「スタジオは興奮のるつぼと化した!」
るつぼ・・・?
どういう意味なのでしょうか?
語源も気になります。
今回は、
- るつぼの意味
- 「るつぼと化す」の意味と語源
- るつぼの使い方
などをお伝えします!
「るつぼとは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「るつぼ」ってどんな意味?
るつぼの意味はこちらになります。
出典:ベネッセ新修国語辞典
坩堝(るつぼ)
- 高温に熱して中に入れた物質を溶かす、円筒形の深い容器
- いろいろなものが入り混じった状態や場所
- 大勢の人が熱狂する状態や場所
参考:ベネッセ新修国語辞典
「金属などを熱して溶かすのに使う入れもの」「いろいろな種類のものが混ざっている状態」「大勢の人が熱狂している状態や場所」が『るつぼ』です。
「るつぼと化す」の意味と語源は?
出典:現代標準国語辞典
「るつぼと化す」は、そこにいる人々の感情が激しく高まっている状態や場所のたとえです。
金属などを溶かす耐熱性の容器の「坩堝(るつぼ)」が灼熱で沸き立つことから、大勢の人の感情が激しく高まることのたとえにつながりました。
「るつぼ」の使い方は?
- コンサート会場は、興奮のつるぼと化す
- 劇的な勝利で、スタジアムは興奮のるつぼと化した
- ニューヨークは人種のるつぼだ
大勢の人が興奮して感情が激しく高まっている、いろいろな種類のものが混ざっているときに「るつぼ」を使いましょう!
まとめ
今回は、「るつぼ」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
坩堝(るつぼ)
意味
- 高温に熱して中に入れた物質を溶かす、円筒形の深い容器
- いろいろなものが入り混じった状態や場所
- 大勢の人が熱狂する状態や場所
るつぼと化すの語源
- 金属などを溶かす耐熱性の容器の「坩堝(るつぼ)」が灼熱で沸き立つことから
「るつぼと化す」、ぐらぐらと熱せられて興奮するイメージがわいてきますね。
いろいろなものが入り混じった状態や場所の「るつぼ」は、戯曲が語源とのことです。
イギリスの作家イズレイル・ザングウィルが、他民族が混沌したアメリカ社会を形容して「坩堝」を意味する「melting pot(メルティングポット)」という戯曲名にしたことから、広く用いられるようになったんですって(*''▽'')
※melt(溶ける)
とにかく、「るつぼ」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆