猫の留守番は何日まで大丈夫なのでしょうか?
旅行や帰省などで、猫に留守番してもらわなければならない時もありますよね。
猫に留守番をさせる時はとても心が痛みます。
けれども、猫を飼い始めてから一生外泊しないなんて事は難しいものです。
私は実家が県外なので、帰省の時は外泊しますし、時には家族旅行にも行きます。
初めて猫を留守番させる時には心配でたまりませんでした。
「猫は何日留守番できるの?いつから?」
「どんなことに気をつけたらいいの?」
「ペットホテルに預ける?誰かに頼む?」
など、気になって色々調べまくったのを覚えています。
今回は、猫の留守番は何日まで大丈夫なのか、気をつけることや準備するものをお伝えします!
猫を留守番させたいけど心配で悩んでいる方の参考にしていただけると嬉しいです(*´∀`)
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猫の留守番は何日まで大丈夫なの?
2泊3日くらいなら大丈夫
猫の留守番は2泊3日くらいなら大丈夫です。
そもそも猫は犬のように群れて行動する習性はありません。
そして、ご存知のように1日の多くを寝て過ごしています。
仮に1泊の予定なら、
「寝て起きたら飼い主が帰ってきた!今日はなんだか遅かったね」
というような感覚かもしれません。
近所に、何十年も猫を飼っていて現在も4匹の猫を飼っている人がいます、
猫を飼って初めて旅行をする時にその人に相談したところ、
「餌と水とトイレと室温さえちゃんとしておけば2泊3日は大丈夫よー」
と言われました。
うちはまだ1泊2日しか家を空けたことはありませんが、帰宅した時に普段と変わった様子はありません♪
いつもくっついてくる1匹は、思いっきりスリスリして来るので少しさみしいのかもしれませんね。
2泊3日は留守番できるとは言え、子猫を飼い始めてすぐに1泊以上の留守番をさせるのは避けたいところです。
では、猫はいつから1泊以上の留守番ができるのでしょうか?
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猫はいつから1泊の留守番ができる?
1泊以上なら1歳頃から
1泊以上の留守番は、1歳頃からできるようになります。
1歳にならなかったらできないと言うわけではありませんが、子猫のうちは何かと危険です。
子猫は、人間の子供と同じで予想外の行動をします。
「入れないと思っていた隙間に入って出られなくなった」
「降りられないくらい高いところに登ってしまった」
「さみしすぎてパニックを起こした」
「電気コードを噛んでしまう」
子猫の間はこういったことも考えられます。
猫の1歳は、人間の年齢に例えると17歳です。
1歳を過ぎたらだいぶ安心できますよ♪
では、猫に1泊以上の留守番をさせる時には、どういったことに気をつけたらいいのでしょうか?
猫が留守番をする時に気をつけることは?
その1.たっぷり餌を置いていく
旅行などに行く時は、留守番させる日数の倍以上の餌を置いていきましょう。
うちの猫は、置き餌をしても一度に食べることはありません。
旅行や帰省の時に大量に餌を置いていっても残しています。
そういった猫ちゃんは多いのですが、不安な場合は自動給餌器がおすすめです♪
自動給餌器は、決まった時間に決まった量だけ餌が出てきます。
▼おすすめの自動給餌器
最大6回のタイマーと、飼い主の声を録音できるので安心してお留守番できそうですね♪
その2.数カ所にわけて水を設置する
猫の留守番で最も気をつけたいのが「水」です。
「猫は餌を1日食べなくてもどうってことはない。問題なのは水が飲めなくなること」
かかりつけの動物病院の先生が言っておられました。
置いていた水を何かの拍子にひっくり返す可能性もあるので、数カ所にわけて設置しておきましょう。
循環式自動給水器だと常に綺麗な水を飲むことができますよ♪
▼自動給水器についてはこちらをどうぞ
猫の水!自動給水器って?メリットとデメリットをご紹介!
その3.室温に気をつける
夏は暑さ、冬は寒さが気になりますね。
夏の留守番の時は、
- 全部の部屋のドアを開ける
- 防犯上安全な窓を開けて風を通す(網戸からの脱走に注意)
- 遮光カーテンで日差しを遮る
- 暑さ対策グッズを設置する
- トイレ、お風呂、キッチンの換気扇をつける
- 必要ならばエアコンを弱めにかける(ドアは全開)
冬の留守番の時は、
- 毛布など温かいものに入れるようにしておく
- 電源を抜いたこたつを設置する
- 必要ならばエアコンで暖房する(ドアは全開)
このようなことをしています。
冬の留守番の時に猫用の暖房器具を検討したこともありますが、外泊となると火災等が心配なのでおすすめしません。
うちには猫用のこたつがあります。
▼うちで使っている猫用こたつ
▼こんな風に入ります
うちは冬になるとリビングにこたつを出します(人間用)。
猫用こたつを出しても、結局は人間用こたつに入ることが多いんですよ(・・;)
家を空ける時はたいていこたつにもぐりこんでいます。
うちの猫は電源の入っていないこたつが好きです。
人間用のこたつは、弱にしても暑く感じるのかもしれませんね。
その点、猫用こたつはペットに合わせて温度が低めでじんわり温かい感じです。
冬にこたつを出さないご家庭の場合、旅行の時は電源を切った猫用こたつを設置しておくといいかもしれません♪
電源を入れなくても、布団に囲まれた暗がりを気に入ってくれますよ^ ^
▼猫の暑さ対策グッズはこちら
猫の暑さ対策グッズ!夏を快適に乗り切るおすすめ7選!
その4.トイレを増やす
猫はとっても綺麗好きですよね。
トイレが汚れているとストレスになります。
トイレが汚れているとおしっこなどを我慢してしまう猫ちゃんも(T_T)
うちは旅行の時にトイレを3つ設置しています。
2匹いるので4つ設置した方がいいのかなとも思ったのですが、今のところ、3つ設置しても全部は使われていません。
その5.誤飲に気をつける
猫は口に入れたものを飲み込んでしまいます。
「猫は飲み込んだものを吐き出すのは苦手」
動物病院の看護師さんに言われました。
その分、薬は飲ませやすいのだとか。
- 輪ゴム
- ビニール
- ガムテープ
- 紐状のもの
- アクセサリー
- 文房具(消しゴム・クリップなど)
このようなものが床に落ちていたり、猫に届くところにないか確認してくださいね。
私の友人の猫ちゃんは、ダンボールについてたガムテープを飲み込んで手術をしました。
ガムテープをはがして飲み込むなんてなかなか予測できませんよね。
「猫を飼ってから家の中が綺麗になった!」
こういった話はよく聞きます。
うちも猫を飼ってから、床に小さいものが落ちていたら速攻で片付けるようになりました♪
その6.電気コードを抜いておく
猫がいるいないに関わらず、旅行の時は電気コードを抜いて出かける方も多いと思います。
猫は、歯がかゆい時などに電気コードを噛むことも。
うちの猫も子猫の頃には苦労しました。
今では噛まなくなったのですが、絶対とは言い切れないので外泊の時は電気コードを抜いています。
いくら気をつけていても、飼い主は旅行の時にも常に猫のことが気になるものです。
「今頃寝てるかな?」
「暗くなってきたのに帰って来ないって思ってるかな?」
うちの子供達は、1泊で家を空ける時にはこんな話をしています。
そんな心配をよそに、帰宅したら大あくびで迎えてくれる猫たち。
「鍵の音がしたらドアの前で待っている」
そんなかわいらしい話を耳にすることもありますが、うちの猫は普通にソファで寝ています(・・;)
旅行は2泊以内で予定を立てることができても、急用の帰省などは2泊以上になる場合も考えられますよね。
2泊3日以上の留守番の場合はどうしたらいいのでしょうか?
ペットホテルに預ける?誰かに頼む?
ペットホテルに預ける場合
「猫は家につく」
「犬は人につく」
よく言われていますよね。
猫は家を離れるのを好みません。
どこかに預けられるのはすごくストレスがたまると思います。
うちの猫がお世話になっている動物病院にはペットホテルがあります。
先生に旅行の時の猫について相談したところ、
「2日くらいなら家の方がいいよ。猫の場合はずーっと泣いてご飯も食べない子が多いから」
と言われました。
どうしてもの場合をのぞき、猫の場合はペットホテルは難しいかもしれませんね。
誰かにお世話をお願いする場合
近くに親族など信頼できる人がいる場合は、鍵を預けて餌と水、トイレの交換をお願いするのがベストだと思います。
以前、「何かあったら言ってね」と、近所の人が言ってくださったことがありました。
責任あることをおまかせするのは申し訳ないと思い、お願いしていません。
もしもうちが2泊以上家を空けることになった場合は、ペットシッターを利用するつもりです。
ペットシッターさんに鍵を預けておくと、
- 餌やり
- 水換え
- トイレ掃除
- 猫と遊ぶ
- 写メを送ってくれる
このようなことをしてくれます。
住み慣れた家で留守番させてあげられるのは、猫にとっても人間にとっても安心できますよ♪
~2016.9追記~
先ほどお伝えした4匹猫を飼っている近所の人が、夏休みを利用して3泊4日の旅行に行ってました。
特に問題もなく猫ちゃんたちは元気に迎えてくれたそうですよ。
ただし、そこは4匹の猫ちゃんが親子です。
1匹でお留守番となると、いくら水などを準備万端にしておいてもさみしいかもしれませんね。
帰宅したらたくさんスキンシップを!
今回は、「猫の留守番は何日まで大丈夫なのか」についてお伝えしました。
以下がまとめになります。
- 猫の留守番は2泊3日くらいなら大丈夫
- 留守番の際は、「餌」「水」「室温」「誤飲」に注意する
猫を留守番させる時は、飼い主のほうがあたふたしているような気がします。
我が家は、2匹目の猫を迎え入れてから留守番をさせやすくなりました!
一緒に遊んだり、くっついて眠ったりしてくれるからです。
何日なら大丈夫と言うのは猫によって変わってきます。
子猫の時からずっと飼い主にぴったりくっついて、あまり留守番をしたことがない猫ちゃんは留守番を苦痛に感じるかもしれません。
旅行など前もって分かる予定なら、少しずづ留守番の時間を長くして様子を見てあげてくださいね♪
これからも、猫と幸せな毎日が過ごせますように☆