「蛇の道は蛇というくらいだから、あの人に聞いてみようか」
じゃのみちはへび・・・?
どういう意味なのでしょうか?
語源も気になります。
今回は、
- 「蛇の道は蛇」の意味
- 「蛇の道は蛇」の語源
- いい意味で使える?「蛇の道は蛇」の使い方
- 「蛇の道は蛇」の類語
などをお伝えします!
「蛇の道は蛇とは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「蛇の道は蛇」ってどんな意味?
「蛇の道は蛇」の意味はこちらになります。
出典:ベネッセ新修国語辞典
蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)
- 同じ仲間のすることは、その仲間にはすぐわかるものだ
- 同類の者のすることはよくわかるということ
- その道の人間がその社会のことによく通じているというたとえ
参考:ベネッセ新修国語辞典・現代標準国語辞典・ポケット版ことわざ辞典
「同類の者のすることは、お互いによくわかる」「その道の人間が、その社会のことによく通じている」ことをたとえたのが、『蛇の道は蛇』です。
「蛇の道は蛇」の語源は?
「蛇の道は蛇」の語源はこちらになります。
出典:ポケット版ことわざ辞典
蛇の道は蛇の語源
- 「蛇の道は蛇が知る」というのがもとの形
- 「じゃ」は大蛇のこととして、大蛇の通る道は小さいへびがよく知っていると解釈する説
- 「じゃ」も「へび」も同じものとして、へびの通る道はへびが知るとする説などがある
参考:ポケット版ことわざ辞典
もとの形は「蛇の道は蛇が知る」。
「じゃ」は「大蛇」のことで、大蛇が通る道は同類の小さい蛇がよく知っていると解釈する説と、「大蛇」と「蛇」は同類なので「蛇の通る道は蛇が知る」とする説などがあります。
実際どうなんでしょうね?
蛇が通る道は蛇ならよくわかるものなんでしょうか?(*''▽'')
いい意味にも使える?「蛇の道は蛇」の使い方
「蛇の道は蛇」は、いい意味では使いません。
出典:現代標準国語辞典
用法に「よい意味では使わない」とありますね。
- 蛇の道は蛇だ。法律の抜け穴は法律家がいちばんよく知っている。
- 蛇の道は蛇というだろう。脱税に関しては税理士に聞くのが一番だ。
「同類の者は、その事情によく通じている」ときに『蛇の道は蛇』を使います。
辞書に「よい意味では使わない」とあるように、「餅は餅屋」のブラック版が『蛇の道は蛇』です。
「蛇の道は蛇」の類語は?
「蛇の道は蛇」の類語はこちらになります。
芸は道によって賢し
一芸に通じた人は、その芸に関してはほかの人よりも優れているということ。
転じて、専門家はその専門の事柄については精通しているという意味に使う。
商売がら、その分野のことはよく知っているということ。
餅は餅屋
餅は誰にでもつけるが、やはりそれを仕事にしている餅屋のついたものがいちばん美味しいことから。
ものとごには、それぞれ専門の者がいるものだというたとえ。
その道のことは、やはり専門家に任せるのがいちばんであるということ。
まとめ
今回は、「蛇の道は蛇」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
蛇の道は蛇
意味
- 「その道の人間が、その社会のことによく通じている」ことのたとえ
語源
- 「蛇の道は蛇が知る」というのがもとの形
- 「じゃ」は大蛇のこととして、大蛇の通る道は小さいへびがよく知っていると解釈する説
- 「じゃ」も「へび」も同じものとして、へびの通る道はへびが知るとする説などがある
蛇の道は蛇と聞くと、とんねるずの「ガカガラヘビがやってくる」という歌を思い出します。
若い方は知らないですよね( ̄▽ ̄;)
作詞はあの秋元康さんです。
性的な意味のある歌詞ですが、世代を問わず流行りました。
今歌詞を見ると、ことば遊びがほんとに上手だなと感じます。
秋元康さんってすごいですね♪
とにかく、「蛇の道は蛇」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆