「いけしゃあしゃあと嘘をつく」
「いけしゃあしゃあと言えたもんだ」
いけしゃあしゃあ・・・?
どういう意味なのでしょうか?
語源も気になります。
今回は、「いけしゃあしゃあ」の
- 意味
- 語源
- 類語
- 使い方
などをお伝えします!
「いけしゃあしゃあとは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「いけしゃあしゃあ」ってどんな意味?
「いけしゃあしゃあ」の意味はこちらになります。
出典:現代標準国語辞典
いけしゃあしゃあ
- 悪いことをしても平気でいるようす
- 恥ずかしいとも思わないで、ずうずうしく平気でいるようす
参考:現代標準国語辞典
「悪いことをしても平気でいるようす」「恥ずかしいとも思わないで、ずうずうしく平気でいるようす」が「いけしゃあしゃあ」です。
どうして「いけしゃあしゃあ」なのでしょうか?
語源を見てみましょう。
「いけしゃあしゃあ」の語源は?
いけしゃあしゃあの語源
- 「いけ」+「しゃあしゃあ」
- いけ:好ましくないと思う気持ちを強めて表すことば
- しゃあしゃあ:ずうずうしくて、恥を恥とも思わないようす
「いけしゃあしゃあ」は「いけ」と「しゃあしゃあ」がくっついてできた言葉です。
いけ(接頭語)
出典:現代標準国語辞典・三省堂国語辞典
- 好ましくないと思う気持ちを強めて表すことば・ひどく~・まったく~
- ほんとうに・にくらしいほど
参考:現代標準国語辞典・三省堂国語辞典
「いけ」は接頭語で、「好ましくないと思う気持ちを強めて表すことば」です。
「いけ好かない」「いけずうずうしい」などと使います。
しゃあしゃあ(副詞)
出典:現代標準国語辞典・三省堂国語辞典
「しゃあしゃあと」の形でも使う
- ずうずうしくて、恥を恥とも思わないようす
- 恥ずかしいとも思わないで、ずうずうしく平気でいるようす
参考:現代標準国語辞典・三省堂国語辞典
「しゃあしゃあ」は副詞で、「恥を恥とも思わないで、ずうずうしく平気でいるようす」です。
「しゃあしゃあとした態度」「遅刻してもしゃあしゃあとしている」などと使います。
恥を恥とも思ないずうずうしいようすを、好ましくないと思う気持ちを強めて表したのが「いけしゃあしゃあ」です。
「いけしゃあしゃあ」の類語は?
- 厚かましい(遠慮したり恥じたりする気持ちがないようすだ・ずうずうしい)
- 図々しい(他の人の迷惑を考えないで、自分のしたいようにするようす)
- ぬけぬけと(ずうずうしく・あつかましく)
- 厚顔無恥(こうがんむち:あつかましくて、恥知らずなこと)
- しれっと(何があっても平気でいるようす・何も問題がないという態度をとるようす)
- 悪びれもしない(悪びれる:気おくれがして、おどおどする)
- 平然としている(へいぜん:平気で、落ち着きはらっているようす)
- 平気な顔をしている
- けろりと(何事もなかったようなようす)
- 面の皮が厚い(つらのかわがあつい:ひどくあつかましい)
- ふてぶてしい(ずぶとくて、にくらしい)
- 恥じるようすもない
「恥を恥とも思わないようす」「恥と思う気持ちが見られないほど厚かましいようす」が「いけしゃあしゃあ」の類語です。
「いけしゃあしゃあ」の使い方は?
- いけしゃあしゃあと開き直った
- いけしゃあしゃあとした態度
- いけしゃあしゃあと同じことをくり返す
- よくもまあ、いけしゃあしゃあと言えたもんだ
「いけ」がついているので、「好ましくない」と思う気持ちを強く表す時に使うことばです。
「恥ずかし気もなくそんな態度をするなんて!」と思ったときに「「いけしゃあしゃあ」を使いましょう!
いけしゃあしゃあ:まとめ
今回は、「いけしゃあしゃあ」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
いけしゃあしゃあ
意味
- 悪いことをしても平気でいるようす
- 恥ずかしいとも思わないで、ずうずうしく平気でいるようす
語源
- 「いけ」+「しゃあしゃあ」
- いけ:好ましくないと思う気持ちを強めて表すことば
- しゃあしゃあ:ずうずうしくて、恥を恥とも思わないようす
「いけしゃあしゃあ」は「いけ」と「しゃあしゃあ」がくっついた言葉だったんですね(*''▽'')
「しゃあしゃあ」よりも、「いけしゃあしゃあ」として使われることが多い印象です。
「よくもまあ、いけしゃあしゃあと出てこれたね」
「いけしゃあしゃあと嘘をつくので、二度と信用しない」
「恥ずかしくないの?」と、嫌悪感でいっぱいの気持ちを表すことができます。
とにかく、「いけしゃあしゃあ」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆