「たがいにしろ!」
「たいがいの人が知ってる事だよ」
同じ大概(たいがい)ですが意味は違いますよね。
「たいがい」とはどういう意味なのでしょうか?
今回は、
- 「たいがいにしろ」とは?大概の意味
- 大概の類語
- 大概の使い方(例文)
などをお伝えします!
「大概にしろとは?」って思ってるかたの参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)
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「大概にしろ」とは?「たいがい」の意味について
「大概にしろ」とは、「いいかげんにしろ」「ほどほどにしろ」のことです。
「大概」の意味を見てみましょう。
出典:チャレンジ小学国語辞典
大概(たいがい)
- ものごとのあらまし・大部分・おおよそ・ほとんど
- ある程度のところで・ほどほど・いいかげん
- たいてい・すべてとは言えないが、だいたいのところ
参考:チャレンジ小学国語辞典・現代標準国語辞典
「大概」は、「大部分、ほどほど(いいかげん)、だいたいのところ」、という意味です。
2と3は、「ふつうかな書き」にするとありました。
- 1は、「大概のものは用意しました」などの「大部分」
- 2は、「冗談もたいがいにしてよ」などの、「ほどほど・いいかげん」
- 3は、「朝食はたいがいパンです」などの、「だいたいのところ」
1は名詞で、2と3は副詞です。
※副詞:他の言葉の意味を詳しく説明する品詞
「大概」の類語は?
「大概」の類語はこちらになります。
意味1の類語
- 大半(全体の半分以上・大部分)
- あらかた(大方・大体・ほどんど全部)
- 大抵(ある物事の大部分・おおかた・おおよそ)
- ほとんど
- 大部分
- ほぼ
意味2の類語
- ほどほど
- いいかげん
意味3の類語
- 多くの場合
- 高確率で
「大部分」「ほどほど」「だいたいのところ」の意味を持つ言葉が「大概」の類語です。
「大概」の使い方(例文)は?
「大概」の使い方(例文)はこちらになります。
- 大概の人が知っていることです(大部分)
- ゲームもたいがいにしなさい(ほどほど・いいかげん)
- 休日はたいがい家にいます(すべてとは言えないが、だいたいのところ)
「たいがい」は、「大部分」「ほどほど」「だいたい」の3つの意味を使い分けてください(*^^)v
まとめ
今回は、「大概(たいがい)」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
大概(たいがい)
意味
- ものごとのあらまし・大部分・おおよそ・ほとんど
- ある程度のところで・ほどほど・いいかげん
- たいてい・すべてとは言えないが、だいたいのところ
大概にしろとは?
- 「いい加減にしろ」「ほどほどにしろ」のこと
「大概のことは大丈夫!」
「たいがいにしろ!」
このふたつの使い方で「あれ?意味は?」って混乱してました( ̄▽ ̄;)
心配性な娘に「大概のことはなんとかなるから、もっと気楽に生きなさい」と言い、息子に「ゲームもたいがいにしなさいよ」と・・・。
「大部分」「ほどほど・いいかげん」「だいたいのところ」。
同じ言葉なのに全く違う意味ですね。
とにかく、「大概」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆