「そこはかとなく」とはどんな意味？古語や使い方も見てみよう！

「そこはかとなく感じられる」

「そこはかとなく漂う」

そこはかとなく・・・？

どういう意味なのでしょうか？

語源（古語）も気になります。

今回は、「そこはかとなく」「そこはかとない」の

などをお伝えします！

「そこはかとなくとは？」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')

「そこはかとなく」「そこはかとない」とはどんな意味？

出典：チャレンジ小学国語辞典

• はっきりとではないが、なんとなく
• どことなく
• どこがどうだとはっきりしているわけでないが、どことなく

参考：チャレンジ小学国語辞典・ベネッセ新修国語辞典

「はっきりとでなないが、なんとなく」「どことなく」が「そこはかとなく」です。

出典：現代標準国語辞典・三省堂国語辞典

• はっきりとは表せないが、全体的にそのようなふんいきが感じられるようす
• これがそうだと言ってはっきりは言いあらわせない
• なんとなくそう思われるようすだ

参考：現代標準国語辞典・三省堂国語辞典

「はっきりとは表せないが、全体的にそのような雰囲気が感じられるようす」が「そこはかとない」です。

「そこはかとなく」の古語は？

①

• それとはっきりしているさまを表す
• どこそこと
• はっきりと
• たしかに

※下に打消の表現がくることが多い

②

• 何となく
• とりとめもなく

参考：旺文社古語辞典

古語の「そこはかと」は、ふたつの意味があります。

「それとはっきりしているさまを表す」「どこそこと」「はっきりと」「たしかに」と、「何となく」「とりとめもなく」です。

①

• 場所のはっきりしないさま
• どこということもない

②

• はっきりした理由がない
• とりとめもない

参考：旺文社古語辞典

古語の「そこはかとなし」も、二つの意味があります。

「場所のはっきりしないさま」「どこということもない」と、「はっきりした理由がない」「とりとめもない」です。

「はっきりと」という意味の「そこはかと」を「なし」で否定したのが「そこはかとなく」「そこはかとない」になります。

「そこはかとなく」の類語は？

「はっきりしない」などの意味を持つことばが、「そこはかとなく」「そこはかとない」の類語です。

「そこはかとなく」の使い方は？

参考：三省堂国語辞典・ベネッセ新修国語辞典・チャレンジ小学国語辞典・現代標準国語辞典

「ただよう」「感じられる」と一緒に使うことが多いことばです。

「どことなく」「なんとなくそんな感じ」を表すときに、「そこはかとなく」を使いましょう！

そこはかとなく：まとめ

今回は、「そこはかとなく」の意味などをお伝えしました。

以下がまとめになります。

「そこはかとなく」は「なんとなく」という意味だったんですね。

わたしは「すごく」だと勘違いしてました。

「そこはかとなく」=「底がない」=「とことん」って感じにイメージしてたんです。

ぜんぜん違いましたね(￣▽￣;)

とにかく、「そこはかとなく」の意味がわかってスッキリしました！

あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆