「さて、そろそろ行きますか!」
「さて、先日お電話いただいた件ですが」
さて・・・?
上記の文、それぞれ意味が違いますよね。
「さて」ってどういう意味なのでしょうか?
今回は、
- 「さて」の意味
- 古語辞典の「さて」
- 類語
- 使い方
などをお伝えします!
「さての意味は?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)
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「さて」ってどんな意味?
「さて」の意味はこちらになります。
出典:チャレンジ小学国語辞典・現代標準国語辞典
さて
- 別の話に入る時のことば・ところで
- 何かを始めようとするときや、ためらったりするときに言うことば・あらためて考えてみようとするときに使うことば・さあ
参考:チャレンジ小学国語辞典・現代標準国語辞典・ベネッセ新修国語辞典
1は接続詞で、「さて、次の問題です」など、話題を変えて次に進む時に使います。
2は感動詞で、「さて、勉強を始めよう」「さて、困ったな」「さて、どうすればいいかな」などの場面で使うことができます。
古語辞典の「さて」は?
古語辞典の「さて」も見ておきます。
出典:旺文社古語辞典
さて・古語辞典
1.副詞「さ」に接続助詞「て」のついたもの
- そういう状況で
- (下に格助詞「の」を伴って)そのままで
2.上文を受けて、下文につづけたり、話題を変えて説きおこすときに用いる語
- そして・それから
- そこで・それゆえ
3.(文末に用い)語調を強める意を表す
- どうじゃ
参考:旺文社古語辞典
2と3は、現代の「さて」の意味に似てるところもありますね。
「さて」の類語は?
「さて」の類語はこちらになります。
- ところで(話題を変えて話始める時に使うことば)
- さあ(相手を誘ったり何かをさせたりする時に使う、呼びかけのことば・困った時や物事が難しくなった時に使うことば)
- 早速ですが(さっそく:すぐ・ただちに)
「早速ですが」は、軽い挨拶をすませたあと、本題に入る時に使われることが多いことばです。
「さて」の使い方は?
「さて」の使い方はこちらになります。
- さて、次は天気予報をお送りします
- さて、先日ご依頼いただきました件ですが
- さて、そろそろ帰るとしよう
- さて、そろそろ仕事に戻ろう
- さて、これからどうしようか
話題が切り替わる時、何かを始めようとする時、ためらったりする時やあらためて考えてみようとする時に「さて」を使いましょう!
まとめ
今回は、「さて」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
さて
- 別の話に入る時のことば・ところで
- 何かを始めようとするときや、ためらったりするときに言うことば・あらためて考えてみようとするときに使うことば・さあ
「さて、本題に入ります」
「さて、勉強しよう!」
「さて、困ったな」
「さて、どうしたものか・・・」
「さて」は、何かを始めようとしたり、話題を変える時、ためらったりあらためて考える時に使うことがわかりました(*^^)
切り替える時に使える便利なことばですね。
勉強や仕事のスイッチを入れる時に使ってみてください♪
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆