「目から鱗が落ちるってどうしてウロコなの?」
ん~、なんでウロコなんでしょう?
語源が気になります。
「目から鱗が落ちる」の意味は、
何かがきっかけとなって迷いから覚め、急にものごとがよく見え理解できるようになること
です。
なぜウロコなのか調べてみると、語源は意外なものでした。
今回は、
- 「目から鱗が落ちる」の語源
- 例文
- 類語
など、「目から鱗が落ちる」について気になることをお伝えします♪
「なんでウロコなの?」って思ってるかたの参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)
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なぜウロコ?「目から鱗が落ちる」の語源
「目から鱗が落ちる」の語源はキリスト教の「新約聖書」です。
- 「新約聖書」使徒行伝・第九章にある「直ちに彼の目より鱗のごときもの落ちて見ることを得」にもとづくもの
出典:ポケット版ことわざ辞典
サウロ(後のパウロ)という男性がいました。
彼は、キリスト教徒を牢獄に入れたり死刑にしたり、とても激しく迫害(苦しめたり虐げたり)していたそうです。
ある日サウロは、天の光に打たれ目が見えなくなってしまいました。
キリストは、教徒のアナニヤにサウロを助けるよう指示します。
アナニヤがサウロの上に手を置いて祈ると、目から鱗のようなものが落ちて元通り見えるようになりました。
その後、サウロはパウロとなり、キリスト教の伝道に生涯を注いでいます。
これが「目から鱗が落ちる」の語源です。
ことわざは中国から伝わったものが多い印象だったので、キリスト教が語源とは意外でした!
「目から鱗が落ちる」の例文(使い方)
「目から鱗が落ちる」の例文はこちらです。
- 先生のあの一言で、目から鱗が落ちた思いがした。
- この本を読んで目から鱗が落ち、生きるのが楽になった。
- 目から鱗が落ちるコーチの指導によって、やり方がわかった。
このように、何かのきっかけで迷いから覚め、急に物事が見えたり理解できるようになった時に「目から鱗が落ちる」を使いましょう!
「目から鱗が落ちる」の類語
「目から鱗が落ちる」の類語はこちらです。
- ハッと気づく
- 腑に落ちる(納得できる)
- なるほどと納得する
- 開眼する(物事の心理や道理がはっきりわかるようになること・物事のこつをつかむこと)
「目から鱗が落ちる」は、「急に物事が理解できる」という意味が含まれていますので、「ハッと気づく」が一番近い感じがしますね。
まとめ
今回は、「目から鱗が落ちる」についてお伝えしました。
以下がまとめになります。
■「目から鱗が落ちる」の意味
- 何かがきっかけとなって迷いから覚め、急にものごとがよく見え理解できるようになること
■「目から鱗が落ちる」の語源
- キリスト教の新約聖書
あなたは、「目から鱗が落ちる」経験をしたことがありますか?
何かのきっかけで迷いから覚め、急にハッと気づくような経験・・・。
心が錆びてないかたはありそうですね。
私は心が錆び錆びです( ̄▽ ̄;)
「どうせまたそんなことを」
「だからなんだっていうのさ」
「聞いても意味ないよ」
錆び錆びの心は、何かから影響を受ける機会がなくなります。
もしかしたら日々「目から鱗」かもしれないのに、それを感じ取る心がないのはむなしいことですよね。
「目から鱗が落ちる」経験を逃さないように、心のアンテナをピカピカにしましょう♪
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆