「先手必勝!」
「先手を打つ」
「先手先手の対策を講ずる」
せんて・・・?
どういう意味なのでしょうか?
類語も気になります。
今回は、「先手」の
- 意味
- 類語
- 対義語
- 使い方
- 漢字について
などをお伝えします!
「先手とは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「先手」ってどんな意味?
「先手」の意味はこちらになります。
出典:チャレンジ小学国語辞典・ベネッセ新修国語辞典
先手(せんて)
- 人よりも先にものごとをすること
- 囲碁・将棋で、先に打つほう
- 人よりも先にものごとをおこなって、相手をおさえること
- 人より先にやって有利に導くこと
参考:チャレンジ小学国語辞典・ベネッセ新修国語辞典・チャレンジ小学漢字辞典
「人よりも先にものごをすること」「人よりも先にものごとを行って、相手をおさえること」「人より先にやって有利に導くこと」が「先手」です。
先手を打つ(せんてをうつ)
出典:チャレンジ小学国語辞典
- 相手より先に攻撃をしかける
- 人よりも先にものごとを行って備える
参考:チャレンジ小学国語辞典
「先手必勝」は、「人より先に行動を起こせば、必ず勝つ(優位に立てる)」ことを表しています。
「先手」の類語は?
- 先制(せんせい:相手より先に手を打って、戦いの成り行きを有利にすること)
- 先回り(さきまわり:相手より先に行っていること・相手より先に、するべきことをしてしまうこと・だしぬくこと)
- 機先を制する(きせんをせいする:相手よりも先に行動して、有利な立場に立とうとする)
「相手よりも先に行動をおこす」などの意味を持つことばが「先手」の類語です。
「先手」の対義語は?
「先手」の対義語は「後手」です。
後手(ごて)
出典:ベネッセ新修国語辞典
- 相手に対してたちおくれ、先を越されること(例:後手にまわる)
- 囲碁や将棋などで、相手のあとから始めること・また、その人
参考:ベネッセ新修国語辞典
「することなすこと後手になる」「立ち上がりから後手にまわる」などと使います。
「先手」の使い方は?
- 先手先手で予防措置を講ずる
- 先手を打って対応する
- 先手必勝の姿勢で試合に挑む
- 先手を取ったにもかかわらず、負けてしまった
「人より先に行う」「先に行って備える」「先に行って相手を抑える」ときに「先手」を使いましょう!
まとめ:先手の漢字について
今回は、「先手」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
先手(せんて)
意味
- 人よりも先にものごとをすること
- 囲碁・将棋で、先に打つほう
- 人よりも先にものごとをおこなって、相手をおさえること
- 人より先にやって有利に導くこと
先手を打つ
- 相手より先に攻撃をしかける
- 人よりも先にものごとを行って備える
先手必勝
- 人より先に行動を起こせば、必ず勝つ(優位に立てる)
漢字辞典で「先」「手」を見てみます。
先 セン・さき・(ま-ず)
出典:チャレンジ小学漢字辞典
なりたち
- 「ひと」と「あし」を合わせた字
- 人よりもはやく歩いていくことから、「さき」という意味を表す
意味
- さき・前のほう・さきにたつ(例:先端・先頭)
- はやい・前もって(例:先客・先約)
- まず・最初に・第一に(例:先決)
- 今より前・むかし(例:先月・先刻・先例)
- これからのち・将来(例:先見)
参考:チャレンジ小学漢字辞典
「ひと」と「あし」で「人よりもはやく歩いて行く」、なりたちが面白いですね。
手 シュ・て・た
出典:チャレンジ小学漢字辞典
なりたち
- 五本の指をひろげた手をえがいてつくった字
意味
- て・てのひら(例:手足・握手・拍手)
- 自分の手でする(例:手記・手製)
- やり方・方法(例:手段・手法)
- うでまえ(例:手腕)
- なかま・種類(例:手下・新手)
- すぐれた技能をもっている人(例:運転手・歌手・選手)
参考:チャレンジ小学漢字辞典
「五本の指をひろげた手」、わかりやすいなりたちです(*''▽'')
とにかく、「先手」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆