「牙城を崩すことができるのか!」
がじょう・・・?
どういう意味なのでしょうか?
類語も気になります。
今回は、「牙城」の
- 意味
- 語源
- 類語
- 使い方
などをお伝えします!
「牙城とは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「牙城」ってどんな意味?
牙城の意味はこちらになります。
出典:三省堂国語辞典
牙城(がじょう)
- 城の中心・本陣(ほんじん)
- 本拠・根拠地
- かたいそなえ
- 勢力のちゅうしんになっているところのたとえ
参考:三省堂国語辞典・現代標準国語辞典
城の中心、根拠地、勢力の中心になっているところのたとえ、かたいそなえが「牙城」です。
どうして「牙城」というのでしょうか?
「牙城」の語源は?
出典:現代標準国語辞典
牙城・語源
- 昔、中国で、天子や将軍の旗を「牙旗(がき)」、その旗を立てる本陣を「牙城」といったことから
中国で、天子(でんし:君主の称号)や将軍の旗を「牙旗(がき)」といっていました。
その旗を立てる本拠地を「牙城」といったことから、勢力の中心になっているところを「牙城」というようになったとのことです。
「牙城」の類語は?
- 根拠地(こんきょち:活動の中心となっているところ)
- 本陣(ほんじん:戦いのとき、大将がいるところ)
- 砦(とりで:本城を守るために、本城からはなれた場所につくられた小さな城)
「防御を固めた場所」などの意味を持つことばが『牙城』の類語です。
「牙城」の使い方は?
- 新人がベテランの牙城を崩すことができるか、この対戦は見ものです
- ○○社1強の牙城を崩すことは、たやすいことではない
- 守備陣の牙城を崩すことができなかった
- ライバルの牙城に迫る勢い
組織や、勢力の中心となる部分にダメージを与える時、手ごわい相手にダメージを与え崩す時に「牙城を崩す」という表現をします。
スポーツで「牙城を崩す」と使われることが多いですよね。
ベテランのかたい守りを新人が崩すことができるのか、そういう場面で「牙城を崩すことができるのか!」などと使われています。
まとめ
今回は、「牙城を崩す」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
牙城(がじょう)
意味
- 城の中心・本陣(ほんじん)
- 本拠・根拠地
- かたいそなえ
- 勢力のちゅうしんになっているところのたとえ
語源
- 昔、中国で、天子や将軍の旗を「牙旗(がき)」、その旗を立てる本陣を「牙城」といったことから
天子や将軍の旗を「牙旗」というのは、旗竿の先に象の牙を飾ったからです。
猛獣が牙で身を守るのをまねて、そのようにしたんですって(*''▽'')
とにかく、「牙城」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆