会などイベントが目白押しだ
- 師走の風の冷たさが身に染みる
「師走の候(しわすのこう)」は、時候の挨拶です。
※時候・・・四季の気候のようす
「師走の候」を使う時期は、12月初旬から中旬までが一般的とのこと。
12月いっぱい使っても間違いじゃないけれど、下旬は「歳末の候(さいまつのこう)」という挨拶があるのでそちらを使うそうですよ(*^^)
「師走」と「年の瀬」は違いは?
「師走」と「年の瀬」の違いはこちらになります。
- 師走・・・12月のこと
- 年の瀬・・・一年の終わりの頃のことだが、12月の終わりに使うのがしっくりくる
辞書を見てみましょう。
出典:チャレンジ小学国語辞典
年の瀬(としのせ)
- 一年の終わりのころ
- 年の暮れ
- 年末
参考:チャレンジ小学国語辞典
「年の暮れ」「年末」「一年の終わりのころ」とありますね。
「年の瀬も押し迫る」という使われ方から考えても、「年の瀬」は年末の最後の時期に使ったほうがしっくりくると言えそうです。
「年の瀬」は、「年越しの時期」に限定して使う場合もあったり、「年の瀬も押し迫る」という使われ方を考えると、年末の最後の時期に使ったほうが違和感ないとのことです(*^^)v
まとめ
今回は、「師走」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
師走(しわす)とは
意味
- 昔のこよみで12月のこと
由来
- 年の暮れに、お坊さん(師)がお経をあげるために走り回ることから
師走って、いつもと違う感じがしてちょっとワクワクしませんか?
お店が「歳末バーゲン」をしたり、テレビも年末の特番だったり。
クリスマスのイルミネーションや店内の装飾、それを過ぎたら年越しの準備など。
バタバタとお正月まで一気に行くような慌ただしさがありますよね。
なにかと忙しくなる時期ですが、どうか無理せず、暖かくして風邪などひかないようお過ごしくださいませ♪
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆