「将来に禍根を残す」
「禍根を断つ」
かこん・・・？
どういう意味なのでしょうか？
類語も気になります。
今回は、
- 「禍根」の意味「禍根を残す」とは？
- 漢字について
- 「禍根」の類語
- 「禍根」の使い方
などをお伝えします！
「禍根を残すとは？」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「禍根」ってどんな意味？「禍根を残す」とは？
「禍根を残す」とは、「わざわいや不幸の起こるもとになるものを残す」という意味です。
禍根（かこん）
出典：チャレンジ小学国語辞典
- わざわいや不幸の起こるもとになるもの
- わざわいのもと
- わざわいの原因
参考：チャレンジ小学国語辞典・ベネッセ新修国語辞典・チャレンジ小学漢字辞典
「禍根」は、わざわいや不幸の起こるもとになるもので、それを残すのが「禍根を残す」です。
「禍根」の漢字について
漢字辞典で「禍」「根」を見てみます。
禍 カ・わざわ（い）
出典：チャレンジ小学漢字辞典
なりたち
- 「神」と「とがめる」を合わせた字
- 神がくだすとがめ、「わざわい」という意味を表す
意味
- わざわい・災難・不幸（例：禍根：惨禍・戦禍）
参考：チャレンジ小学漢字辞典
「禍」の対義語は「福」です。
「神がくだすとがめで、わざわい」、なりたちがすごいですね。
神にとがめられてわざわいが起こる、そんな感じなのでしょうか。
根 コン・ね
出典：チャレンジ小学漢字辞典
なりたち
- 「木」と「とどまる」を合わせた字
- 木を切り倒したあとにいつまでもとどまっているねもと、「ね」という意味を表す
意味
- ね・草木のねっこ（例：球根：大根）
- ものごとのもと・おおもと（「例：根本・根拠・根源）
- 心のはたらきや精神力のもとになるもの・気力（例：根気・根性・精根）
参考：チャレンジ小学漢字辞典
「ものごとのもと・おおもと」とありますね。
「禍（わざわい）」と「根（おおもと）」で、「禍根（わざわいのもと）」になっています。
「禍根」の類語は？
禍根の類語
- 火種（ひだね：争いやさわぎの原因になるもののたとえ）
- わざわいのもと
- わざわいの原因
「よくないことをが起こるきっかけ」などの意味を持つことばが、「禍根」の類語です。
禍根を残すの類語
- しこりを残す（しこり：気まずさがあとまで残った、すっきりしない気持ち・わだかまり）
- わだかまりが生じる（わだかまり：気になることがあって、さっぱりしない気持ち）
- もやもやが残る（もやもや：すっきりしないで、いやな感じが残っているようす）
- 傷跡を残す（きずあと：災害などで受けた影響）
- 遺恨を残す（いこん：いつまでも忘れられない、深い恨み）
「ものごとが終わった後、のちに問題を起こす原因になるようなことが残ること」を表すことばが、「禍根を残す」の類語です。
「禍根」の使い方は？
- 子どもたちの将来に禍根を残した
- 後々、大きな禍根を残すことになる
- これこそが、わが国に残された禍根である
- どちらにしても、禍根を残す状況だ
- 後世への禍根を断つために、地球環境について真剣に考えよう
- すべての禍根を断つべきだ
- 禍根を断つ行動に出る
「禍根を断つ」は、「わざわいのもと・わざわいの原因をなくすこと」です。
禍根：まとめ
今回は、「禍根を残す」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
禍根（かこん）
意味
- わざわいや不幸の起こるもとになるもの
- わざわいのもと
- わざわいの原因
禍根を残すとは
- わざわいや不幸の起こるもとになるものを残す
禍根を断つとは
- わざわいのもと・わざわいの原因をなくすこと
「禍・わざわい」の「根・ねっこ」、わざわいのもとになるものが「禍根」。
「禍根を残す」、わざわいの原因になるものを残しておくと、あとあとそれがやっかいなことになりかねません。
「禍根を断つ」、これができるのが一番ですね。
とにかく、「禍根」の意味がわかってスッキリしました！
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆
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