「九九をそらんじる」
そらんじる・・・?
どういう意味なのでしょうか?
辞書になんて書いてあるのか気になります。
今回は、
- 「そらんじる」の意味
- 「諳んじる」の漢字・語源
- 「そらんじる」の類語
- 「そらんじる」の使い方
などをお伝えします!
「そらんじるとは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「そらんじる」とはどんな意味?
「そらんじる」の意味はこちらになります。
出典:チャレンジ小学国語辞典・三省堂国語辞典
諳んじる(そらんじる)
- 書いたものを見ないでも、そのとおりに言えるように覚え込む
- 見なくても言えるように覚えている
- 暗記する
- 暗唱する
※暗唱:覚えた詩歌・文章などを、何も見ずに口に出して言うこと
参考:チャレンジ小学国語辞典・三省堂国語辞典・ベネッセ新修国語辞典
「書いたものを見なくても言えるように覚えたり、言うこと」が『そらんじる』です。
暗記・暗唱と言えばわかりやすいですね(*''▽'')
「そらんじる」の漢字・語源について
「そらんじる」の漢字は「諳んじる」です。
意味
- そらんじる・そらで覚える
- さとる・なれる・熟達する
「諳」という字に「そらで覚える」という意味がありますね。
「そらで覚える」というのは、「空で覚える」と書きます。
意味は、「書いたものを見ないですむように、すっかり暗記すること」。
「そらで覚える“そらんじる”」の語源は、「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ」の「空」だそうです。
知恵や記憶力、知識を惜しみなく与えてくださる菩薩さまなんですって(*''▽'')
「そらんじる」の類語は?
「そらんじる」の類語はこちらになります。
- 暗記する
- 暗唱する
- そらで言う
- そらで覚える
「見なくても言えるように覚える・何も見ずに口に出して言う」などの意味を持つことばが『そらんじる』の類語です。
「そらんじる」の使い方は?
「そらんじる」の使い方はこちらになります。
- 九九をそらんじる
- 和歌をそらんじてみせる
- 映画のセリフをそらんじる
- お経をそらんじる
「見なくても言えるように覚えるている・暗記する」を表す時に『そらんじる』を使いましょう!
「お経をそらんじる」という例文で思い出したのですが、私は小学生の頃の夏休みにお経をそらんじました。
今はYouTubeなどがあり、子どもも暇をもてあますことはないでしょうが、私が子どもの頃は何もすることがなかったんです( ̄▽ ̄;)
だからってお経を覚えるとか思いつかないでしょうと娘に言われてしまいましたが、何をしようか試行錯誤した夏休みはいい思い出です(*''▽'')
まとめ
今回は、「そらんじる」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
諳んじる(そらんじる)
- 書いたものを見ないでも、そのとおりに言えるように覚え込む
- 見なくても言えるように覚えている
- 暗記する
- 暗唱する
「見なくても言えるように覚え込む、何も見ずに口に出して言うこと」
「諳んじる」は、日常であまり使わないですよね?
初めてこの言葉を聞いた時、なぜだか否定的な言葉だと勘違いしてしまいました。
「軽んじる」とか、そういうのとごっちゃになったのかもしれません((+_+))
とにかく、「そらんじる」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆