「草分け的な存在です」
くさわけ・・・?
どういう意味なのでしょうか?
語源も気になります。
今回は、「草分け」の
- 意味・草分け的存在とは
- 語源
- 類語
- 使い方
などをお伝えします。
「草分けとは?」って思ってる方の参考にしていただけると嬉しいです(*''▽'')
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「草分け」ってどんな意味?草分け的な存在とは?
草分けの意味はこちらになります。
出典:チャレンジ小学国語辞典
草分け(くさわけ)
- 新しいものごとを始めること・また、その人
- 物事を初めて行い、発展の基礎をつくること・また、つくった人
参考:チャレンジ小学国語辞典・現代標準国語辞典
「新しいものごとを始めること、始めた人」「物事を初めて行い、発展の基礎をるくつこと、つくった人」が『草分け』です。
「草分け的存在って?」
「的」の意味を見てみましょう。
的 テキ・まと
出典:チャレンジ小学国語辞典
- まと(例:的中・的外れ・標的)
- 目あて(例:目的)
- たしか(例:的確)
- (ほかのことばのあとにつけて)「…の性質を持つ」「…のような」などの意味を表す(例:劇的・文学的)
参考:チャレンジ小学国語辞典
草分け的の「的」は4の「…のような」の意味ですね。
草分け的存在の場合、「その分野を始めておこなった(発展の基礎をつくった)ような存在の人」という意味になります。
どうしてそのような意味になったのでしょうか?
語源が気になります。
「草分け」の語源は?
出典:ベネッセ新修国語辞典
草分け・語源
- 荒れ地を切り開いて草を分け、村の基礎を作ることから
草分けのもとの意味は、「荒れ地を切り開いて草を分け、村の基礎をつくること」です。
そこから、「物事を初めて行い、発展の基礎をつくる」という意味につながっています。
「草分け」の類語は?
- 創始者(ある物事を最初に始めた人)
- 開拓者(新しい領域を切り開く人)
- 革新者(新技術などの導入者)
- イノベーター(革新者)
- パイオニア(ほかに先駆けて物事を始める人)
- 先駆者(せんくしゃ:ほかの人に先立って物事をする人)
- 元祖(がんそ:物事を最初に始めた人)
- 先がけ(ほかのものより先になること)
「物事を最初に始めた人」「新しい領域を切り開く人」などの意味を持つことばが『草分け』の類語です。
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「草分け」の使い方は?
- 自然保護活動の草分けとして知られる団体だ
- あの先生は、○○の分野において草分け的な存在です
- 彼女は女性騎手の草分け的存在だ
- SNSの草分けは○○です
新しいものごとを始めることやその人、発展の基礎をつくることやその人を表すときに「草分け」を使いましょう!
草分け:まとめ
今回は、「草分け」の意味などをお伝えしました。
以下がまとめになります。
草分け(くさわけ)
意味
- 新しいものごとを始めること・また、その人
- 物事を初めて行い、発展の基礎をつくること・また、つくった人
草分け的存在とは
- その分野を始めておこなったような存在の人
語源
- 荒れ地を切り開いて草を分け、村の基礎を作ることから
荒れ地を切り開いて草を分け、村の基礎をつくる。
語源を知ると深いことばだと感じます。
最初におこなうことは労力も努力も並大抵ではありませんものね(*''▽'')
とにかく、「草分け」の意味がわかってスッキリしました!
あなたとご家族が、笑顔あふれる日々でありますように☆