「もっとできるはずだと後輩に発破をかけた」
発破をかける・・・?
どういう意味なのでしょうか?
由来も気になります。
今回は、「発破をかける」の
- 意味
- 由来
- 類語
- 使い方
などをお伝えします!
「発破をかけるとは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「発破をかける」ってどんな意味?
発破をかけるの意味はこちらになります。
出典:チャレンジ小学国語辞典
発破をかける
- 強いことばではげましたり注意したりして、相手の気持ちを奮い立たせる
- 発破をかける(はっぱをかける)
- 強いことばで注意する
- 強くはげます
- 気合をかける
- がんばるように、注意したりはげましたりする
参考:チャレンジ小学国語辞典・現代標準国語辞典・ベネッセ新修国語辞典
頑張るように、注意したりはげましたりするのが「発破をかける」です。
どうして「発破」なのでしょうか?
由来を見てみましょう。
「発破をかける」の由来は?
出典:現代標準国語辞典
発破をかける・由来
- 発破:鉱山や土木工事などで、岩石に火薬をしかけ爆破すること・また、それに使う火薬
「発破」は、鉱山などで岩石をくずすために使われる火薬のことです。
発破のように力強いことばをかけることから、「強いことばではげましたり注意したりする」という意味につながっています。
「発破をかける」の類語は?
- 元気づける(慰めたり励ましたりして、気力を奮い立たせる)
- 励ます(元気や勇気を出すように、声をかけて力づける)
- 激励する(力強く励まし、元気づけること)
- 力づける(元気が出るように励ます)
- 勇気づける(励まして、やろうという意気込みを持たせる・勇気をあたえる)
- 鼓舞する(こぶ:励まして元気づけること)
- 尻を叩く(早くやらせようとして、厳しくさいそくしたり励ましたりする)
- 気合を入れる(心を引きしめさせる)
- 気勢を高める(きせい:元気のいい勢い)
- 奮起させる(ふんき:奮い立つこと・気力や勇気を出して頑張ること)
「人に働きかけて意欲を持たせる」などの意味を持つことばが『発破をかける』の類語です。
「発破をかける」の使い方は?
- もっと練習するように後輩に発破をかけた
- もっとできるだろうと、部下に発破をかける
- 発破をかけられてプレッシャーが増した
相手の気持を奮い立たせるときに、「発破をかける」を使いましょう!
まとめ
今回は、「発破をかける」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
発破をかける(はっぱをかける)
意味
- 強いことばではげましたり注意したりして、相手の気持ちを奮い立たせる
由来
- 発破:鉱山や土木工事などで、岩石に火薬をしかけ爆破すること・また、それに使う火薬
- 発破のように力強いことばをかけることから
「まだまだやれるはずだ!」
発破をかけるのは、タイミングや関係が大事です。
出典:三省堂国語辞典
- あらっぽく(注意する/はげます)
- 強くはたらきかける
参考:三省堂国語辞典
「あらっぽく注意する、はげます」とありますね。
強いことばで激励されて、頑張れる人もいればそうでない人もいるかと思います。
頑張り続けるのは難しいので、発破をかけ続けるのはやめておいたほうがいいかもしれません。
とにかく、「発破をかける」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆