「素性を明かさない」
すじょう・・・?
どういう意味なのでしょうか?
類語も気になります。
今回は、「素性」の
- 意味
- 類語
- 使い方
などをお伝えします!
「素性とは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「素性」ってどんな意味?
「素性」の意味はこちらになります。
出典:ベネッセ新修国語辞典・チャレンジ小学国語辞典
素性(すじょう)
- 血筋・家柄・生まれ・また、これまでの経歴や育ち
- ものが伝わって来た由緒・そのものがどこから伝えられたかということ・いわれ
参考:ベネッセ新修国語辞典・チャレンジ小学国語辞典
「血筋や家柄、これまでの経歴や育ち」「ものが伝わって来た由緒」が『素性』です。
1は「素性を明かす」、2は「素性の知れない品物」のように使います。
「素性を明かさない」は、生まれや経歴、育ちを明らかにしないという意味です。
「すじょう」なのか「そせい」なのか迷いますよね。
うちにある4つの辞書には、「素性(そせい)」はありませんでした。
goo辞書は、「素性(そせい)」は「本来の性質・本性」と書いてあります。
「素性」の類語は?
- 家柄(いえがら:その家が代々受け継いできた、社会的な地位や格式)
- 家筋(いえすじ:家の系統・家系)
- 家系(かけい:祖先から続いている、その家の系統)
- 経歴(けいれき:学業や職業など、今までその人がしてきた事がら)
- 身元・身許(みもと:その人の生まれや育ち・その人に関したすべてのこと・身の上)
- 出自(しゅつじ:どのような家柄の出であるかということ・生まれ)
- 生まれ(生まれた家の家柄)
- 生い立ち(どこでどのように育ってきたかという経歴)
- バックグラウンド(背後にある事情や環境)
- 履歴(りれき:その人が現在まで経験してきた学業・職業などの事がら)
- 身の上(みのうえ:その人の境遇)
「生まれや家柄」「これまでの経歴」などを表すことばが『素性』の類語です。
「素性」の使い方は?
- 素性を明かすと、捕まってしまうかもしれない
- 彼は、いつまでたっても素性を明かさない
- お見合いで、素性がいい人を紹介された
- 素性が知れない男なので、信用ならない
- 素性の怪しい男だ
- 素性を隠していても、いつかはばれるものだ
- 素性の正しい品物
- 氏素性もわからない男だ
※氏素性(うじすじょう:家柄や血筋)
素性は「人」だけでなく、「もの」にも使うことができます。
まとめ
今回は、「素性」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
素性(すじょう)
- 血筋・家柄・生まれ・また、これまでの経歴や育ち
- ものが伝わって来た由緒・そのものがどこから伝えられたかということ・いわれ
素性を明かす、明かさないは、付き合いの度合いによるのかもしれません。
どこで育ったのか、なんの仕事をしてきたのか、どんなふうに育ったのか、家柄はどうなのか。
それほど親しくない人に、ぺらぺらと素性を明かしたくないですよね。
とにかく、「素性」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆